祖母へ。　ありがとう。さようなら。

2013-12-02 | 暮らし

前回のブログ更新からあっという間に１ヶ月が過ぎ、１２月になってしまいました。

ご無沙汰しておりますが皆様！お変わりないでしょうか？

シュガー家は皆、元気にしております。

昨日、ねーねが修学旅行でアメリカのボストンに出かけました。

いつも、ご飯をくれるねーねがいないのでシュガーは不思議そうです。

話は、変わりまして・・・。

前に、私事で祖母の入院、母の入院をブログに載せましたが、

100歳を迎えた祖母が１１月２２日に逝去しました。

１００歳と１ヶ月１１日の人生でした。

病院生活は４ヶ月。看護師さんたちには本当にお世話になりました。

母が倒れ、退院はしたがまだまだ日常生活を送るのが精一杯の為、父、叔母達、妹、甥、私で今まで

祖母のお世話をして来ました。

４ヶ月間で、食事をしていたのが食べれなくなり、点滴だけの生活になり、それでも、声をかければ、

目を開け返事もしてくれ、帰るときには手も振ってくれていました。

１１月１８日に病院から自宅に連絡が入り、個室に移りました。

それからは、交代で病院に泊まりのお世話になりました。

血圧、酸素の取り込みも安定したいたので、また元気になるよ！など、言っておりましたが、

点滴の入れる所もなくなってきて、最後には、４人のナースでやっと見つけた細い血管に点滴を入れて頂き

ました。２２日の朝はまだ、血圧も安定し、普段と変わらずにいましたが、午後バイタル測定をすると

酸素の取り入れが計測出来なくなり、血圧が徐々に低くなって来ました。

その日は、祖母の末っ子である叔母が泊まる予定でしたが、私も妹も家には帰れず、３人で泊まり込みました

肩で息をし、痰がつまり苦しそうにし、看護師さんに何度か痰をとって頂く姿をみると、

もう、頑張らなくてもいいよ。と、祖母に話しかけていました。

日勤担当のナースが最後にバイタル測定に来たときには手足の指先にチアノーゼが出て来ていて、

サチュレーショも測定不能、血圧も若干下がっていて。３０分置きに測定に来てくれました。

夜勤担当のナースにかわってからは、ゆっくり家族で最後を過ごしてください。と言った感じでしょうか。

バイタル測定も１回だけで、私たちで、１分間の呼吸数を数えておりました。

２０回の呼吸数が１５回になり。日時が２２日に代わり、おむつ交換に来てくれてから、数十分。

痰がたまり、苦しそうな仕草をしたのですぐにナースコールで来て頂き、痰をとって頂いたのですが

その後、すぐに呼吸がない事に気付き・・・。

ナースもモニターを確認したとこと、呼吸をしていない。と話され、先生に連絡をし、０時５１分死亡確認。

悲しいというより、本当にお疲れさま。と思った瞬間でした。

私たちも、最後まで介護でき、祖母と最後まで一緒にいられ、満足でした。

通夜、葬儀にもたくさんの方々に参列して頂き、祖母は幸せな人でした。

母もずっと祖母の介護をしてきて、途中で倒れ、このまま祖母とお別れも寂しいでしょうし、

家に帰りたいと言っていたので、納骨は四十九日までせず、お家で家族と過ごす事にしました。

未だに、食事の時は部屋からシルバーカーを押して祖母が歩いて食卓に来そうだよ。と言っております。

長い人生、いろいろあった事でしょうが、本当にお疲れ様。今までありあとう。そして、さようなら。

私にとって、いろいろ教えてくれた祖母には感謝しきれません。ゆっくり休んでくださいね。

７月２６日から入院し、仕事が休みの日には病院へ出かけていたので、ブログも休みがち、

シュガーもばーばとお留守番が多くなっていたので、昨日、ねーねは留守でしたが、

近くの公園に秋の最後を感じに行ってきました。

　　　　　　　　　　