手揉み茶にお湯を注ぐと

手揉み茶を飲んだことはありますか？
美味しく飲んだことがある方には分ると思いますが・・・
独特の手製の香りと旨みがあります。
機械で作った茶の味とは違います。

・・・・で
もちろん急須で淹れるわけですが
淹れた後の急須の中を覗いてみると・・・写真のように
茶畑で摘んだ新芽の形体そのままの姿が見られるわけです。

もちろん手揉み（手製）の最中に葉や茎が、ちぎれてしまうこともありますが
機械で製造した物とは比較にならないほど、茶畑の茶芽の姿を保持しています。

これが美味しさの秘訣なんですね。

塩梅よく力を加えながら、水分を切りながら細く揉みあげていきます。
よく水分が切れて、よく揉まれるほどお茶の味、旨み、香りが増していくんです。

手揉み茶を飲む機会がありましたら

お湯の温度は60～65度まで冷まして1分以上は（急須内で葉が開き始めるまで）
浸出を待って下さい。

ゆっくり優しく湯のみに注いで下さい。
きっと忘れられないお茶の味を楽しむことができますよ。