
昭和22年10月14日の広告。アテネ劇場では「四つの恋の物語」という映画を上映。これは4つの恋をテーマにした物語を、4人の監督がそれぞれ描いたオムニバス映画。榎本健一、池部良、飯田蝶子などが出演していた。
一方の杉田劇場ではいつもの市川門三郎一座が歌舞伎を公演している。「吃の又平」、「三つ面子守」他が演じられた。相変わらず門三郎一座が出演しているのだが、このような興行がいつまで続いたのだろうか。
この先の広告を見ていくと、12月下旬までずっと市川門三郎一座が出演している。門三郎たちは9月中旬から続いているので、約3か月間、出っぱなしだったようだ。この一座の大ファンだったという杉田在住の古老がいるが、おろらくこれも観ていたに違いない。
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