3月10日(水)に開催する「第50回いそご文化資源発掘隊」のチラシを公共掲示板に貼って回っています。今日は汐見台に行ってきました。
例年ならば貼るスペースに困るくらいのチラシが並んでいるのですが、昨年来のコロナ禍のなかでは、どこの施設も公演が少なくなっているからでしょうが、今は貼り放題です。
こんなチラシを貼らせていただいた帰り道、自転車で産業道路を杉田に向けて走行中に、改めて気がついたことがあります。ここの歩道横に小さな川があるんですね。
歩道とJR根岸線の間に橋のような構造物がありました。
森方面を振り返ると、こんな感じです。
これは橋のようなものではなく、まさに橋でした。名前は「はたたてはし(旗立て橋)」。
『磯子の史話』や『屏風浦物語』(屏風浦小学校・創立50周年記念出版)を読んだ方は覚えているかと思いますが、森の海岸から400,500メートルの沖に円筒形の石がたくさんあり、これを村の人々は「旗立石」とよんでいた、と書いてあります。この石に源氏の兵士たちが白い旗を立てて林立させたと伝えられています。バス停や商店街名に「白旗」という名称が残っているのは、そういう歴史があったからなのです。
この辺がその場所だったのでしょうかね。
旗立て橋は昭和38年の竣工です。昭和34年から始まった根岸湾埋立で、おそらく埋め残してこの川ができたと思われます。
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