杉田劇場から

2005年2月5日にオープンした磯子区民文化センター杉田劇場のスタッフが綴るブログ。公演案内の他に美味しい情報も♪

ポルトガル&日本家庭料理「マリア」の弁当

2021-02-06 | 美味しい地域情報

 2月3日は初午だったので稲荷ずしを食べようと思い、プラムロード杉田商店街の「味一」を訪ねた。時刻は12時30分ころだったかな。

 ところが、こんな早い時間なのに店頭からはすべての商品が消えていた。やっぱり、地元の方々も考えることは同じ。初午の日にはお稲荷さんなんだよね。

 仕方ない、次なる候補の「ながら」に行こうと数歩、進んだところで、「マリア」にOPENの札がかかっているのを発見。今までは昼ごろ訪ねても開店していなかったのだが、この日はどういうわけか店内に明かりがついていた。しかも、ドアの横には、なんとテイクアウトメニューが書かれているではないか。写真を撮るのを忘れてしまったが、3種類ほどポルトガル風の料理名が並んでいた。

 ドアを開けるとカウンターにはいつものお婆さんが座っていた。ここの大家さんである元「釣り具むつや」の女将さんだ。厨房にはマリアさんも。

 聞けば、最近はコロナの影響で店内飲食のお客さんが減少し、こんなテイクアウトのお弁当を始めたという。ということで、なんとなくお肉が食べたかったので、「羊肉のトマト**(なんとか)」を注文。ご飯が完売になってしまったのでいま炊いているところだった。ずいぶん売れているんだねぇ。

 炊きあがるまで15分ほどかかるというので、元「釣具店むつや」の女将さんと雑談。話題は昔の杉田の様子だ。杉田に住んで70数年のお婆さんだが、いろいろ記憶しているのはすごい。

 旧杉田劇場の隣に料理屋の「吐月館」があったことも教えてくれた。これは16号線沿いの「シティ開発」の河原さんご夫妻からも聞いていることだ。

 やっぱり、マンション「吐月館」の場所には昔、同名の料理屋があったのだ。これはほぼ確実だと思う。あとは地図とか電話番号簿で確認できればいい。

 そんなことを話しているうちに、私の注文した弁当が出来上がった。

 立ち上がると、今まで気がつかなかった絵画が壁に飾られているのを発見

 これは誰が書いたの?と聞くと、マリアさんが書いたという。この絵は有名なフェルメール作「マルタとマリアの家のキリスト」だ。真似て書いたのだろうか? 次回訪問した時に確認してみよう。

 持ち帰った弁当。分厚い肉が2枚、そしてゴロっとしたジャガイモ、パプリカ、トマトが煮込まれていた。

 ご飯も美味しい♪

 サラダもたっぷりあるし、デザートのキウイはまるごと1個!

 これで680円だ。

 来週も買いに行こうかな~

by うめちゃん



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