道楽談義@水族

「水族」お知らせブログ&日常茶飲み事&時々旅行記録

紅茶専門店ティーズ・リンアン

2012-01-09 22:44:29 | 紅茶の店

新しいお店に行ってきました。
それもかなり遠出です。愛知県の尾張旭市。
きっかけは日本紅茶協会の「紅茶の美味しい店認定店」のリストを見ていた時に、愛知県の中でもこの尾張旭市にあるお店が何故かすごく多いことに気付いたからです。
「何故?」と調べていくと、どうも紅茶で町おこしやってるらしいんですよ。
紅茶協会の認定店を全国一にする計画らしい・・・。

で、丁度お正月に夫の実家の大阪に行く時、丁度途中に寄れるから、ということで行ってみました。
(尾張旭のどこが大阪行く途中に寄るルートだというツッコミをした貴方は正しいです。でもこの時名鉄・近鉄ツアーしながら大阪行ったのでちゃんとルート途中なのです。)

で、どうせ行くならこの町おこしの言いだしっぺの人のお店に行くべきよね、ということで選んだのがこのお店。
名鉄・瀬戸線の尾張旭駅より2つ名古屋市内寄りの「印場」という駅で下車。
徒歩10分位です。
尾張旭駅で下りれば「紅茶で町おこし」的な幟もはためいているらしい・・・のですが、印場駅は割と小さな駅なので、それらしいものはありませんでした。

こちらが外観。白い壁に赤い屋根の一軒家でメルヘンチックな感じの素敵な建物です。


内部はちょっと写真撮るのは憚られたので無いですが、ウッドティストの落ち着く雰囲気でした。あと天井が高かったです。ログハウスみたいに屋根まで吹き抜けみたいになっていました。

アフタヌーンティーセットがあったのでお昼兼ねてアフタヌーンティーセットにしました。1時ごろ着いたんですけどね。「こんな時間からでもいいですか?」と一応聞いてみました。「もちろんいいですよー」とのこと。他にもアフタヌーンティーセット頼んでる人多かったです。

そして来ました。三段トレイ。これは二人前です。


真ん中の段にスコーン。やや小ぶりでふわっとしたソフトタイプ。
クロテッドクリームとジャムがついてます。


下の段はキュウリとサーモンのサンドイッチ。
塩加減が絶妙で美味しかった。・・・もっと食べたかった。


上段にケーキ4種。一種類が二つに分かれていないので、二人で相談して適当に分けることになります。私たちは4種類を全部食べながら半分づつにしました。


食器はノリタケでした。


紅茶の分量はカップにしてほぼ3杯位。私としてはアフタヌーンティーにはやや足りないかなー・・・と。

アフタヌーンティーセットは1200円です。ただしこれにはお茶はついていませんので、紅茶は別途オーダーです。
紅茶のお値段は600円~900円位。
お茶はインドからセイロン、中国までかなり幅広く。
セイロンがちょっと余り聞かない産地のものとかがあって興味深いです。
(サバラガウワとかウダブッサラワとか)
こちらは茶葉を独自買い付けしているようです。サイトでネット販売もしてます。
大体どの産地のものもオーソドックスなブレンドと、茶園指定のものと二段階位あってその日の気分と懐具合(笑)によって選べるのはいいなと思いました。茶園指定のものは当然少しお高めなので・・・。
あともちろんダージリンのシーズンものもありますよ。

そんな私はやっぱり最初に行くお店はアッサム。
それもオーソドックスな方。
やさしいほのかな甘味の感じられて美味しかったです。

さすが、紅茶で町おこしの言いだしっぺの人のお店だけあります。
雰囲気もゆったり過ごせる感じで良かったし、行って良かったです。

しかしこの尾張旭市、他にも行ってみたいお店があるのだが、如何せん東京からは遠い・・・。一泊して二日ぐらいかけて何軒か回りたいなあ・・・と。
そういうことを考える人間が最低一人でも出たということは町おこし的には成功なのか?

ちなみに今、尾張旭市の紅茶の美味しい店認定店は15店舗。
人口一人当たりのお店の多さは全国一だそうです。
店舗数だけなら大阪市が一番多いそうです。
気付かなかった・・・。
東京23区を一まとまりで考えればもちろん東京が一番多いです。
大阪市は行政上、区で分かれてないからね。今はまだ・・・。

【千尋】


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