無料弁当60個+マスク、お菓子を21:30から提供して23:00頃に残り5個。開始時に10名ほどの行列。ここ数日の人の多さに比べると若干少ない。ほとんどの方が開始時に訪れ、その後は落ち着いていた。

某所より防災用のアルファ米を頂いた。小分けになっている物を想像したが、そうではなく、一度に大量に作るタイプの物だった。「50袋」かと思っていたら「50食分」だった。何人か必要そうな方に声をかけ、提供した。以前にアルファ米の提供をしたこともあり、ご存知の方ばかりだった。水なら60分ほど、お湯なら15分ほどつけるだけで食べることができる保存食。炊飯器で炊いて食べたという利用者もいた。今月末で無料弁当は終わるが、しばらくはこれで食い繋げるだろう。

昨夜、米などの食材を提供した方は今夜は来なかった。「来ないね」とスタッフが寂しそうに言うが、これでいいのだ。弁当2個の為に、わざわざ練馬区から自転車で往復することは無い。昨夜提供した食材で、数日間は食い繋げるはず。健闘を祈る。

線路の反対側のホームレスへ今夜も配達をする。「お世話になっているから」とクオカードをくれた。金券だから受け取れないと何度も言ったが「よく分からないし気味が悪い」と頑ななので、ひとまず受け取ることにした。怖い目にあっていないか尋ねると「ガキがウルサイ」と言う。「小学生?」「いや、50代。邪魔だって言われて石を投げられた」5人ぐらいで、ちょっかいを出しに来るらしい。
「柔道やってたんで、いざとなったら、やっつけてやるから」と強がるが、彼は当店まで来られないほどに足が弱っているはず。次は近くの交番に相談するように伝える。もっと安全な場所への移動を提案すべきだろうか。人通りの多い場所は危険だ。

最終日が近づいている。不安と寂しさが入り交じる日々。
(9/25のTweetより 一部修正)