無料弁当50個＋お菓子を21:30から出して23:20に完パケ。開始頃から雨が降り始め、時折強くなり不安定な空模様。こういう天気の時は取りに来る方が少なくなるのだが、雨の中、新規の方が訪れるなどして無事終了。小学生女子が同級生からお米と手ぬぐいの寄付をもらったとのこと。嬉しいです。
先日DMをくれた学生が、わざわざ新宿から徒歩で弁当を取りに来てくれた。事情により休学し、都の支援でホテルに住みながらバイトをしているらしい。雨も降り、そのまま帰すのはさすがに可哀想なので、わずかな交通費と雨具を提供した。弁当を食べて涙したという丁寧なメッセージに、こちらも涙する。
もう一人の若い方は、先日のテレビの報道を見て来てくれた。放映時は困窮していなかったが、その後に苦しくなり、報道を思い出して来たのだと言う。10万円の再給付さえあれば、わざわざこんなところまで弁当を取りに来なくてもよかったはず。彼と同じように、ギリギリまで我慢したことで苦しんでいる方も多くいるだろう。給付金があれば、助かる命もあったのではと強く思う。
どこで誰が何を見て情報を得ているかは分からない。どこでつながるかは分からない。初めておにぎりを店頭に置き、それが全て無くなったと分かった日は半信半疑だった。中間層が、階層ごと下に落ちて、多くの方が苦しい思いをしている。
暗闇にイキテ、イキテと打電し続けて、それに気づいた。「この店を見つけてくれてありがとう」と、取りに来た方みんなに言いたい。
（6/1のTweetより 一部修正）
