無料弁当41個+お菓子、マスクを21:30から出して22:15頃に完パケ。その他にご寄付頂いた大量の保存食を14時ぐらいから少しずつ出し、夜になってからは大量に出した。保存食が多かったので弁当少なめにしたのだが、驚異的な早さで無くなったので、数名の方には非常食のみになってしまった。数を予測するのは難しい。
保存食は、昼にはほとんど減らなかったが夕方になると、新規の方が何名か訪れて持ち帰った。数量制限をしなかったので、一度持ち帰ってからもう一度来店される方もいた。夕方頃の利用者は、夜には来たことのない方がほとんどで、女性も何人か訪れ、感謝された。
ご飯パックとカップ麺は、ホームレスには不要かと思っていたが、カップ麺は水で時間をかけてふやかせば食べられるらしい。ご飯パックも日光で温めれば食べられるのだろうか?祝日で仕事がお休みの方もいたのか、大勢訪れた夜だった。保存食はまだまだあるので、明日からも少しずつ出します。
スタッフのSさんは、これまでに私物の防寒着、寝袋、布団や枕、キャリーケースなどをホームレスや困窮者に提供してきた。私は「希望者全員に同様の事ができない場合はやるべきでない」と思っていて、私物の提供は積極的にはしてこなかった。だが今夜、ある方に私物の炊飯器を提供した。
以前に欲しいと言われていて、家で使っていないものがあったので、あげると約束していた物だ。高額な物を購入してあげたり、大金を貸したりはしない。(そもそもそんな余裕はない)必要だと言われたものを必死に探したわけでもない。彼だけを依怙贔屓したつもりもない。ただ、バトンをパスしただけなのだ。そう思うことにした。
路上脱出一号が久々に訪れた。昨日、役所で倒れて救急車で病院に行った話をしてくれた。肝硬変だと言われたらしい。「あの、風呂券(銭湯の入浴券)もらえないでしょう 風呂入ってなくて…」先日は、ホームレスへの弁当配達の対価としてあげた。今回は何もしていない。「明日も来てくれたらあげます」と、条件をつけることにした。
扇風機は必要無いか聞くと、エアコンをつけていると言う。水が欲しいと言うので提供した。自暴自棄になっていた彼が、少しだけ前向きになっていた。他のスタッフにも積極的に挨拶していた。「明日も来ます」三歩進んで二歩さがる。人生はワン・ツーパンチ。歩いて行こう。
(7/23のTweetより 一部修正)
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