無料弁当60個+チャーハン弁当10個、鮭弁当12個、お菓子、マスク。21:30から出して23:30に残10。
月に一度の夜回りの日であったが、いつもおにぎり作りを手伝ってくれるホームレスと時間的にすれ違い、かあさん一人でつくることに。いつもはホームレスに配達してもらうのだが、鮭弁当12個を持ち、元ホームレスのばぁちゃんとタクシーで川岸のホームレスの家へ配達。いつものホームレスの方がたまたまいて、仲間に配布してくれた。川でビッグイシューで働く予定だった、普段は缶集めをしている方と再会。肝臓が悪くて思うようにいかず「自殺する」と口にしたらしいが、話しているうちに落ち着いたそう。
その後に通常の数の弁当づくりをし、さらに追加でもう一種類つくる。
9月から生活保護を受給することになり、既にアパートに住んでいる方の話を聞く。当店のオーナーの助言を聞いて役所に行き、生保の申請をしてから、決定まで二ヶ月もかかったらしい。遅れた事情は不明だが、友人の家に仮住まいしているだけで、住居が無い状態なのに、なぜそんなに待たせるのだろうか。二か月の間に途中で担当者が変わったらしく、新しい方が優しく対応してくれたおかげで受給が決まったと言う。「よく途中で心が折れずに頑張りましたね」と言うと、彼の目は潤んでいた。
自転車で来ていたスタッフのSさんにお願いをし、会館周辺の見回り、知り合いのホームレスと毎晩届けている方への弁当配達をしてもらう。
路上脱出一人目の支援者が来て、9月の生保受給をする意志があり、受給に付き添うことなどを報告してくれた。支援者の助力に頭が下がる。Sさんがここのところ連日励まし続けた事も、治療を拒否して自暴自棄になっていた彼が前向きになった要因のひとつだろうと思う。「生きることを諦めないでほしい」思いを伝えたところ、こちらの方も目を潤ませていたらしい。
昨年の12/28に始めたこの活動も、昨夜でちょうど8ヶ月を迎えた。9月末日までの延長を決め、店頭に掲示した。私達はやれることをやるから、政府もやれることをやれよ。まだまだあるよね、コロナ対策。あるよね公助。あきらめたらそこで試合終了だよ。
(8/30のTweetより 一部修正)
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