無料弁当58個+お菓子、マスクを21:30から出して23:00頃に残5。21:20頃、開始10分前から徐々に見かけない方々が集まり始める。常連と新規の方を合わせ15名ほどの大渋滞。かつてない事態なので、列をつくって並んでもらい、順に取ってもらう。やむを得ず一人2個までとする。店内では追加で弁当を作り始める。
「以前に来たことがある」という20代の若者が5名ほどの同年代の仲間と共に来店。埼玉や千葉在住と居住地はバラバラで、何かの勉強のために赤羽を訪れ、連れ立って来たとのこと。二駅離れたところから来る元ウェイターの高齢者は今夜も来て、「弁当づくりのスタッフ募集していませんか」と再び聞いてくる。
路上脱出一号は今夜も来た。夕方に、支援して下さっている区議から報告を受けている。次回の保護費は不動産屋が一時的に預かり、一日に二千円ずつ渡すことになったそう。生きる事に前向きなのはいいことだが、昨日友人から酒を奢ってもらい、呑んだ事を知っているので、肝硬変を甘くみないよう伝える。
通りかかった方から「昨夜も人が集まっていたけど、無料で弁当配ってるの?なんでこんなことやってるの?」と聞かれる。まだ生活困窮者支援を理解できない方がいる。知らない方は多いが、おそらく今後このような取り組みは増えていくように思う。階層ごと底が抜けたような貧困がこの国に広がっている。
(7/27のTweetより 一部修正)
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