無料弁当50個とお菓子を21:30から出して23:00頃に残9。今夜も雨。時折強く降るが、風が無いので弁当に吹きこむことは無い。前回同様に、個数別に袋に入れ、持ち帰りやすいようにした。「悪天候の中、取りに来てくれてありがとう。ご苦労さま」と声をかける。
今夜も路上脱出1号のアパートへ弁当配達に行く。昼に、やっと役所へ行ったとのこと。寝起きなのと、久々に役所まで移動したからか、体調が悪そう。月曜の朝に再訪するように言われたらしい。保護費が継続されるかは、月曜の約束を守れたら…ということなのだろうか。約束を何度も破る1号が悪いのだが、この土日の間、1円も無いこの方はどうやって生きろというのだろうか。また近所の公園で見知らぬ人に金の無心をするか、知り合いの酒呑みを頼ることになってしまう。寝ぼけているので会話にならず、話している内容も定かではない。仕方なく店に戻り、明日再訪することに。何度でも、励まし続ける。
昨日来店し、以前に大量の冷蔵品&冷凍品を寄付してくれた方は、この道のプロ。自宅と離れにホームレスを共同生活させるなどして、これまでに150名の方を支援してきたと言う。中にはアル中や気難しい方もいて、包丁を持った方に家族が追いかけられたこともあるらしい。私費を投入し、家族に反対されながら今もホームレスを支援している。
そんな方から、以前の大量の食料がどのぐらいで無くなったか聞かれたので、大きな冷蔵庫や冷凍庫が無いために、ほとんど一晩で提供したことを話すと驚いていた。「明日の食料があるということは、困窮者には希望なんだよね。その分、生きられるってことだからさ…」「毎晩続けるのは大変だと思うけどさ、貴方達がやっていることは、赤羽の犯罪を減らす事に繋がっているはずだよ。支援活動は辛いことだけじゃなくて、いい事だって必ずあるはずだから」
彼は人を助けることに、生き甲斐を感じ、感謝していると言う。困窮者支援のベテランから、温かいエールを頂く。頑張れる。
(7/3のTweetより 一部修正)
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