税金を注ぎ込むのであれば五輪はやって頂きたいと以前の記事で書いた。
が併し…最近の動向を見る限り、五輪は無理なのではないか…。
「復興五輪」の筈が、何時の間にか「人類がコロナに打克った証」と其の目的と方向性が挿げ替えられてしまった。
一向にワクチンの調達が出来ていない。
報道では、森喜朗前会長が五輪をどうしてもやるべきだと云った報道がなされていたが、昨年3月に二年延期すべきだと主張していた。
森氏は、今後の感染状況の予測が付かないとして二年延期の主張。
当時安倍は、根拠無く日本でワクチンは作れるから大丈夫だとして、森氏の提案を一蹴した。
今、菅義偉は己の自己保存の為に五輪をやろうとしている。
コロナ収束よりも、何とか五輪をやって己の名声を上げたい。
政党、政権の利益のみを考えて政を行っている。
今回の緊急事態宣言の発動も、バッハの来日のタイミングに合わせてである。
緊急事態宣言が出ているにも拘らず、街中は人混みに溢れ、街中は外飲みで空になったアルコール缶で溢れている。
人との接触を抑えねばならぬ時に、此の有様で感染者が減る筈が無い。
「一部の少数の人間がアホな事をやっている為に、皆がそう思われてしまう」
と云った、コメンテーターを気取った芸能人がほざいていたが違う。
大多数の人間がモラルやマナー違反を犯していて、まともな人間は少数…否、極僅か。
馬鹿が大多数である。
殆どの国民がモラルやマナーが無いのである。
日本人は腐り切った。
旧き良き日本人はもう居ないのである。
今は、腐り切ってしまった。
旧き良き日本人は、今や幻想である。