歳の頃は30代半ばか。
20代の女性も良いが、30代半ばから40後半の女性に、吾は欲情してしまう。
50代の五十路の女性が悪いと云う訳ではない。
好みは人其々である。
家庭が在るのだろうか。
旦那は?
子供は?
週何回のSEXをしているのだろうか。
ひょっとして独身なのだろうか。
胸は主張し過ぎず、腰のくびれはクッキリ出ていて、尻は跳ね上げた様に上を向いていた。
あんないい女を抱いている男が羨ましい。
等と、不埒な妄想を逞しくしていた。
男と女は、容姿よりも体の相性が重要だ。
抱き合った時の肌の触れ合う感触と匂い。
吾は過去に、
「あなたとは性格や価値観が合うから駄目じゃないんだけど、体の相性が合わない。悪いけど別離れて」
と振られた事が在る。
ハッキリ云う女だった。
男女間は、精神的な相性と繋がりだけではない。
容姿の好みや、性格又はフィーリングが多少合わずとも、体の相性が良くて交際しているカップルもいる。
容姿は慣れれば苦にならぬし、性格やフィーリングの合致はどうにでもなる。
併し、体の相性だけはどうにもならない。
マッチングは回数肌を合わせねば分からない。
側から見れば、「何であんないい女(男)と分かれるんだろう」と不思議に思うカップルもいた。
理由に体の相性だと云う。
体の相性は、SEXだけではなく、近くに居て肌同士が感じ取るフィット感も含まれる。
男や女が他の体を求めて浮つくのは、交際、結婚して肌の相性が合わぬ事に気付き始めるからでもあると思う。
吾は今や、合わせる肌の女性と出会う機会も無い。
昔の様に、こんにゃくにスリットを入れて人肌に温めて、代用していた頃が懐かしい。
嗚呼、人肌が恋しい。