秋雨前線が居座っている。
西日本の各地が大雨に見舞われている。
諺に…「やまぬ雨はない」
諺?
ん?
俗語だったかな?
と在るが、止みそうにない。
偶に降る雨は精神衛生上に非常に良いが、連日降り続くと憂鬱になる。
盆休みとは云え、コロナが以前にも増して猛威を奮っている。
今やデルタ株が地上を跋扈している。
吾も、先日やっと1回目のモデルナワクチン接種をした。
副反応と云えば、肩が少し上げ辛くなり、少々の頭痛程度だった。
問題は2回目である。
巷では激しい高熱が出るとの事。
特に女性に其の症状が顕著であるが、女性の方が免疫力が強いからだと聞く。
職場へ配送に来る各会社のドライバーによると、皆が38度から39度の熱が出たと話す。
聞いた人皆が口を揃えて高熱が出たと云うのを聞くと、2回目は辞退しようかと考えた。
だが、若し感染でもしようものなら、吾の年齢から云えば重症化は免れない。
今や此のデルタ株は、20代や30代の若者さえも重症化しており、死亡者も出ている。
ワクチンの2回接種完了者でさえも感染して死亡している。
恐ろしい。
矢張り2回目は打っておきたい。
医師の中には、ワクチンを懐疑的に捉えていて、其の家族にも打たせない様にしていると云う医師も居る。
ワクチンを打って数年後に身体に異変が起きる事を心配しているのが理由と云う。
打つ打たぬは個人の自由。
我が国は都市封鎖が憲法絡みで出来ぬ。
都市部の通勤ラッシュの様子を見て…
「そりゃ感染するわな」
飲食店を標的にしていたが、実は其の多くは此の通勤ラッシュよる感染が実相なのではないか。
此のラッシュで感染した者が、職場や学校、デパート、飲食店へ散らばり感染させている。
都市封鎖実行の議論を始めてはどうか。
遅きに失(しっ)するとも思えるが、此の儘政府や自治体が国民にお願いするばかりは何の役にも立たぬ。
万策尽きた感が在る。
夏の酷暑は、先日の台風が持ち去って行った様だ。
秋雨前線が列島を覆うと云う事が其れを物語っている。
空気感が秋である。
此の世に神仏が御座しますならば、此の世に蔓延るコロナなる疫病を祓っては下さらぬか。
だが、神仏は何時も無口である。
吾等、人間が奮起せねばならぬ。