おも〜か〜じ(面舵)‼︎

親切(善行)を悪用する偽善者

親切を推し進める団体が在る。

吾の知人に此の団体に所属している者が居る。

会員だったか?

サポーターだったか?

ちょっと呼称は忘れたが其処の団体に所属して親切をしようと、何処かで親切行動が出来ないかと血眼になっている。

彼曰く、親切が出来ないかと探して回っていると云う。

おかしな話しである。

此の団体では、親切をした体験発表と云うか、行った親切を題材にしたコンクールも在るとか...。

まるで宗教団体と同じ匂いと云うか、胡散臭さ満載である。

大体、普段の実生活に於ける善行は、付図偶然に出くわした他人の大事に手を差し伸べる事であり、他人の大事を探して回ると云うのは、最早親切(善行)のみに執心し、又捉われて、親切(善行)する事に酔いしれているのである。

人間と云うのは欲深い生き物で、其処には、他人が大事から救われる事は頭に無く、自分が親切(善行)を行う事の充足感が占有しているのである

宗教団体の信者や、此の様な親切を押し売りする様な輩は、承認欲求が強い連中ばかりである。

他人から認められたい。

他人から褒められたい。

親切(善行)の体験談や作文コンクール等は、其れを皆に披露する事で悦に入りたい其れだけの事である。

最早此の時点で此れ等の行為は親切(善行)ではない。

此の連中にとって他人が困っている大事(難事)は、己の優越感を満たし、名声を上げる為の養分となっているのである。









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