サッカー日本代表がドイツに勝利した。
堂安律の同点ゴールが流れを変え、逆転勝利となった。
おめでとうございます。
さて、何やら日本人サポーターが観客席を掃除して回ったらしく、其れが賞賛を浴びているとか。
態々、自分たち以外の観客席迄出向いてゴミを拾ったのだろうか。
外国の記事では、自分達のエリア以外も掃除をしたと在る。
此の報道は、最早お約束の様な報道である。
其処迄やる必要が在るんだろうか。
日本人の観客其々が、己の周辺だけを片付けて退場すればよかろう。
学校の掃除でも、自分達の教室のみを其々の生徒が清掃した。
何も態々、他所に出向いてまでやりはしない。
まるで偽善公益社団法人の「小さな親切」運動本部のやっている親切の押し売りの如く見えて来た。
誰か此の偽善清掃を扇動する奴がおるんやろうな。
ご苦労なこっちゃで。
外国のメディアも、あれやで。
好きでやっとんやから、一々取り上げんでもええのに。
掃除が趣味なんだろう.....。
自分達が使用した場所をきっちり綺麗にしていれば、他国との境界線が明確に解る。
其れでいい。
見る人が見れば、
「嗚呼、矢張り日本人サポーターのエリアだけはキチンと整理されている。其れに比べて他国サポーターの場所ときたら.....」
と見えるのである。
其の方がスマートである。
これ見よがしに、他のエリア迄出張って過剰に清掃する必要は無い。
最近の日本人は、此れ程迄に承認欲求が強い民族に成り下がってしまったのだろうか.....。
人知れずする行為の方が格好いい。
「此れ、誰が綺麗に片付けたんだろう.....」
人に知られる善行よりも、人知れず行う善行は尊い。
此の報道を知った時、
「又か....」
と嘆息してしまった。
日本代表の勝利の余韻が、此の報道で一気に吹き飛んでしまった。
全く、余計な事をしてくれたものだ.....。