能登半島を襲った大地震。
未だ安否のわからない被災者と其のご家族の事を思うと、当事者の苦しみが如何程であるか解らないが、居た堪れない気持ちになる。
家を失い、家族を失い、職場を失い、カネを失い、明日を失った。
今日の命が有る事は、明日を生きる理由になるのだろうか.....。
当面の生活費が無い。
台湾からも義援金が寄せられている。
先立つものが無ければ、此の状況では暮らしが成り立たない。
そんな矢先に、政府から提案が出された。
「20万円を上限にカネを貸しまっせ。3年間の返済猶予をやるよってに、それも無利子やさかいに借りに来てや。待ってまっせー」
20万円.......それも借金させるという此の極悪さに背筋が寒く.....否、凍った....。
家と職場を失い、裸一貫で命からがら避難した一文無しの被災者である。
其の被災者に期限付きのカネ貸し。
有る時払いの催促無しで無利子っちゅうなら未だ何とか解ろうと努力もするが、此れでは納得出来る余地は皆無である。
裏金をせっせと懐に貯め込む政治家。
其のカネを凡て被災者の方へ回せ。
ウクライナや其の他の貧困国へ拠出する無駄なカネが在るなら、其れを凡て被災者へ回せ。
他国の顔色を窺って出すカネは凡て無駄で、ドブに捨てている様なものである。
自国民を袖にして、他国にいい顔をする日本政府。
此れは今に始まった事では無い。
ODAと称して、支那に長年カネを垂れ流していた黒歴史が在る。
其のカネで支那は軍備を拡張し、支那の政治家が私腹を肥やして来た。
感謝もされず、しまいには恫喝される始末。
お笑い草である。
滑稽過ぎる。
其れを一切学んでいない。
感謝してくれる国も在り、其の国々は、我が国が困った時に手を差し伸べてくれている。
そういった国への協力は惜しまない。
話が脱線した......。
現役ヤクザも裸足で逃げ出す様な此の遣り口。
或る意味闇金よりも悪どい。
此れが現在の日本政府、政治家の本性である。
死者に鞭打ち、傷口に塩を塗る.....。
此れが政治家の実態である。
能登半島地震が発生してから10日が過ぎた。石川県によると、1月10日午後2時の時点で、県内で206人の死亡が確認されたという。また、安否がわからない37人の氏名や年齢などを公表、情報の提供を求めている。
【写真あり】「ボクらのパパ」と一言が添えられた卒業アルバムに載る数少ない岸田氏の写真
余震は続き、ライフラインの復旧も数カ月かかると言われるなかで、心配されるのが被災者の生活再建だ。そのためには生活資金の確保が欠かせない。
厚生労働省は10日までに、低所得者世帯などに生活費を貸し付ける「緊急小口資金」の対象に、特例として能登半島地震の被災世帯を加えることを決定した。
厚労省のホームページによると、貸付金額は原則10万円以内だが、「世帯員の中に死亡者がいる」「世帯員に要介護者がいる」「世帯員が4人以上」「重傷者、妊産婦、学齢児童がいる」などの場合は20万円以内になるという。所得要件などはない。
「返済は、据え置き期間1年の経過後2年以内なので最長3年となりますが、厚労省によると『猶予などにも柔軟に対応しますのでご相談ください。利子はつきません』とのことです。
当面の生活費として助かるのは間違いありませんが、被災して避難する状況では手続きもままならないはずです。申込書を直接、市区町村社会福祉協議会に出すのですが、役所も混乱しているでしょうから、使い勝手がいいとも思えません」(経済担当記者)
「X」には
《住むところも失い家族も失い20万貸付って岸田政権と厚生労働省は鬼か》
《被災地では仕事も無いし働く事も不可能 借金だなんて悪魔の所業だ》
《こんな酷い政府聞いたことないぞ》
などのコメントが寄せられている。ニュースサイトのコメント欄にも、
《返済しなければいけない貸し付けだから、生活の目途が立たない中で、安易には借りられないと躊躇する人もいるはず。この緊急小口資金は、大半の被災者に利用されない気がする》
《海外にあんなに義援金配ってるのに 国内にはたった20万のしかも貸付? この物価高に何を考えたらこの金額が出るのですか? もう少し検討してあげてください》
など、その少なすぎる金額に批判が集まっていた。
「被災地の現状や課題などを把握することが重要だ」と意気込んでいた岸田首相の姿勢のあらわれが「20万貸付」だとしたら、被災者にあまりにも冷たすぎる。