カーボンニュートラルと云う言葉が混乱を招いている。
我が国で何故、電気自動車が一向に普及しないのか…。
諸外国では電気自動車(EV)が普及していて、日本も右に倣えとばかりに綺麗事を声高に叫ぶが、電気自動車と云う前に、先ずはインフラ(充電設備)を進めてはどうか。
今在る充電設備は都道府県にもよるが、大手ショッピングモール、観光施設周辺、自治体施設に設置されてある。
だが、此の程度ではメーカー側も進んで電気自動車を生産はしない。
インフラ整備が一向に進まない中、電気自動車が増えても意味が無い。
公道が電欠を起こした電気自動車で溢れ返る。
水素自動車も既に開発生産済みだが、普及には程遠い。
抑々、CO2削減を目的にハイブリッド車や電気自動車を世に送り出せと云うが、現在の我が国は電力を作るのに占有率が高い火力発電の割合は2020年は75.0%と火力が7割以上を占める。
此処でCO2を出し捲って作られた電力を使った所で意味が無い。
マッチポンプである。
風力や太陽光発電なんぞは電力供給には全く寄与していない。
太陽光発電のメリットは唯一つ、設置した家庭が電売を出来ると云う事のみである。
CO2の事を云うなら、原発を再稼働する事である。
ハイブリッド車、電気自動車は非常に静かで、近くに来て其の存在を知る事が在り、ヒヤリハットした事が在る。
当初、国交省は車のマフラー騒音規制を厳しくするとしていたが、此の度見直した。
車の排気音は或る程度大きい方が良いのである。
車の接近を歩行者等に気付かせる側面も在る。
此れ迄の規制音量を更に下げるのは現実的ではない。
我が国のやっている事は、本末転倒な事が多い。
兎に角、環境活動家の様な輩が声高に叫ぶ内容は最早妄言である。
我が国の電力は、CO2を吐き出しながら作られている事を皆が知るべきである。