先日、岸田主将の息子で総理秘書官を務めていた翔太郎。
官邸で親類を呼び寄せて乱痴気騒ぎで盛り上がっていたと週刊文春が報じた件。
流石に不問に伏す訳には行かなくなった岸田首相は、翔太郎を更迭した。
翔太郎は、支払われる夏のボーナスは返納すると云った様であるが、国家公務員のボーナス返納は出来ないと法で定められている。
したがって、翔太郎には256万660円全額が支払われる。
岸田首相も返納を云っていたが、此の法を知らぬ筈が無い。
大体、6月1日付けの辞職ってあからさまなボーナス目当てである。
同じ辞めるなら、区切りがいい様に5月末付けでいいだろう。
ボーナスも受け取る気が無いのであれば尚更である。
下々の国民も此処迄舐められては、発する言葉も見付からぬ。
下々の国民は、こうやって虐げられる。
立場が人を作る、育てると云うが、此のドラ息子だけは当て嵌まらなかった様で、相当無能で度し難い御仁の様である。
256万円.....。
薄給の吾の年収は、此の額には到底及ばない。
吾は無能であるから仕方無いと思いたいが、こんな出鱈目を見るにつけ、愚痴はとどまらない。
岸田親子にとって見れば、256万円なんぞは端金なんだろう。
吾の職場もボーナスは出る。
今夏は2万円が今月の薄給にプラスされていた。
ボーナスは無いと云う所もザラに在る。
左翼どもは格差を無くせ、差別を無くせと声高にほざくが、此の物質世界で差別や格差は無くならぬ。
同じ者、物は存在しない。
能力差が在り、身体の大小が在り、性別差が在り、容姿の醜・美、貧富の差が在る。
是等を一様に一律に等出来る筈が無い。
我が人生を呪うべきか、吾の無能を呪うべきか.....。
岸田親子のボーナス返納パフォーマンス、G7を利用したパフォーマンスに踊らされる下々の国民。
地道に生活していれば、いつかは報われるだろうと信じて毎日を過ごしているが、一向に楽にはならぬ。
“いつかは” とは、一体いつなのだろう。
寝て起きれば、真っ新な日を迎える。
今日も昨日の続きで1日が終わる。
そう云えば.....。
コンビニで並んでいたら、レジ前で高校生がおもむろに財布から万札を取り出しているのがチラっと見えた。
キャッシュレスが普及しているのにと思ったが、見せびらかす様に全開したのか、数枚の札がギッシリ入っているのが目に入った。
今の高校生はカネを持っているんだなぁと。
バイトで稼いだのかも知れない。
又は親の甲斐性が在るのかのどちらかだろう。
「カネは天下の回りもの」
此の諺だけは、真理では無い。
「カネは富裕層にとどまる」
である。