おも〜か〜じ(面舵)‼︎

往生際の悪い飯塚浩三は殺人を認めず

 飯塚浩三被告がパニックに陥り、アクセル全開で暴走して11人を死傷させた事件の初公判。

 先日の初公判で飯塚被告は無罪を主張した。プリウスが勝手に暴走したと…。

 此の主張に、米国でのプリウス叩きを思い出した。

 2010年3月8日に、米カリフォルニア州のサンディエゴ郊外で「プリウス」が急加速したと云う出来事。プリウスを運転していた男は…

 

「何もしていないのに時速144キロまで加速した。ブレーキを力いっぱい踏み続けたが、止まらなかった。直ぐに警察に電話してパトカー数台で停車する事が出来た」

 

 此の男は当時自己破産しており、此処で急成長のトヨタを出汁にして金儲けをしようと企んだのであった。

 其れに向けて自動車の専門家等が「俺も、俺も」ばかりに金儲けに一枚噛んだ。

 嘘の再現データをでっち上げ、プリウスが走行時に急加速した動画を公表した。あれこれと合成して其れらしく拵えたが、止まっている状態、詰まり駆動輪を浮かせて加速した状態を合成したものだった事が判明した。

 俺は直ぐに此れが頭に浮かんだ。飯塚のプリウスが勝手に暴走したと云う「プリウス欠陥論」は、當に2010年の米国での件と全く同じ主張である。

 この期に及んで飯塚は自身には矢張り非が無いと、事故当時の飯塚は…

 

「パニック状態となり、アクセルとブレーキを踏み間違えたかもしれない」

 

と、していたが、今回の公判で此れを一転した。飯塚の家族は逮捕して欲しかったと苦悩を表している。

 刑法には…

(1) 刑の執行によって、著しく健康を害するとき、又は生命を保つことのできないおそれがあるとき
(2)年齢70年以上であるとき
(3)受胎後150日以上であるとき
(4)出産後60日を経過しないとき
(5)刑の執行によって回復することのできない不利益を生ずるおそれがあるとき
(6)祖父母又は父母が年齢70年以上又は重病若しくは不具で、他にこれを保護する親族がないとき
(7)子又は孫が幼年で、他にこれを保護する親族がないとき
(8)その他重大な事由があるとき 

 

と有り、例え実刑が下されたとしても、(2)の年齢70以上に相当するので、軽の執行が行われない可能性が在る。

 若しそうなれば、亡くなった被害者は浮かばれないし、遺族の苦悩は増すばかりである。

 飯塚は事故当時入院していたが、息子が運営するSNSを凡て削除せよと命じていて、飯塚の息子のサイトは削除されている。

 上級国民だとの言葉が飛び交っているが、何を以って上級と位置付けているのか。

 やっている所業は、人に位が在るのなら奴は下級の1番最下級でも足りない思考回路である。

 89歳と残された人生は短い。ならば一層の事実刑を喰らって、寿命尽きる其の日迄懺悔の日々を送るがよい。

 死に際に至って尚、今世で大嘘を吐いて逃れようとせず、凡てを受け入れて、あの世で苦しまぬ様にすべきである。

 

飯塚よ、残された余生くらいは正しい事をして心を安らかにする事に執心せよ。

 

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