スミサキ日記

[映画]機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

ネタバレありでいきます。6,700字ある…!

映画を観る前に見ると、より楽しい。

この記事の注意事項
※筆者は西川貴教ファンである、そこからSEEDを見始めている
※TVシリーズリアルタイム視聴勢。加えてフレッツサービスで配信されていたオーディオコメンタリー付も毎話視聴していた。今回も2回観ている
※ただし、TVシリーズ以外は未履修につき、アストレイとか名前は聞いたことあるけど…?レベルである
※基本は公式NLを応援しているが、二次創作BLも読む雑食である
※筆者の愛は1位キラ、2位ラクス。フレイやイザークも好き、アスランは嫌いじゃない。DESTINY勢は可もなく不可もなし、いやシンは苦手だった、のだが…。

・FREEDOM
最初聞いたとき、あ、これは売れないわと思ったのだが、繰り返し聞いているととんでもないスルメ曲であった…。セールスには反映されない気がするが、個人的にはお気に入りになっている。……セールスめっちゃ反映されてた!分からないもんだなー、いや私、好きなんだけどさ。
・ヤマト隊
開幕ライフリ&イモジャ、え、もう?!……現在は公式で解禁されているが、まさかのパイロット詐欺であった、いや思い込んでいた私が悪いのだが。アークエンジェルじゃないんだなー、でもミレニアムのカタパルトがかっこよすぎるというか、これが20年弱の成果なのだろうか、CGきれい、映像の迫力がすごい、曲の入り歌の入り、タイトル表示、映画を観に来た!ワクワク感、全天周コックピット…最高だった。
しかしスーパーコーディネイターでも一人は大変だよ、かっこいいけどシンが変な気起こしたらどうするんだといらぬ心配をする(見てられないとか任せておけないとか。基本上官にけんか腰かなと思って)。と思っていたらシンお前…和解後はキラのこと結構好きなの?なついてるの?初めてシンにかわいげを感じる。
……私はもらえなかったのだが、第1弾入場者プレゼントで配られた小説によると、シン、思い詰め気味なキラのこと心配しているらしいね、なるほど。

・ラクスたんマジ天使
美しすぎないか。大人になってる。
「准将以下4名」……准将だと?!能力主義・実力主義、あるいは代わりがいないのだろうが…若いのに(19歳)、本人も周囲も大変じゃないのか。
ラブストーリーにありがちなすれ違い展開、まだ序盤。しかしラクスがアスランを婚約者としては見限った過程を思うと、キラ、親友の二の舞になるぞと心配になる。特に「どうして聞くの?」だっけか、に、全わたくしの肝が冷えた、優しさの表れでもあったが。
……調理シーン、監督のX読んで、だと思った!といった感想。でも罪悪感を感じてほしい、わたくしを見て、の表れなので、実際にキラが体調を崩すかもとかやりすぎて心が離れるかもという危機を感じたら追い打ち(まだあるのにとかせっかく作ったのにとか)はかけない気がする、切ない表情くらいはするかもしれないが。キラがんばって。

・オルフェとか
あの羽衣取ると、物足りなくなるかなぁなどと想像してみる。重心バランスのせいか、背が低く見える気が。高スペックを売り込んでくるが、SEED世界の良い男の条件に高身長は入らないのかな、宇宙行っちゃうと大体ふわふわしてるしな…。(ラクスより高ければいいのだろう。)(実際キラと向き合うと、言うほど差はないのだが。遠近なだけで実はキラより高いのか?…キラ、DESTINYの時も思ったが、SEEDの頃から比べると顔つきも体型もシュッとした、そして細い。一般的なコーディネイターレベルでは動けるだろうが肉弾戦不向きな感じ(実際ザフト時代もあるしアスランのが強いんだろうな)、元々ハッキングとかプログラミングとか、電子情報処理の方が得意だしなぁ。)
社交ダンスこなすラクスたん、お嬢様育ちだからな。
ヤマト隊長はダンス無理だと思う、イメージだが。というか隊長、准将で仕事漬けでデキる男風になっているが(風、だよ)、本来の彼ってバリキャリタイプじゃない気がする、大丈夫だろうか。
そもそも映画のキャッチコピーが不穏なんだよ!(※エンディングで続きが聞けて、安心します。)ラクスに見限られたらどうしよう、あるいは僕はふさわしくないとか言って身を引こうとするのかって、観る前は色々妄想して気をもみました。……ラクスはあのオルフェの手に堕ちてしまうと、我に返ったときダメージくらいそうだな…洗脳に見えたが。実際にかかったのはキラの方だったけど(かけたのもグリフィン)。
ブラックナイトスコード、女王の親衛隊とのことだが柄が悪い。

・アスラン
作中ピンチにうおぉぉ誰か来て…(アスランでもいい…)と思っていたら本当に来た(笑)。私は世間のアスラン人気にちょっとギリギリしている方だけれど、実際優秀だよね…メンタルが安定していれば。女難の相が唯一の欠点というかかわいそうポイントだが、それでバランス取れてるキャラな気がする。今回はそれがないので非常に生き生きしていた。
・マリューさん
すっかり強くたくましく、しかし相変わらずかわいらしい。色気担当としても健在(脱出時、ムウさんのコックピット映ったとき「?!」なった)…そういやSEEDってこういうところあったわと思い出した…終盤のラクスのパイロットスーツ姿とか体勢とかな!映画でも、いや映画だからか?遠慮ないよな…!
……メタ的なこと言うと、彼女を乗り換えさせるためにアークエンジェルああなったんだろうなぁと思うと、本末転倒というか何と言うか…ミレニアムかっこいいけれども!ぶつけてでも止める、艦長かっこいい。
ノイマンの安心感。
ムウさん、不可能を可能にする男、すごかったです。飛びつくマリューさんがかわいすぎる。

・彼女は裏切った
全体通して、ナチュラル、コーディネイター、アコードと上位種になっても、結局のところ人間で、メンタルの成熟に生まれは関係ないという描き方よな(オルフェの手のひら返し、悪役令嬢もののざまぁされたダメ王子のセリフっぽい)。唯一の成功例、最高傑作のスーパーコーディネイターでも、メンタルは普通。最後に吐露した「ラクスに会いたい」が本音であって、自己防衛のためには大切なラクスでもつい攻撃してしまう(あの子が悪いと言ってしまう)、フレイとサイとの関係でモヤついていた頃と大きく変わってはいないようで、逆にちょっと安心した。…こちとら40歳だからさ…19歳はほぼ息子だよ…。
というか、キラって優秀(他人には難しいことが簡単にできる)だし職業意識というか使命感がやや強めだとは思うけど、素ではぽわぽわしてて深くは考えてなくて(理性的に振舞おうとするけど、そう振舞おうとする感情型というか)、他人に世話焼かれるタイプだと思うんだよ、アスランやラクスはちょっと保護者っぽい。キラには(ひょっとすると年齢不相応なほどの)素直さがあるというか(てらいもなく気取った訳でもなく一人称が「僕」)、皮肉や悪辣さ、計算高さはあまり感じない、二人はそういうところが好きなんじゃないかなと思う。…こういうタイプが言う会いたいとか愛しているって純度の高い本心だよな、だから皆やられるのかな。(私はやられている。)(そしてなるほどカガリとは双子だなと思う。)

・イザーク
鳳仙花の子、名前なんだっけ…って思い出すのに3日かかった、ごめんねシホ。お母さまとのシーン、ニヤニヤする、ここは成立するのかしら。
…ディアミリって不成立だったんだっけ?

・まさかのアコード対策(アスラン)
カガリのその姿は見られてもいいのか(笑)?
…カガリってモテモテアスランにやきもち焼きそうな気がするが、逆に「アスランはモテるからな!」って正妻の余裕で笑うカガリ様を見てみたい気もする。…メイリン、嫌いじゃないのよ、でもアスランは(カガリから)譲れないだけで(アスカガ派)。……というかアスラン、カガリのこと大好きなんだな…、最後にDESTINY見てからずいぶんたっているので、どんな雰囲気だったか正直忘れていた。

・シン
一番印象変わったというか、こんなキャラだったか、と、初めて知ったかもしれない。直情径行、気に入らないやつは嫌いとはっきり態度で示す、は相変わらずだが、ちょっとおバカが入っているというか。DESTINYが過酷すぎたんだよという感想を見て、なるほど…?周囲が善性だと本人も善性に染まっていくのかな、……と思っていたら、対アスランに笑う、キラとの差w まあアスラン自体、男からは嫉妬なのかひんしゅくなのか買いがちだけど…(ニコル(故人)とかキラとか、アスランを素直に称賛できるタイプしか男友達いない…?今回工作員?諜報員?が似合いすぎてて、そもそも表舞台での団体行動に向いていなかったのか?政治家になるとパパの二の舞になりそうだし)。2回見てくると、シンは純粋にキラを心配してアスラン止めに行ったのかなと思うけど。
まさかのアコード対策その2(シン。無意識だが)。あとシンルナが安定してて良かった、シンのメンタルが良好になったの、ルナマリアの功績大きいんだろうなぁ(そばにいて、一方的じゃない関係になっている)、結構ルナルナ言う。
シン、そんなにデスティニー好きだったのか、あるいはジャスティスはアスランの手垢を感じるから嫌なのか?(笑)インパルスの対艦用?でかいソードが好き、ignited流れるオープニングのあのくるくる回して構えるシーン、アホみたいに繰り返し見た、が、アグネスに早々に葬られたな…(多分。あれ、どうだったっけ…)。フェイズシフト装甲は好きな色に設定できる、だからストライクがトリコロールカラーなのはキラの趣味、って昔オーディオコメンタリーで聞いたんだが(他のも起動したときからあのカラーリングなので、特に変更する必要性がなかったんだとは思うが)、インパルスが換装するたびにカラーが変わるのは誰の趣味なのだろう(笑)。

・Meteor
ラクスたんフェアリー…!
これまで作中最強種族扱いだったキラが失敗作と呼ばれ、上位種が登場したことで、普通の人間に戻ってくる。物語の展開としてどうなのか?と思わないでもないが、でもキラが素直でかわいい男の子(19歳)に戻れたのはうれしい。
実剣はロマン。フツノミタマのために、マイティーストライクフリーダムガンダムほしくなる…。

・衝撃のラスト
え、いや、え…?いや、いいんだけれども…………なぜ(笑)。

ブルーレイ買おうかなぁ。西川さん以外の映像作品で持っているの、DARKER THAN BLACK(一期)とPSYCHO-PASS(一期と劇場版)だけなんだが(本当は少女革命ウテナ(テレビシリーズ)もほしい)。時間がたっていたこと、主題歌も最初聞いたとき微妙と思って、期待値そこまで高くしてなかったせいもあるかもしれないが、しかし近年まれにみる満足度の高さ。観たかったもの以上のものが見れました、すごく楽しかった。
フリーダムガンダム(完全生産限定盤付属のやつ)、早く組もう。

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