スナフキン・レポート♪

♪舞台(ミュージカル、宝塚、演劇)
ミステリー本、気になる記事・コラム・・
マイルド・ヅカファン何でも語る♪

★有吉佐和子著「非色」

2020-11-15 12:18:53 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

アメリカ大統領選・・・

「バイデンさんに・・・決まり?」

日本のテレビ報道の熱の入れように
アメリカ50州の大体の位置が頭に入っちゃうほどで‥(笑)


日本が仮に51番目の州だったら、
「赤だった?青だった?」




そんな熱狂も一段落した週末

本屋で手に取ったのが

有吉佐和子著「非色」という本



17年ぶりに文庫本になったそうです。




作品データ

色に非ず―。終戦直後黒人兵と結婚し、幼い子を連れニューヨークに渡った笑子だが、待っていたのは貧民街ハアレムでの半地下生活だった。人種差別と偏見にあいながらも、「差別とは何か?」を問い続け、逞しく生き方を模索する。一九六四年、著者がニューヨーク留学後にアメリカの人種問題を内面から描いた渾身の傑作長編。



有吉さんの本は、結構読んでます。


しかし、この本は初めて読みました。

何でこんな傑作が、再版化されなかったの?


「ニグロ」とかの「表現」が引っかかるのかも?



(放送禁止用語といい

その辺の薄っぺらい「日本の事情」・・・何とかならないのかしら?


2020米大統領選の熱気がまだある中で

とにかくおススメ!




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★読書・・・邦人奪還ほか

2020-10-12 10:35:54 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

9月末から10月初旬に読んだ本です。

①したたか 総理大臣菅義偉の野望と人生



第99代内閣総理大臣・菅義偉を知る一冊。秋田から出てきた若者は裸一貫から、いかにして最高権力の座を射止めたのか生い立ちから、法政大学の学生時代、横浜市議、衆院議員当選、安倍総理の右腕として「影の総理」ともいわれた官房長官時代までを、菅本人へのインタビューや地元・永田町関係者らの徹底取材をもとに描く人物評伝。・・・以上引用


政治家の人物評伝って、それほど読んでませんが

これは、今まで関わった周りの色々な人を取り上げながら、
菅さんを際立たせる手法なのかしら?

   小沢一郎氏へは特に厳しく←≪ワタシと一緒や≫

   「社会人経験まったくない」そうで、、

    だから!あの態度‼️

 


しかし、官房長官時代の2015年ぐらいまでなので・・・

その後は、現実が追い越し、、、

本の題名は、

たぶん後から付け足したのでは?!

 

 

そんな時
オヤジーが
気になる本があるって買ってきたのが


↓↓「邦人奪還・・・」



伊藤祐靖氏の
<邦人奪還・・・自衛隊特殊部隊が動くとき>

一気に読んでしまいました!

著者の伊藤さんという方

自衛特殊部隊に所属していた方だけに

隊員を描く場面は、
「息遣い」が聞こえるよう!

6月に発売になっているそうですが
この本に登場する「官房長官」のモデルは菅さん?

著者によると、官邸の部分は

あくまで想像らしいですが、、、

自衛隊特殊部隊の命懸けの行動と

対比しなから読ませて頂きましたが

官房長官は、肝が座ってそうに描かれ?

たぶん、この順番で読んだから?

そして、現実的に原因は違えど

総理大臣が交代しました!

 

 

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★梅雨らしい・・・雨(久々おススメ本です

2020-06-13 09:35:16 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

憂鬱な雨ですが・・・

見ようによっては…綺麗





「南天」の雨粒をアップ・・!




ところで!


ステイホーム中、図書館もお休みだったので

3月に文庫版が出た
桐野夏生さんの「夜の谷を行く」  を読みました!

←クリック拡大

<内容(「BOOK」データベースより)

山岳ベースで行われた連合赤軍の「総括」と称する凄惨なリンチにより、十二人の仲間が次々に死んだ。アジトから逃げ出し、警察に逮捕されたメンバーの西田啓子は五年間の服役を終え、人目を忍んで慎ましく暮らしていた。しかし、ある日突然、元同志の熊谷から連絡が入り、決別したはずの過去に直面させられる。連合赤軍事件をめぐるもう一つの真実に「光」をあてた渾身の長編小説!>



「オーム真理教」さえ、知らない世代も多い昨今

その前の「世間」を震撼させた「大ニュース」事件

連合赤軍事件!」って言っても
ピンと来ない人がもう多いのかな?・・≪教科書には載ってるの?




その事件に逮捕されたメンバーのひとりの「女性」の
その後の生き方と「真実」とは・・・


実はワタシ、桐野ファンなのに
最近ご無沙汰してました(


やっぱり、桐野さんうまい!

あまり、色々書くと「ネタバレ」注意ですが・・・



湿り気なしでストーンと「おとす」ラストといい

流石でした!」


おススメします!!



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★原作を読んでみた!:::「細雪」@谷崎潤一郎

2019-06-04 14:58:48 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

先月「細雪」を通算何度目?の観劇をし終わって


「原作読んでみようかな?」(遅いかしら!!



何事も思い立ったら吉日ですから


前に嘆いたように
図書館の本は活字があまりに小さい>ので、

結局、上・中・下三冊

←クリック拡大

平成の最後の方に刷った
 文庫買いましたよ!


「文豪谷崎潤一郎」先生!ところが

とっても読みやすい!!


もっと早く読んでおけばよかった!


没落しつつある旧家の個性豊かな四人姉妹

「育った時代」が微妙に違うことから
互いに思いやったり、反発したり
感情の動きが繊細に書き込まれていて・・・
 

演劇ファンとしては・・・

    舞台の一幕ラストの長女鶴子がこちらに背を向けたまま
    「帯」を取り換える印象的なシーンがあり
    あれだけで、彼女の一面が"すと~~ん"と出ていて
    実に見事なんですが
    
    「ここから持って行ったのね?」みたいな謎解きもでき!?




しかし・・・ラスト(ネタバレ
(原作では、東京へ行く雪子の<下痢が続いてる>って??
そこで終わるの??
これって、当時も話題だったのかしら?



「舞台」は、「原作」のエキスをぎゅーと絞り抜き出し・・・

枝垂桜を見上げて終わらせた菊田一夫さんは、流石です。
 

「舞台」というものの本質を分かってたのね。



きっと、事前に原作を知ってる人が見ても、納得だったのでは?


 



蛇足になりますが・・・

"何事も人権優先"のこの時代に生きてると

お見合いに「調査」が常識だった時代

「調査」の仕方とその内容に驚き

・・・とっても参考になりました


(日本の上流社会は、今も「調査」してるのよね?

「してないの」ってことが、結構あるので・・・

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★そして、「モンゴル」

2017-12-01 11:02:32 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

・・・

そして、どうしても
街道をゆく(5)・・・モンゴル紀行」を読みたくなったのです・・・。






きっかけは、文春文庫の司馬遼太郎氏の「ロシアについて」で。



なぜか「モンゴル」へ言及するところに
「ムムム!」ってなるべき記載がとても多く

   
しかし、

モンゴルに言及した↓の部分の一部に・・・

・・・
かれらは、十三世紀初めから一世紀半にわたってユーラシア大陸に
モンゴル帝国を樹て、その途中、中国を征服して元帝国を樹て、
これを諸汗国の宗家とした。やがて亡びるときは、糸を抜かれた
衣服のように、はらはらと解けた。


元の場合、帝国維持が不可能とみると、実に淡白だった。
中国内部にいたあらゆるモンゴル人が、騎乗する馬に鞭をあて、
武装したままで北のモンゴル高原の草原をめざして帰ってしまった。
当時、漢民族は、この歴史的現象を
「北帰」
とよんだ。

モンゴル人たちは、それまで支配していた農業地帯の
土地に何の未練ものこさなかった。東は遼東半島から西は甘粛省に
及ぶ広大な元の領域から、数十万騎という人馬が、いっせいに北を
めざして帰って行った。
・・・以上引用・・・・後略・・・


言うなれば“撤退”なのに
えらいロマンチックでしょ?
世界史にその名を刻んだ民族の撤退にしては




そして・・・大相撲・・・
「モンゴル勢抜きに立ちゆくのかな?」



この十三世紀に起きた「北帰」に、
“ダブらせるのは変!!?”
って分かってますけど・・。

なんとなくね。


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★逆襲される文明~日本人へⅣ@塩野七生

2017-10-11 08:33:27 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

塩野七生さんの「日本人へⅣ~」が出ました。

クリック拡大

不思議なことに「選挙」前後で
この本を読むことが多いな~~。

今回も、買いました。
塩野さんといえば、
男性ファンが圧倒的らしいですが
ワタシ昔から塩野さんの本好きなんです(笑


文藝春秋2013年11月号から2017年9月号まで連載されていた
今回の「日本人へⅣ 逆襲される文明」・・・
選挙の寸前というタイミングの良さ( ´∀` )

いろいろ興味深く、
そして面白く読ませていただきました。



そんな中で・・・昨年イタリアで
「五つ星」というポピュリズムの強い政治団体から出馬し
ローマとトリノで同時期に誕生した三十代の女性市長のこと。

以下≪ ≫は本文より引用

女であることは同じ、年齢もおおよそのところは同年輩
適度の美女であるところも似ている。


ちなみに・・・

こちらがローマ市長



こちらがトリノ市長


このふたり政治家としての業績は、一年も過ぎないうちに
右と左と言っていいほどに別れてしまったのだった。
~~~そうです。


塩野氏が曰く・・・

マスコミとは・・・
やるべき仕事を淡々とやっているだけでは報道してくれない。
 やるべき事柄は放置しておきながら、やらなくてもよい事柄に
 しつこくこだわっているとニュースにしてくれる


トリノ市長は、市民にとって重要不可欠な業務を淡々進め
なので・・・マスコミは追いかけない


ローマ市長(美人すぎる市長ともいわれ・・・)

yahoo検索でもこんなに登場




ローマ市長が最初にやったのは、
名乗り出ていた2024年のローマ五輪開催の辞退。

そして
  ≪今現在彼女が問題視してるのは、ローマにサッカーのためだけの
   サッカー競技場をたてること≫だそう・・・


   サッカーファン度では人後に落ちないローマ市民の悲願でもあり
   彼女の前任者の時代にすでに決まっていたその建設を、

   ≪市長になったとたんに彼女が、種々の理由を持ち出しては
    延期にするとか白紙にもどすとか言い始めたので・・・

   ・・・マスコミが騒ぎ始め・・・


最初に、持ち出したのが・・・建設予定地の汚染の危険性
次は、近くを流れている川による水害の恐れ・・・


  ≪建設作業を請け負っている会社の企画には、サッカー場だけでは
  採算がとれないのでその周辺にショッピングセンターやマンションも
  新設することもふくまれていたのである。それも前任者はOKを
  出していたのだが、彼女はNO。


  ≪市長の最大任務はローマ市民の健康を守ることであるという女市長は
   汚染度はゼロ、水害の恐れもゼロにでなければ、建設しないと宣告


ローマ市民のほどんどは、がっかりすると同時に呆れかえってる?状態で

~~結果、マスコミだけが騒いでいる~~


「どこかで見たな~~!!」って現象。

マスコミ批判になっているところといい、

色々オモシロイです。


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★辻村深月著「盲目的な恋と友情」

2017-02-09 19:38:43 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

3~4年前?辻村深月の本にはまった時期があり
(当時の様子は、こちら


続けさまに10冊近く読んだかしら?

ここのところ、ご無沙汰してましたが

本屋さんに積んであったこの↓
「盲目的な恋と友情」




作品情報をみると・・・

タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。


「タカラジェンヌを母にもつ??」
って言葉についつい
「うん??」
ってなって、買っちゃいましたが・・・

親が元タカラジェンヌは、
主人公が「美人」ということへのプレリュード?で
それほど物語に影響してなかった(汗

(何故タカラヅカ??)かは別として

久々の「辻村深月」ワールド、面白かったです。


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★林真理子著「六条御息所~源氏がたり」

2016-09-21 11:11:58 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

久々?こんな本読みました~♪は・・・

林真理子著「六条御息所~源氏がたり」

   


上・下のある本は、セットでの購入は原則しません。
あ~~買わなきゃよかったと思う
「合わないもの」は、ありますよね?!

それに「源氏物語」・・・
有名どころの「現代文」訳でも途中で挫折するか、
どうにか最後までっていうのが多かったかも。


今回も、当初「上」だけ。

でも「上」を読み始めてすぐに、
一緒に買わなかったことを後悔。(面白いやんけ!!


林さんが原作を読みこんで
イメージを広げ膨らませたという
冒頭「光源氏」のお母さんである「桐壺の更衣」

帝の寵愛を受けたばかりに「いじめ」抜かれて亡くなった
か弱い可哀そうな人というイメージがありましたが・・・

実は宮仕えは、親に言われたからではなく
本人の強い意志」によって・・・。

「えぇ~~」そうだったの?

もしかして没落した実家を立て直そうとした
「キャリアウーマン」だったとしたら

そりゃ~イメージ変わるでしょ?!





この本では、六条御息所の視点で話が運ばれ・・・

源氏を「あの方」という表現し、最後の方では
  「つまるところ、二人の女の間で揺れ動くというのは
 久しく忘れていたあの方の大好きな行為でした

自分に夢中になる人間を、ひややかに眺めるのは
 いつものあの方の癖です

御息所が愛した人なのに、冷ややかでしょ?

「源氏」に対してこれですから
次から次に登場する「女性」へは、当然キツイです。

あの方この方・・・
今までのイメージが変わった人も多々。

その「キツさ」は、強弱があり

ただ流されるだけの「女(ひと)」へは、ホント辛辣に。

どこからか
「六条御息所」=「林真理子」だと思って読みましたわ(笑


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★米原万里ベストエッセイⅠ、Ⅱ

2016-05-22 19:05:00 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪







内容(「BOOK」データベースより)

「モノ心ついてからというもの、まずなりたくなったのは紙芝居屋さん、そのあとバスの車掌さん、童話の本を読めばお姫さまになりたくなったし…」ロシア語通訳として活躍したのち作家に転身、抜群のユーモアと毒舌で愛された米原万里。通訳時代の悲喜こもごもで笑わせつつ、政治の堕落ぶりを一刀両断。怒濤のシモネタには誰もが脱帽!56歳で早逝するまでに残した珠玉のエッセイから選りすぐる、初のベスト集。


米原万里さんの名前は知ってましたが

本として読んだのは初めて!!



ロシア語同時通訳時代の話が、非常に面白いです!

海外事情に精通した人のエッセイは、大好物なんですが

この人のは、まったく気取りがないのがいい・・・。


通訳時代の苦労話の間に、ほんまかいな?の下ネタ話

かと思うと、グローバル時代の波に
アメリカ一辺倒の“日本”のエピソードを嘆き・・・


とにかく第一級のエッセーですね。


しかし、米原さんは、すでに10年前に56歳で亡くなってまして
遺された文章のなかに、そんなに早く逝かれるとは
ご自身全く予想もされてなさそうな時期の食べ物の話とかも多く

明日が分からない同じ人間として、しんみりしてしまいます。


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★小島慶子さんの「わたしの神様」・・・

2016-05-17 14:06:48 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

やっと時間ができて


Windows10のアップデートしました!
≪今のパソコンが、8.1なら、やっても問題なさそうと聞いて・・・

2時間半ぐらいかかったかしら??
≪長いですよね




ところで!!本を読む時間も少し時間ができたので・・・

元TBS今はフリーの「小島慶子」さんの
「わたしの神様」っていう本読みました。

主要キャストは、3人
在京キー局アナ人気No1の女子アナ「仁和まなみ」27歳
ニュースキャスター歴7年、産休に入る先輩アナ「佐野アリサ」34歳
アリサの同期で才色兼備東大卒のニュース番組ディレクター「立浪望美」34歳


小島さんの処女作じゃないようですが、
アマゾンのレビューでどなたかも指摘されてますが
三人称で書いてるのに、突然視点が移るのがやや難・・・


それでも、
上記の三人を中心にTV局の裏側人間模様が、
とってもエグい視線で描かれていて
「覘き趣味的」な面白さと、「モデル」探しつつ
≪久々の解放感≫から、一気に読みました≪笑

ヅカファン的には・・・
上司の一人がヅカファンで・・・
・・本筋に関係ないですが、今朝番組真矢さんだし≪笑
本当に「モデル」がいるかもね。

お暇なら・・・文庫で出たばかりですから…如何ですか?

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★桐野夏生~「ハピネス」

2016-02-29 08:43:19 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

久々に「こんなの読みました」です。



桐野さんのファンで、毎回新しい本が出るたびに
買ってる時期もありましたっけ。

今回久々に桐野さんの本を読んでみましたが・・・

舞台は豊洲・・・
眺めがいい分譲(BWT)と賃貸(BET)からなる
ツイン「タワーマンション」のママ友付き合い


主人公は賃貸住まいだから、はっきり言って「公園要員」
でも、ラウンジで11時にという「いぶママ」の「メール」に
「は~~い!」って、デコメールで返事しなくちゃならない。

この「うわべ」だけ仲良しのグループに
「あ~~ヤダヤダ」って感じですが・・・

でも
「グロテスク」や「OUT」の頃より毒気が抜けた?感じも。


どうしてかしら?と思ったら
「VERY」っていう月刊雑誌に連載されてたそう。

   そういえば、スナJr.が通り過ぎた綺麗めな「ママ」を見て
  「あの自転車は、VERYとコラボ!」
   って言ってたかも?!

  アタシャ「クロワッサン」世代ゆえ?
  「VERY」の価値が分からないのですが
   ママたちに一定の「影響力」があるのは分かりました。
 

着ている服やバッグをブランド名で書いているのも
連載当時ウケたのかしら??

ところで!!
ではなぜ・・・ブログに書くのか?

なんか・・某アマゾンによると、
「連載時と結末が違うそうですが」
連載時はどう終わったんでしょう?!

どなたか読んでいた方・・・ちょこっと教えてください。
(気になるの~~≪笑

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★羽田圭介・・「スクラップ・アンド・ビルド」

2015-12-07 09:11:09 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

我が家の『オヤジー』から、

「芥川賞」掲載の「文藝春秋9月号」を借り

「羽田圭介」さんの「スクラップ・アンド・ビルド」読みました。



なんせ「オヤジー」が勧めるのよ
「読んでみたら?」
「火花より?優先?」
「!!!」

そんな訳で、読みました。

内容は・・・4年前から、たらい回しの末同居することになった
認知症までは至っていない祖父と、ぼく≪28歳ただ今求職中≫と
祖父の実の娘である≪母≫との≪世界≫を綴ったもの・・です。

が・・・この「日常」が、オモシロイ。

認知症には至っていない≪老人≫の言動が、うちとそっくり。

『介護』を扱いながらも、全編にわたって
≪うっすら≫と漂うユーモアが、いい味です。

『オヤジ』が面白いと思ったところに、鉛筆で線が引いてあり
ワタシは、赤で線を引いて読みましたが・・・ 


  後期高齢者の介護生活に焦点を絞った場合、おそらく嫁姑間より、
  実の親子の方がよほど険悪な仲になるのではないか。
    


この部分は・・・なぜか一致しましたわ


羽田さん
本日の午後からNHK「スタジオパークから」に出演するらしいので、
ビデオ予約しておこう。

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★公共「図書館」の有難さ・・・

2015-10-09 09:06:04 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

先日も、「顔のないヒトラーたち」っていう映画のレビューを
アップしましたが・・(こちら


そこで残った素朴な疑問は、
あの戦争中の前後で、大多数のドイツ国民は
◆「実際収容所で行われたことを、本当に知らなかったのかしら?」
◆「なんでヒトラーを支持したのか?」
ということでした。


そんなときは、文明の利器「ネット」で
「ホロコースト」「ドイツ」で検索したら・・・出てきた本が





ヒトラーを支持したドイツ国民」という本。

みすず書房出版の単行本¥5,616



『買うには高過ぎ』≪宝塚のDVDは1万円でも買うのに≪笑

そこで、地元の図書館で検索したら

「なんと1冊あり!」予約もなし
早速借りてきました。


例の「偽装の夫婦」をチラ見しながら、読んでいた本がこれです(えっ

「同意」したことと「強制」されたこと。ゲシュタポ調書と当時の新聞雑誌から、国民の積極的な協力をたんねんに実証する「国民の責任」論の決定版。


まだ、途中ですが、
ナチスドイツの政権奪取から、1945年の敗戦までを
非常に詳しく、国民がどう行動したかも含めて書かれてます。

(翻訳も読みやすい)

侮るなかれ公共図書館!

昨今話題のTSUTAYA図書館では、こういう本はあるのかな?


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151009-00000011-asahi-soci
     住民反対↑TSUTAYA図書館・・・  カフェ設置が先?! 利益優先?

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★「ドイツ帝国が世界を破滅させる」日本人への警告

2015-09-27 09:27:39 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪

EU、2年前にVWの不正把握か 規制運用問われる

独フォルクスワーゲン(VW)の排ガス試験の不正問題で、欧州連合(EU)が2013年の時点で、排ガス量を不正に操作するソフトウエアの問題を把握していたと欧州の複数のメディアが報じた。EUも以前から違法性を認識していながら厳しく追及していなかったことになり、EU側の責任も問われそうだ。一方、スイスの交通規制当局がVWの一部ディーゼル車の販売禁止を決めたほか、各国の当局が相次いで不正問題の調査に乗り出した。・・・以上引用・日経>

 


「ふ~~~ん」

あり得る!

だってEU=ドイツだもん。


実は、この問題が発覚する寸前に、
フランス人の「エマニエル・トッド」っていう方が書いた

「ドイツ帝国が世界を破滅させる」日本人への警告(文春新書)を読了


   
日本のTVや新聞だけでは分からない「世界の見方」は興味深く
最後まで「辛抱強く」読みました。

   なぜ辛抱強く?読んだかというと・・・
   インタービュー8本をまとめたものを

   「フランス文学」の先生が日本語に翻訳してるため(?)
    ところどころ『こなれない』訳文というか
   『ネット翻訳』で訳したみたいなところがあるため。


演劇やミュージカルでは
作演出・潤色ってありますが、

こういう本では、まさか「潤色」をする訳にはいかないでしょうから

「監修者」を追加すれば、もっと分かりやすいのに・・?(汗
  

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★大日本帝国の興亡

2015-08-12 09:35:25 | ★本・雑誌:こんなの読みました~♪




大日本帝国の興亡≪全五巻≫

「あの戦争の流れを知るために最適の本を一冊だけ選べというなら、この本を選ぶだろう」
 
――立花隆(評論家)さんをして

そう言わしめた「名著」なのに
長らく絶版になっていたそうです。

戦後70年の今年、
早川から新版全5巻でとして発売されてたそうです。


昨日車の運転中に
「草食男子」生みの親の評論家深沢さんが
この本を本気で大絶賛してました。

「全五巻全部読むのは・・・」って人は
まず、第五巻を読んでみて
≪もっと読みたくなったら・・・≫

第一巻に戻って読む方法をおススメしてまして

スーパーの本屋さんをのぞいたら、
この第五巻だけ残ってて・・・


後ろから読み・・・

きょうから始めたいと思います。


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