ガイド・インストラクターのみなさん、オクトパスの点検整備と使用確認をしよう!
2018-03-13 10:50:27
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ガイド・インストラクターがダイバーにオクトパスを渡すときのトラブルが増えているようです。
状況を聞くところによると、完全にエア切れのケースではなく、ある程度エアが残っている状態のときが多いそうです。
ゲストのエア残に差が出るのは普通なので、インストラクターがオクトパスを使用することは時折あるかと思いますが、その時ダイバー側が咥えた直後のクリアミスが多いようです。
講習では比較的みなさんスムーズに出来ますが、実際のファンダイブ中になると泳ぎながら、なおかつ浮力調整もしながらで、深度もあり、さらに自分だけエアが少なくなって不安感も増大しているとなるとなかなか難しいスキルであると考えれらます。
まずはオクトパスを受け取るダイバー側のスキルアップが大前提です。
とはいえ現実的にはインストラクター側もしっかり準備しておかねばなりません。
まずは安心感を与えるホールドや渡し方、パージ前提、咥え方確認などのスキルを見直し、そして渡した後もパニックになることを想定して常に意思疎通してことが必要です。
そして盲点なのが自身のオクトパスです。
ガイド・インストラクターのオクトパスの状態は「かなり悪い」ことが多いと思われます。
フローは当たり前に見ますし、それを止める為にドンドン絞って呼吸抵抗もかなり重いのではないでしょうか。
またマウスピースに少しの穴、排気弁に少し変形や異物があると呼吸時に水が入ります。
例外なくレギュよりもオクトの方が痛んでいますので不具合がある可能性が高いのではないでしょうか。
また意外かもしれませんが、状態の良い完璧なオクトパスであっても慣れない人が使うとマウスピースの咥え方の問題で「水が入る」というケースもよくあります。
全く同じものを使っているのに水が入る人と入らない人がいるのです。これは私も実際に何度も経験してきました。落ち着いているときなら問題のない少量の水でもストレスがかかっているときには感じ方が違ってくるはずです。
また加齢が進むと気管に水分等が入りやすくなりますので中高年ダイバーは特に要注意です(経験談)
このようなトラブルはダイビング前にお互いでオクトパス使用の確認をしておけば防げる確率の高いトラブルなので一般ダイバーのみなさまも自分のオクトパスを使ったりバディに確認してもらったりしてください。
特にエアーが早めの初心者や男性ダイバーはダイビング前に必ずバディやインストラクターのオクトパスでスムーズに呼吸できるかどうか、不具合はないかを確認しておきましょう。
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