NDS製BCジャケットの弱点と保管法
2019-12-11 10:55:44
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耐久性に優れるBCジャケットとして有名なNDS製BCですが、私が思う弱点が2点あります。
まずは、インフレーター部分です。
あくまできちんと水洗いができていないという前提ですが、給排気ボタンが他社製よりも潮つまりしやすく作動不良になりやすいです。
これは水中での急浮上トラブルにもつながりますので、要注意です。
オクトエアは、潮つまりの給排気ボタンの作動不良は少ないですが、給気ボタン部からのフローや呼吸部からのフローはレギュレータよりも多いです。
防ぐポイントは毎回の水洗いを丁寧に行うことですが、どうしても現地での水桶洗いは完全な真水ではないことも多いので、短時間でもホース水流でボタンを可動させながら洗えるとだいぶ違います。
さらに、可能であれば水洗い後にタンクにつないで、ビシッとエアを通して各ボタンを可動させればなおよしです。
ただ、ここまでしたとしてもやはり「1年に1回」のオーバーホールが必要な器材であると、私は思います。
もう1点は、他社製よりも、インフレーター肩口根元が破損しやすいです。
これは製造上の問題ではなく、使用者さまの保管やメンテナンスの問題です。
素材が他社と一線を画するゴムボートのような生地で耐久性は抜群なだけに、やや硬めで柔軟性がなく、保管時にインフレーター肩口に負担がかかりやすいのです。
こういう状態でメッシュバッグに入れて、上から重い荷がかかると、破損のリスクが高まります。
これは圧着が剥がれ、壊れかけている状態です。(これくらいでもエア漏れします。)
また毎回の締めすぎによる負担で、徐々に破損するの可能性もありますので、きつく締めすぎないでください。
基本は肩口部に負担がかからないよう、このように畳んで入れるのが良いです。
ベテランのNDSフリーク方々は、このように反対にしてバッグに入れている方もいます。
ちなみに、メーカーでの修理は可能で、破損個所によって修理費用は部品代込み¥3,700~5,500(税別)です。
容易に修理可能なのは、自社製造のメリットではありますが、壊れるとショックですので出来るだけ防いでください。
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