レスキューダイバーコース受講のすすめ

こんにちは。
ダイビングのサンマリンショップ姫路・しんです。

かっこいい海上保安官潜水士が人名救助するストーリーの
ご存知海猿。

「海猿３」が現在撮影中ですね。
http://blog.umizaru.jp/

さて、海猿をみて救助（レスキュー）って大変で難しそうだなとか、どんなものだろ
う、とか興味が湧いた方もおられることでしょう。

実はレジャーダイビングの世界でも「レスキュー」だけに的を絞った
レスキューダイバーコースというものがあるのです。

サンマリンでは、一番最初の初心者講習で
「時間的な個人差はあるかと思いますが、最終的に全員がレスキュー
ダイバーを目指して下さい。」とお伝えしています。

なぜなら、このレスキューダイバーコースが数あるダイバーコースの中でも
最も価値があるコースの一つである、と考えているからです。

そして、サンマリンが長年の経験で得た潜水事故の分析等、ノウハウが
一番発揮できるコースでもあるのです。

サンマリンスタッフが、自分の頭で考え、最新の情報、かつ現場に即した
内容がメインですので、マニュアルだけの講習ではありません。
だからこそ、きっと心に残る講習になると思います。

「レスキュー」・・・読んで字のごとく、救助する講習です。

疲労したり、パニックを起こしているダイバーへの対処の仕方から、
行方不明になったダイバーの探し方、水面で呼吸をしていないダイバーへ
の対処、体が小さく力の無い人が意識不明のダイバーを担いで陸上
へエキジットする方法、怪我の手当て、意識不明の子供への対応、
人形を使った最新の人工呼吸法、電気ショックのAED使用法等、
内容は盛りだくさんです。

でも、私にはまだ早い、人を助ける余裕なんてない、自分のことだけで
精一杯、自分がファンダイブで楽しむだけだから必要ないよと、
とお考えの方もおられるかもしれません。

しかし、レスキュー講習を受講された方が一番よくおっしゃるのは
「どうやって自分が助けられるのか、なぜパニックになるのか、
ということが良く分かった。」ということです。

そうです、これが目的なのです。
どんな時にトラブルになるのか、その時どのようにレスキューされるか、
これらが分かっていれば、自分自身が事故になることを最小限に
防ぐことが出来るのです。

これが「セルフレスキュー」という考え方で、コース内の随所に盛り込まれて
います。
人の命ではなく、まず自分の命を守るセルフレスキュー能力をアップして
いただきたい為にサンマリンのレスキューコースがあるといっても過言で
はありません。

そしてこのセルフレスキュー能力は、いくらファンダイブで100本経験を積んで
も習得できる物はないのです。

各方面からのクレーム覚悟で書きますが、サンマリンのレスキューコース
では、「ハイ、呼吸整えて～、ひざを付いて～」という環境ではない
所で、マスク外したりレギュレータ外したりする練習もします。

これはパニックにならないよう、上手に対応することが目的では
ありません。

むしろ、ドンと来いパニック！なのです。

程度の差はあれ、落ち着きを失うことの経験って、とっても大事だと
思います。
そこから、対策したり、スキルアップしたり、意識が変わったりします。

ただ、そういった経験が許されるのは、信頼できるインストラクターの前
だけだと思うのですね。
だからこそ、私たちは最大の準備をして、あえてストレスを与えたい
と考えています。

サンマリンのレスキューコースは、あなたの命を守る確率を確実に
高める講習であると自信を持って言えます。

だからこそ、当店でレスキューコースを受講された方は、
ツアー費がお安くなる、というのは当然の権利なのですね。

９/６（日）レスキュー講習開催しています。
ご興味がある、経験２０本を越えた、もうワンランク
レベルアップしたい、自分の命は自分で守りたい、という方々
は是非お気軽にご相談下さい。

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