12TH MAN SALUTE
【The Seattle Times】
(ファンが暖かいお出迎え)
12番目のヒトってのは、もちろんファンのこと。前の記事でファンがタオルを振り回しているチームはホークスという名のチームに対して強いのだとスティーラーズを千葉ロッテになぞらえたけど、ファンを表すナンバーを永久欠番にするのってのも千葉ロッテっぽいね。まぁ、どっちも千葉ロッテが後なんだけとね(笑)。
スーパーボウルで負けはしたけど、シーホークスのファンたちはチーム創設以来のベストシーズンに満足しているというハナシ。
負けたほうにとっても微笑ましいエンディングでよかったね。とっぴんぱらりの、ぷ。
さて、満足してないヒトがいるゾというのがこの見出し。
Stones Still Can't Get Satisfaction
【Spin Magazine Online】
今年の第40回スーパーボウルのハーフタイムショーはジャネット・ジャクンのおっぱいポロリ事件の教訓から、5秒遅れの半ナマ中継で検閲体制。
あのWindows 95のキャンペーン曲として悪名高い?「Start Me Up」は一部の歌詞にしっかりと音声カットが。
それにひっかけてAPの記事につけられた見出し
Stones start up the censors
ローリング・ストーンズが検閲システム立ち上げさせてしまった…といったところか。
The only song that avoided the editorial scissors was "(I Can't Get No) Satisfaction.
↑演奏した3曲中、唯一「(I Can't Get No) Satisfaction」だけがハサミを入れられなかったというのは皮肉なものだ。
でもジャネットのポロリはともかく、歌詞なんて事前にわかるんだから、相応しくないっていうんだったら初めっから呼ぶなっつーの。
っていうか、そもそも5秒差検閲っつーのは、ポロリみたいなハプニング対応であって、歌詞なんてのは紅白みたいに事前資料とか提出して、キッチリと打ち合わせ済みなんだろうな。内容以前に長さの問題とかもからむし。
そんなツギハギみたいなパフォーマンスでもやろうっつーストーンズもロックンローラーとしてどうよ?。
ひょっとしたら放送スタッフとのリハーサルなんかもしてたりして。カフをオフにする練習~とか(笑)。
っていうか、まさか口パクだったんぢゃねーだろうな?アメリカという国の巨大イベントだからそれくらいあっても不思議はない。
アメリカ帝国主義に迎合するかのような演出に荷担してしまった第36回のボノといい、ロックンロールの伝説たちが次々にSuperbowlという名の墓標の下に葬られていく。
だからデトロイトにちなんでモータウン・オールスターズにしとけばよかったんだよ。
New york Postの記事ではABCの中継全体に苦言を呈している。
面白いのは
「ワンプレイごとにボールを交換してるのさなんてジョン・マデンは解説してたけど、どうしてそんなことしてんぢゃい、理由を説明せんかい…NFLはそれをあとからオークションにでもかけるつもりかいな。」
…てなツッコミ。
その他は
「なんで手短に説明できるような内容をいちいちサイドラインのレポーターにふって長々とその画を流しているのか」
と言った類。
ABCとESPNとDisneyはなんでアメリカ人が全員、クリス・バーマン(ABCのスポーツ・キャスター)のことを好きだと思いこんでいるのだろうか?…とか
日本でもあるよね。「このベンチ・リポートうぜーよ」…みたいなのとか、どう見てもファンの8割は嫌いだと思っているようなオッサンが解説席に座り続けていたりすることって。
そういえば、このディズニー・グループによるスポーツ中継といえば、「リトルリーグの世界一決定戦」の放映についても批判されてたなぁ。
リトルリーグの中継がABCが今後放映する他のスポーツイベントの宣伝の場と化してしまっていて、「こいつら子供を食い物にしてやがる」って論評だった。
これまた日本でもよくあるよね。どう考えても野球に興味のないドラマの出演俳優を放送席に招いて番宣伝させるってヤツ。ABCの場合はまだスポーツイベントな分マシかも。
ところでシアトルのファンたちも満足、ストーンズも実は満足とみんなしてウイン・ウインなスーパーサンデーを横目にこのブログはといえば、まさに2月5日に本年最低アクセスを記録してしまいました。
ブログIDがsuperbowlだけに笑うに笑えない(笑)。
ちなみに過去最高は休眠前の昨年7月3日に記録した、「2505 pv、1052 ip」です。奇しくもこの日も日曜日。今となってはこれがおいらのスーパーサンデーだったのかもしれない。ガクっっっ…
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