欧米の自由主義諸国では国旗を焼いたりすると犯罪になる。そういう行為にも等しい(もしくはそれ以上の)他文化を冒涜する心ない漫画を以て
「“自由主義諸国”では表現の自由が保証されている」
と言い張るメディアがいるという現実。
それどころか、それら“自由主義諸国”では騒動が起こってから、マンガの転載までしたのだ。漫画の内容以前にその人物を絵にすること自体がイスラムではタブーだというのに。
梅原猛氏によると、砂漠的な風土からは人格神が生まれ、ユダヤ教やイスラム教などによって他の神を攻撃する絶対的な唯一神になったと和辻哲朗が「風土」の中で言っているそうだ(朝日新聞記事より)。
つまりはキリスト教も砂漠生まれの宗教ってことになるので、やはり排他的、攻撃的ということか。ブッシュが米軍を“十字軍”に例えていたのは笑えないジョークだ。
ブッシュと軍隊といえば、かつてブッシュは
Southern Baptists are the soldiers in the armies of compassion
南部のバプティストの方々は思いやり軍隊の兵士です
…と全米で強烈な影響力をもつ福音派の団体にこう賛辞を送ったそうだが、先週の「奇跡体験!アンビリバボー」を見ていたらフジテレビの取材映像の中にBaptist churchなんていう文字を発見した。
その回がどういうネタだったかというと、ただハードロックが好きだという少年たちが悪魔崇拝のレッテルを貼られ陰惨な殺人事件の犯人に仕立て上げられて死刑囚にまでされてしまったという、保守的な町で起こった現代の魔女狩りともいうべき冤罪事件(未だ未決着)のハナシ。
Baptist churchというのはフジテレビの取材を拒否した現地の教会のプレートにあった文字。
その昔、日本でもエレキ(←死語)を持っていると不良なんて時代があったけど、殺人事件の犯人に仕立て上げられるなんてことはなかった。
そのアメリカの少年たちもブラック・サバスではなく、メタリカやメガデスが好きだっただけなのに。マーティ・フリードマンさんはどう思われますか?
とにかく“排他的”ってことぢゃ、キリスト教も充分ごっついね。
今も世界中で“狩り”は行われている。そういえば今日、チェイニーさんが人を撃ったらしいね。仕事だけではあきたらずプライベートでも狩っちゃうとはね(苦笑)
さて、アンビリーバボーの翌日の番組、今度はテレビ朝日の「虎ノ門」という番組。井筒監督の映画レビューコーナーの今週のお題はスピルバーグの「ミュンヘン」。先週の「ホテルルワンダ」からの流れを考えると、ある種の期待を持って見てしまった。
井筒監督の評価は結果は“期待通り”批判的だった。というか期待以上にボロクソだった。「シンドラーのリスト」あたりから、あの天才的ユダヤ人映像作家にある種の政治的キナ臭さを感じていた方々はミュンヘン事件を題材に映画を撮る聞いたときに、今度はそうきたか…と思ったんぢゃないだろうか。
普段怖いイメージのヒトがたまに笑うとスゴク好感度アップしちゃうみたいに、イスラエルの支持をし続けてきたスピルバーグの場合はこんな程度でもすごく中立…てな風に世間には映るって仕組みか?
まぁ、日本人は政治感受性が希薄なので(宣伝文句も“スリラー”なんていっちゃってるし)さしたる影響もないのかもしれないけど、国際社会に生きている以上無関係ではないので、イスラム教徒は極端だなんてステレオタイプな見方をしているヒトたちは多少は考えたほうがいいかもしれないね。
ユダヤ人は二次大戦中の悲劇のせいでずっと“被害者”というイメージで語られているけど、ユダヤ人がしてきたことについては日本人は結構うといんぢゃねーの?…っていう。
ぶっちゃけ殺されたユダヤ人の数とユダヤ人やユダヤマネーの威力によって命を落とした人の数とどっちが多いんだろう?なんて考えたりもする。
明日の科学の進歩よりも自分の大切な家族の命ほうが大事だと考えれば、原爆開発を急ぐように大統領に親書を送った天才ユダヤ人科学者のことを、あえて尊敬しないというのもありなんじゃないか?…ってね。
アインシュタインは、原爆投下を非難し、後に湯川秀樹に泣きながら詫びたっていうけど、よくよく考えるとこの美談も相当うさんくさい。だって原爆開発って使うためにするんでしょ?広島じゃなくってベルリンだったらアリだったってこと?
まぁ、スピルバーグ先生が中立だと言い張るなら、イスラエル建国の周辺を題材に映画を撮ってほしいものだ。そうすれば完全に化けの皮が剥がれるでしょう。
クリント・イーストウッドとメリル・ストリープが「南京虐殺」をテーマにした映画を撮っているというから日本人もうかうかしていられない。
ユダヤマネーの次はチャイニーズマネーが世界を席巻するのかもしれない。メリル・ストリープっていうのもミソね。まぁ、彼女について語るのは今回はやめておこう。でもこの題材をこの時期にって考えると恐ろしくなる。
(ところでデンマークでも神を冒涜することは法律で禁じられているらしいよ。なんだかなぁ…)
「“自由主義諸国”では表現の自由が保証されている」
と言い張るメディアがいるという現実。
それどころか、それら“自由主義諸国”では騒動が起こってから、マンガの転載までしたのだ。漫画の内容以前にその人物を絵にすること自体がイスラムではタブーだというのに。
梅原猛氏によると、砂漠的な風土からは人格神が生まれ、ユダヤ教やイスラム教などによって他の神を攻撃する絶対的な唯一神になったと和辻哲朗が「風土」の中で言っているそうだ(朝日新聞記事より)。
つまりはキリスト教も砂漠生まれの宗教ってことになるので、やはり排他的、攻撃的ということか。ブッシュが米軍を“十字軍”に例えていたのは笑えないジョークだ。
ブッシュと軍隊といえば、かつてブッシュは
Southern Baptists are the soldiers in the armies of compassion
南部のバプティストの方々は思いやり軍隊の兵士です
…と全米で強烈な影響力をもつ福音派の団体にこう賛辞を送ったそうだが、先週の「奇跡体験!アンビリバボー」を見ていたらフジテレビの取材映像の中にBaptist churchなんていう文字を発見した。
その回がどういうネタだったかというと、ただハードロックが好きだという少年たちが悪魔崇拝のレッテルを貼られ陰惨な殺人事件の犯人に仕立て上げられて死刑囚にまでされてしまったという、保守的な町で起こった現代の魔女狩りともいうべき冤罪事件(未だ未決着)のハナシ。
Baptist churchというのはフジテレビの取材を拒否した現地の教会のプレートにあった文字。
その昔、日本でもエレキ(←死語)を持っていると不良なんて時代があったけど、殺人事件の犯人に仕立て上げられるなんてことはなかった。
そのアメリカの少年たちもブラック・サバスではなく、メタリカやメガデスが好きだっただけなのに。マーティ・フリードマンさんはどう思われますか?
とにかく“排他的”ってことぢゃ、キリスト教も充分ごっついね。
今も世界中で“狩り”は行われている。そういえば今日、チェイニーさんが人を撃ったらしいね。仕事だけではあきたらずプライベートでも狩っちゃうとはね(苦笑)
さて、アンビリーバボーの翌日の番組、今度はテレビ朝日の「虎ノ門」という番組。井筒監督の映画レビューコーナーの今週のお題はスピルバーグの「ミュンヘン」。先週の「ホテルルワンダ」からの流れを考えると、ある種の期待を持って見てしまった。
井筒監督の評価は結果は“期待通り”批判的だった。というか期待以上にボロクソだった。「シンドラーのリスト」あたりから、あの天才的ユダヤ人映像作家にある種の政治的キナ臭さを感じていた方々はミュンヘン事件を題材に映画を撮る聞いたときに、今度はそうきたか…と思ったんぢゃないだろうか。
普段怖いイメージのヒトがたまに笑うとスゴク好感度アップしちゃうみたいに、イスラエルの支持をし続けてきたスピルバーグの場合はこんな程度でもすごく中立…てな風に世間には映るって仕組みか?
まぁ、日本人は政治感受性が希薄なので(宣伝文句も“スリラー”なんていっちゃってるし)さしたる影響もないのかもしれないけど、国際社会に生きている以上無関係ではないので、イスラム教徒は極端だなんてステレオタイプな見方をしているヒトたちは多少は考えたほうがいいかもしれないね。
ユダヤ人は二次大戦中の悲劇のせいでずっと“被害者”というイメージで語られているけど、ユダヤ人がしてきたことについては日本人は結構うといんぢゃねーの?…っていう。
ぶっちゃけ殺されたユダヤ人の数とユダヤ人やユダヤマネーの威力によって命を落とした人の数とどっちが多いんだろう?なんて考えたりもする。
明日の科学の進歩よりも自分の大切な家族の命ほうが大事だと考えれば、原爆開発を急ぐように大統領に親書を送った天才ユダヤ人科学者のことを、あえて尊敬しないというのもありなんじゃないか?…ってね。
アインシュタインは、原爆投下を非難し、後に湯川秀樹に泣きながら詫びたっていうけど、よくよく考えるとこの美談も相当うさんくさい。だって原爆開発って使うためにするんでしょ?広島じゃなくってベルリンだったらアリだったってこと?
まぁ、スピルバーグ先生が中立だと言い張るなら、イスラエル建国の周辺を題材に映画を撮ってほしいものだ。そうすれば完全に化けの皮が剥がれるでしょう。
クリント・イーストウッドとメリル・ストリープが「南京虐殺」をテーマにした映画を撮っているというから日本人もうかうかしていられない。
ユダヤマネーの次はチャイニーズマネーが世界を席巻するのかもしれない。メリル・ストリープっていうのもミソね。まぁ、彼女について語るのは今回はやめておこう。でもこの題材をこの時期にって考えると恐ろしくなる。
(ところでデンマークでも神を冒涜することは法律で禁じられているらしいよ。なんだかなぁ…)
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