偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

●“あの番組”が懐かしい季節。

2006年02月03日 15時04分05秒 | ◎海外スポーツ&ニュース見出しdeポン
Super Bowl fans like the big (TV) picture

(スーパーボウル・ファンは大画面がお好き)
元記事→ 

 日本ではオリンピックがテレビの売り上げに影響するっていうけど、向こうはスーパーボウルってことね。

何?
 LGの50インチプラズマは8月には5000ドルだったのが4499ドルまで下がりシャープの26インチ液晶は10月には1800ドルだったのがたった3ヶ月で1600ドル
 …って貧乏極まるおいらにはそれが、そんなに驚くほど値下げなのか、ほとんど知覚不能だけど、前年度比30%増で売れてるなどと店のおっちゃんがいってるんだから安いのだろう。なにしろファンたちが安さ爆発に喜びのハイタッチしちゃってるってんだから。

 まぁ、おいらのような貧乏人はとかくモノゴトを相対的には見れなくなってしまっている。貧乏に不景気ナシ…だ。なにしろ絶対低空飛行だからね。

 アメリカは景気がいいんだろうけど、日本でも昨年は大画面テレビはバカ売れだったってんだからよくわからん。みんな金もってるのね。

 今のおいらにあるのはコジマで買った5千円のテレビだ。副音声が聞きたいときはビデオ映像に切り替えるしかないのだ。しかもリモコンが壊れかかっているのだが、そのおかげで思わぬ出会いがあったりする。
 テレビ本体にはチャンネルのアップかダウンのボタンしかないために、普段は立川談志くらいしか見ない某UHF局をチャンネルチェンジの際にかする時がある。(というか、そうせざるを得ない)

 そうしたらこないだなんか海外のバラエティらしきものを放映しているのを見かけ何だろう?とちょっとそのままにしておいたらブリトニー・スピアーズらしきねーちゃんがタレかかった巨乳がはみ出しそうな格好で下品に笑っていた。
 どうもそれはMTVPunk'dというどっきりカメラのような番組らしかったが、おいらがつけた時にはもう「大成功!」というようなオチの場面になってしまっていた。チェッっと思ったけど、もたもたしてたら、なんか次の企画が始まっていた。

 なんと今度はNFLプレーヤーをだますらしいのだが、そのメンツがジェローム・ベティスジェフ・ガルシアロッド・スミスだというのだ。
 スーパーボウル前にすごいタイムリーだなぁと思ったが、最新だとしてもシーズン前だろうから偶然なのだろう。っていうかジェフ・ガルシア49ersと紹介してた気がするのでその時点で2003年以前だけど…。

 内容はといえばゴルフトーナメントに招かれた3人がそれそれぞれ騙される。ベティスはタックルしてみてくれとインタビュアーにいわれて、ヒットされたインタビュアーが背骨折れたふりをしてうずくまるというくだらないもの。
 あとの二人もさらに下らない内容だった。日本のドッキリはワルノリしすぎのもあるけど、これはひねりがなさすぎだ。

 西洋人との感覚の違い?とも思ったけど、イタリア版のどっきり番組(Scherzi A Parteだっけ?)で番組でブッフォンとかカンナヴァロとか騙したやつはけっこう面白かったけどな。
 まぁ、イタリアのはエロ方面でいきすぎのがあるけどね(笑)

 でも、素顔のアスリートを見れるので、それでも見ちゃうんだろうな、みんな。

 素顔のアスリートを見れるというと「倶楽部☆T」という日テレでやってたアメフト・バラエティ番組のことを思い出してしまった。
 もともと日テレは民放ではNFLに力を入れていたけど、あれはいろんな意味で画期的な番組だった。

 別所哲也Take2魚住りえという当時アメフト知識ゼロの4人で始まった番組だったんで何だよ…って感じだったんだけど、今になって思えば地味~なアメフト関係者ですまさないところが、アメフト番組にしてはチカラがはいってたんだなと思われる。

 別所哲也といえば元々その英語力には定評はあったけど勉強家な彼はNFLへの知識もアットいう間に吸収していった。結果、彼は素晴らしいインタビュアーへと成長していったのだ。試合後のロッカールームなどで直に選手にインタビューしてる姿はたのもしくさえあった。スーパーボウルでのU2ボノへの突撃インタビューとかもね。

 船木勝一スマック・ダウンNo.1アナウンサーなら別所哲也は日本のNFL番組No.1インタビュアーだ。

 NFLフィルムズ製作の紹介も面白いけど、ああいう日本オリジナルなバラエティっぽくってライブな感じがよかったなぁ。
 どうも大物取材はアメリカ国内のメディアよりも日本を含む海外のメディアのほうが優遇されるのか(試合の放送権料も日本のほうが安いらしいが)、別所の数々の大物へのインタビュービデオを見てセントルイスのテレビ記者が目を丸くしてたりしてた。
 つまり番組さえ続いていたらその後も、日本のファンはオリジナルなお宝映像を目にできた可能性があったのだ。

 深夜とはいえNFLの、しかもあんなゆるいノリのバラエティ番組をオフシーズンも通してやっていたってのが画期的だった。

 その後、NFL倶楽部というのをみかけたが、どうやら「倶楽部☆T」の後継番組らしいのだが、地味な印象は否めないし、「倶楽部☆T」ほどコンスタントにやってないようだ。
 もし「倶楽部☆T」が続いていたら今頃、別所哲也スーパーボウル・ウィークでわきかえるデトロイトからレポートなんてやってるころだったのになぁ。

 ところでPunk'dでのジェローム・ベティスだけど、死んだフリするインタビュアーを、ただ呆然と立って見ているだけだった。
 もしちゃんと騙されていたとするならアメリカ人ってひでーなぁって思った。よくアメリカ人は後で裁判で不利にならないように交通事故現場では絶対に謝ったりしないというけど、そういうノリか?と思った。
 まぁ、番組自体がグダグダすぎて真相はわからないけどね(苦笑)。

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