Guillen's '05 MVP traded
Sox deal Iguchi to Phillies, will give Richar long tryout
(2005年度のギーエン監督の選んだMVPである井口がフィリーズにトレード、そしてそれはリカーに2ヶ月という長めのトライアウトの機会を与えた)
シカゴ・トリビューンのサイトに出てたこんな見だしの記事。
とりあえず記事をざっと要約して紹介しよう。
ホワイトソックがいくらこれがチームの改革ではないのだと主張しようが、残りのシーズンは未来の1・2番をまかされるであろうジェリー・オーウェンス外野手とダニー・リカー内野手にとっての事実上のトライアウト期間となるであろう。
リカーは井口のトレードの後の残りのシーズン、2塁を守ることになる。
彼はダイヤモンドバックスから移籍して以来の32ゲーム、マイナーAAAのシャーロット・ナイツで打率.346打をマークしていおり7月の最近22ゲームでは全試合で出塁を果たしている。
ケン・ウィリアムスGM曰く
「マイナーで3割5分打つなど彼にとってはたやすいこと。他のチームがプレイオフ出場をかけて戦っているこの時期に彼の能力を試してみたくなった。」
↑で、井口のトレード相手のマイケル・ダビーとは何者だろう?
井口はすでにフィリーズのサイトではロスターに名を連ねているが、このダビーとやらはホワイトソックスの40人ロスターのほうにすら名前がない。
では要約の続きを…
井口のトレード相手のダビーはフィリーズのピッチング・コーチ、リッチ・ダビーの息子で、2006年のドラフト18巡で入団した選手だ。
A(シングルエー)所属でリリーフ投手として4勝4敗、防御率3.88という成績だった。
これぢゃホワイトソックスのロスターに名前がなかったのは当たり前だ。
彼の移籍はフィリーズからホワイトソックスではなく、正確にはフィリーズ傘下A(シングルエー)レイクウッド・ブルークロウズからホワイトソックス傘下、同じくA(シングルエー)のカンナポリス・インティミディエーターズへの移籍だったのだ。
その証拠にカンナポリスのロスターにはちゃんと名前がのっていた。
http://www.intimidatorsbaseball.com/
結局のところ、井口の交換相手は“取引先のコーチの息子”ではなく、自軍傘下の選手だったのだ。
マイナーでめきめきと頭角を現してきたダニー・リカーを上にあげたかったところにフィリーズの急募広告があった…、つまり渡りに船だったってわけだ。
井口はすでにフィリーズのサイトのプロフィール写真ではフィリーズのユニフォームを着ていたが(合成かもしれないが)、リカーのほうはまだホワイトソックスのユニフォームではなかったし、ダビー坊やに至っては背番号も決まっていなかったようなので今回のトレードの電撃ぶり(慌てぶり)が垣間見えよう。
さらに記事の中で井口はシカゴの街がほんとに好きだったのでトレードについてショックを受けていて、FAとなる今オフにホワイトソックスに戻ってくる可能性まで示唆しているようだけど、それってどうなんだ?
まぁメジャーの風潮としては合理的なトレードに対してはへんに感情的になったりしないというけど、今回の場合は優勝争いをしているチームに望まれて…とはいっても補強ではなく怪我の穴埋めだし、フィリーズも井口を“レンタル選手”とみなしていると記事にはある。
この場合レンタルというのは、あくまでフィリーズの視点からみた表現のあや、つまり一時しのぎという意味であって別にサッカーなどにある“レンタル移籍”というわけではない(このスポーツライターの言葉のあやかもしれないが)。
だから井口よ、そこまでしてシカゴにしがみつくこともなかろう。
この記事が出ていたサイトのアンケートでこんなのがあった。
----------------------------------------------------
●井口のトレードはよかったと思う?
はい……31.6% (1021 票)
いいえ……68.4%(2213 票)
総当票数:3234票
-----------------------------------------------------
「いいえ」のパーセンテージって微妙ぢゃない?
しかも「いいえ」の比率は徐々にではあるけど時間と共に減っている。
記事の最後のほうでは「井口がシカゴに戻ってこれるかどうかはリカー次第」といっているが、皮肉なことにそのリカーいきなり3打数2安打1得点と大活躍。
奇しくも井口は月曜日にはもうカブス戦でシカゴに戻ってくる…ともある。
別に井口がどう思おあと勝手だけ「ファンに片思い」だったらカッコ悪いぞ。
Sox deal Iguchi to Phillies, will give Richar long tryout
(2005年度のギーエン監督の選んだMVPである井口がフィリーズにトレード、そしてそれはリカーに2ヶ月という長めのトライアウトの機会を与えた)
シカゴ・トリビューンのサイトに出てたこんな見だしの記事。
とりあえず記事をざっと要約して紹介しよう。
ホワイトソックがいくらこれがチームの改革ではないのだと主張しようが、残りのシーズンは未来の1・2番をまかされるであろうジェリー・オーウェンス外野手とダニー・リカー内野手にとっての事実上のトライアウト期間となるであろう。
リカーは井口のトレードの後の残りのシーズン、2塁を守ることになる。
彼はダイヤモンドバックスから移籍して以来の32ゲーム、マイナーAAAのシャーロット・ナイツで打率.346打をマークしていおり7月の最近22ゲームでは全試合で出塁を果たしている。
ケン・ウィリアムスGM曰く
「マイナーで3割5分打つなど彼にとってはたやすいこと。他のチームがプレイオフ出場をかけて戦っているこの時期に彼の能力を試してみたくなった。」
↑で、井口のトレード相手のマイケル・ダビーとは何者だろう?
井口はすでにフィリーズのサイトではロスターに名を連ねているが、このダビーとやらはホワイトソックスの40人ロスターのほうにすら名前がない。
では要約の続きを…
井口のトレード相手のダビーはフィリーズのピッチング・コーチ、リッチ・ダビーの息子で、2006年のドラフト18巡で入団した選手だ。
A(シングルエー)所属でリリーフ投手として4勝4敗、防御率3.88という成績だった。
これぢゃホワイトソックスのロスターに名前がなかったのは当たり前だ。
彼の移籍はフィリーズからホワイトソックスではなく、正確にはフィリーズ傘下A(シングルエー)レイクウッド・ブルークロウズからホワイトソックス傘下、同じくA(シングルエー)のカンナポリス・インティミディエーターズへの移籍だったのだ。
その証拠にカンナポリスのロスターにはちゃんと名前がのっていた。
http://www.intimidatorsbaseball.com/
結局のところ、井口の交換相手は“取引先のコーチの息子”ではなく、自軍傘下の選手だったのだ。
マイナーでめきめきと頭角を現してきたダニー・リカーを上にあげたかったところにフィリーズの急募広告があった…、つまり渡りに船だったってわけだ。
井口はすでにフィリーズのサイトのプロフィール写真ではフィリーズのユニフォームを着ていたが(合成かもしれないが)、リカーのほうはまだホワイトソックスのユニフォームではなかったし、ダビー坊やに至っては背番号も決まっていなかったようなので今回のトレードの電撃ぶり(慌てぶり)が垣間見えよう。
さらに記事の中で井口はシカゴの街がほんとに好きだったのでトレードについてショックを受けていて、FAとなる今オフにホワイトソックスに戻ってくる可能性まで示唆しているようだけど、それってどうなんだ?
まぁメジャーの風潮としては合理的なトレードに対してはへんに感情的になったりしないというけど、今回の場合は優勝争いをしているチームに望まれて…とはいっても補強ではなく怪我の穴埋めだし、フィリーズも井口を“レンタル選手”とみなしていると記事にはある。
この場合レンタルというのは、あくまでフィリーズの視点からみた表現のあや、つまり一時しのぎという意味であって別にサッカーなどにある“レンタル移籍”というわけではない(このスポーツライターの言葉のあやかもしれないが)。
だから井口よ、そこまでしてシカゴにしがみつくこともなかろう。
この記事が出ていたサイトのアンケートでこんなのがあった。
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●井口のトレードはよかったと思う?
はい……31.6% (1021 票)
いいえ……68.4%(2213 票)
総当票数:3234票
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「いいえ」のパーセンテージって微妙ぢゃない?
しかも「いいえ」の比率は徐々にではあるけど時間と共に減っている。
記事の最後のほうでは「井口がシカゴに戻ってこれるかどうかはリカー次第」といっているが、皮肉なことにそのリカーいきなり3打数2安打1得点と大活躍。
奇しくも井口は月曜日にはもうカブス戦でシカゴに戻ってくる…ともある。
別に井口がどう思おあと勝手だけ「ファンに片思い」だったらカッコ悪いぞ。
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