偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

月9「CHANGE」のスポーツ考証学

2008年06月10日 03時47分32秒 | ◎海外スポーツ&ニュース見出しdeポン
 今日のキムタクの「CHANGE」の中で大山倍達・最後の内弟子ニコラス・ペタスが演じたアメリカ通商代表ハリー・ ビンガムはノートル・ダム大でローズ・ボウル制したことがあるという設定だった。
 でもノートル・ダム大ファイティング・アイリッシュはローズ・ボウルでわずか1勝しかしていない。それも1925年のことで出場もこの一回だけ。
 ローズボウルを23回も制している南カリフォルニア大や20回出場のミシガン大あたりにしとけばその筋のマニアが見ても「芸が細かいっ!」と大喜びだったのに(笑)。
 おいらが脚本家だったとしたら12回出場のスタンフォードかUCLAにするな。どっちの大学も一般的な知名度があるしコトバの響きとしてもいい。UCLAほどポピュラーだとお安い感じになるって?このドラマにピッタシぢゃねーか。

 どっちにしても万人が聞いてアメリカンな響きがあるとはいえない“ノートルダム大”という設定にあえてした理由は謎だ。まさかジョー・モンタナの出身校だという理由じゃないだろうね?

 今はインターネットがあるから全くのそのジャンルの門外漢でもネーミングのネタ探し程度だったらものの30分でできるはず。こーいうコネタというのは流行を作る上であとで効いてくることもあるから手を抜いてはいけない。

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