偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

マギボンが叫んだ「シャラップ!」の本当の意味

2008年06月10日 19時39分53秒 | ◎海外スポーツ&ニュース見出しdeポン
マギボンが叫んだ「シャラップ!」の本当の意味

 以前、フジテレビの「男おばさん 燃えろ!デジタル部」にネット・アイドルのマギボンが出演したとき、こんなやりとりがあった。

(登場人物:マギボン、笠井信輔(フジテレビアナウンサー)、遠藤玲子(フジテレビアナウンサー))

笠井「好きな日本の俳優は?」
 (もじもじするマギボン)
笠井「だれだれだれ?…わかった福山雅治?」
マギ「Shut up !」(照れまくりながら)
遠藤「今、笠井さん聞こえました?シャラップっていいましたよ!」

 遠藤アナのリアクションだとシャイなマギボンがせっぱつまって「黙れ」なんて強いコトバを言っちゃいましたよってことになる。

 これにははなはだ疑問を感じていたんだけどめんどくさいから調べもしなかった。
ところが昨日の「英語でしゃべらナイト~訳せないネタ」見ていて思わぬヒントを得た。
現代の若者の間では「Shut up」を

「マジ?」

とか

「あり得なーい」

という意味で使っているのだとか。

 それを見てマギボンの一件を思い出した。
で、今度こそとネットを見てまわった。
どうも
「マジ?」
「あり得なーい」
に以外に

「ずぼしだけど認めたくない場合の否定」
というニュアンスがあった。
おお、これこそマギボンのシチュエーションにピッタリぢゃねーか。

一周まわって「黙れ」に近い意味に戻ってる気がするが「黙れ」とは似て非なるニュアンスだと思う。

このニュアンスにしっくりくる訳語としては

「やだー」「やめてー」「ちがうってばー」

とか限りなく感嘆詞に近い、あまり意味のない系のものではないか…と。

「否定」ではなく「逃避」といったかんじか。

「レッドソックスの呪い」に続きフジサンケイ誤訳シリーズ第4弾にしてやろうかと思ったけど、今回は黒に近いグレーということで見逃してやるか。
こっちも勉強になったしな。

 それにしても昨日の「英語でしゃべらナイト」だけど「…みたいな」みたいな曖昧表現が流行っているってハナシは興味深かったな。
 向こうの若者も傷つくのを恐れて自分を主張しないようになったってことか?
日本はもともと空気を読む社会だったってことを考えれば、欧米で起きている変化のほうが大きいかもね。

戦争反対を唱えると反国家主義みたいに思われてしまう臨戦国家アメリカにおける“言論の不自由”な状況が影響しちゃったりしてるとしたらコワイな。

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1 コメント

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To Miss.Maggie (kouji hirose)
2014-09-16 12:21:01
I'm Kouji Hirose !!

massege to Miss.Maggie

I get a massege.Thank you so mach !!
I have an urgent message for you.
"run"
show business(Japanese and America)


last: Deep in my haert,I hope your happiness !!
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