HE'S BLOWN HIS ZZ TOP
(ジダン、キレた)【ミラー】
ZZ Topというのはアメリカの3ピース・ブルース・ロックバンドの名前とジダンの頭文字とをひっかけているんだろう(ZIZOUほどメジャーぢゃないけどZZもニックネームのひとつ(こっちはマスコミ仕様か?))。
今回ZZ Topに引っかけた見出しは多かったけど、“頭突きをぶっぱなした”って意味にもひっかけてる感じがしたので(…んなこたぁねーか)ミラー紙のこれを選んでみた。
ZZ Topは日本では見出しのダジャレネタとして通用するほどの知名度ではなないが、さすが白人ブルースの国!Led Zeppelinの故郷!なかなかどうしてヤツらもメジャーな存在らしい。
ZZ Topといえば、あの毎日がクリスマスみたいなサンタ髭の二人のフロントマンと着替える前にステージ出てきちゃったんじゃないかってくらいヒゲおやじたちとは不釣り合いなカジュアルな風貌のドラマーという見た目の奇妙な印象はキョーレツに脳裏に焼き付いているのだが音楽はいまひとつ思い出せない(笑)。(実はアナログな音源を所有しているが聴くための機器がない(笑))
日本でサンタクロースといえば、パラダイス山元だが、こちらも“マン盆栽のヒト”という印象が強すぎて音楽活動のほうはいまひとつ伝わってこない(笑)(最近、彼の「ウ~!」というマンボなかけ声だけはテレビなどでよく聞くが…)
…とムダばなしはさておきジダンのはなしの続き…
Zidane s'excuse mais ne regrette rien
(ジダンは謝罪するも後悔はせず…と)【ラヂヲ・モザイクFM】
A la question Regrettez-vous votre geste ? Zidane répond que regretter son geste voudrait dire que Materazzi avait raison d’agir ainsi et de le provoquer comme il l'a fait, alors...non...il ne regrette rien.
(行為については後悔してるか?との問いにジダンは 「後悔するということはマテラッツィが正しいと言っているようなもの。だからボクはこれっぽっちも後悔なんかしちゃいないさ」と)
↑後悔しないってことは結局、暴力行為を肯定してるってことぢゃねーのか
正義や名誉の為には武力行使も許されるっていういかにも西洋人らしい考え方というべきか?
だったらジズー、何を言われたのか一字一句教えてよ
どこまで言われたら殴りかかっていいのかボーダーラインをサッカー少年たちに達に教えてあげなきゃなんないから(笑)
それにしても決勝で暴力行為働いて退場になったヤツをMVPに選ぶとはジャーナリストたちの良識や見識が疑われるぜ
レイシズムへのプロテストを表明する清き一票とでも気取ったか?
まだマテラッツィの発言の具体的内容についてわかんないというのにかい?
もっと呆れるのは日本のテレビに出てるコメンテータがジダンの行為に対して
「だったらしょうがないか」
というような擁護発言を繰り返してること。
たった一回くらいインタビューしたことがある中途半端にジャーナリストが
「彼はとても紳士的だった。とてもそんなことをするような人ではない。よほどのことを言われたのだろうう」
って、インタビューの場で暴れるヤツなんているかってーの。
それに、ジダンは“そんなことをけっこうやっちゃってきた人”だと思うが…。
今、公開中の映画と不思議な符合?などと無理矢理に話題盛り上げようとしてるみたいだけど、「ジダン 神が愛した男」ってのはドキュメンタリー映画なわけだから、過去にもジダンが暴力行為で退場になっていた…ってそんだけのハナシ。
別に常に意地悪な視点で見る必要もないが欧州文化やサッカーを美化しすぎてやしないか…って思うことがある。
今回の報道でも度々出てきた
「おまえのかぁちゃん売春婦」
なんて~のは欧州のピッチぢゃ日常的に常套句…
…とは、元セリエA選手にして日本での審判員の経験もあり現在は稲川素子事務所所属のタレントとして活躍中のクリスト・ピエトロ氏。
あと欧州における人種差別の嵐はスタジアムに限ったことじゃない
料理やお菓子の欧州修行してた人たちのインダューを見聞きすると、ほぼもれなく人種差別の洗礼を受けていることがわかる。
俊輔が行った、セルティックとライバル・チームのレンジャーズとの対立の構図なんてその歴史や根底にある宗教対立なんてのを紐解くと物騒極まりない。
「むこうはハッキリした対立の構図があるから盛り上がるんだよねー」
なんて自称ヨーロッパ通たちはしたり顔で言ってたりするけどな。
俊輔自身も「おまえは黄色いから黄色いビブスをつけろ」と言われたとか
↑これはうさんくさいあのデブなスポーツライターのネタだから信用度は低いが…
仏リベラシオン紙は「ジダンの行為を認めたら町中喧嘩だらけになちゃう」っていう移民青年の意見を紹介したそうだが、確かにそう。
理由はどうあれピッチの上ではダメだ。
フランスの移民問題ってのは植民地という暗黒時代を引きずってしまってるんだよな。やせ細った旧植民地の労働者たちがやむなく宗主国に出稼ぎ…みたいなことが多いらしい。
それはサッカー界も同じだという。
だから移民問題、人種問題は国をあげて責任とんなきゃなんねー
でもピッチの上の暴力はダメだから
まだ人種差別発言があったかどうかわかんねーのに、日本のマスコミ(…っていうかテレビ・コメンテーター)ジダンかばってんぢゃねーよ…っていう
仮に人種差別発言があったとしたら、それはそれで裁かれればいいわけで
ジダンの暴力行為はチャラにはならないはず
そもそもシャツ引っ張ったらボールに関わっていようといまいと即ファウルとればいいのになぁ
んなのいちいち見てらんない?
でも、アメフトの試合とかみてると、よくぞそんなところまで見ていた!ってくらい端っこでおきたようなファウルを取ってるけどな。
まぁ、いちいちプレイが止まるアメフトと常に流れているサッカーは単純には比較できないんだろうが
でも超合理化されたNFLには他の競技も学ぶ点はきっきっとある。
(NFLのビデオ判定のシステムなんかは日本のプロ野球でぜひ取り入れて欲しいものだ)
いたずらに流れを止めないという意図でとりあえず流しとくってのはアメフトやその他の競技でもよくあることだけど、だったらジャージつかんだヤツがゲーム進行妨げた張本人ってことでいちいちブーイングしたればいい。
ぢゃなかったら、つかめないようなタイトフィットなデザインのジャージーに全チーム変更する
ひところのアズーリやローマなんかが着てたピッチリタイプよりさらにタイトフィットな、それこそツールドフランスにも出れそうなくらいのヤツに。
うわさによると近々、つなぎタイプのLYCRA素材のピッチリピチヒピチタイプが某メーカーから発表されるとか…
何?
それってビジュアル的にダサいって?
だったらGK以外は全員ドラえもんグローブ着用だ(笑)
あと、選手全員にピンマイク付けさせろ(笑)
もしくは中継局が集音マイクで拾え
それを副音声でもいいからずっと流しとけ
放送の面白さがアップすること請け合いだ
自動音声解析で放送禁止用語言ったやつには即イエローかレッド(笑)
これなら汚い言葉もなくなるぜ
ところで、セリエAの八百長問題に裁定がくだったそうな
イタリアっぽくW杯優勝きねーん!なんつって恩赦になったらどうしようと心配してたら、それはなかったようだ
今の欧州サッカーは人種差別問題やらなんやらと問題はいろいろあるけれど、これを機にスポーツ界といわず社会全体の浄化につとめて欲しいものだ
さてデル・ピエーロはどこへ行く???
おいらは、とりあえずはそれが気になる。
てなわけでジダンのことはどちらかというと好きだったけど、今度のことで嫌いになったかというとそんなこともない。
途中でも書いたように、ジダンがキレると激しいということは周知だったわけだし
ただ、現役最後であれっていうのは勿体ないとは思った
ごくごく個人的にはむしろ身につまされるっつーか、他人ゴトなきがしない部分もある
なんであんなことをしちゃったんだろうっていう突発ギレな経験がおいらも実はある
多々ある
しかも重要な場面で
世の中にはそういう気質の人間っていうのはいるんだなって思ったりもした
そんなわけでおいらもいまだカバーできてない過去の失敗があったりする
ジダンの場合とは背負うモノの大きさは全然違うけどね
とりあえず日本のテレビ人がアホと思ったって、それだけ。
結局のところ人間、しちゃったこと、おこった事実については受け入れるしかない
C'est la vie、それが人生
ジダンもやっぱり暴力行為については非を認めるべきだ
なんだかスポーツネタ書いたつもりが超個人的な日記のようになってしもた
久しぶりの投稿でネタや感情を詰め込みすぎたっつーことで
(結果として人様に読んでいただく体裁になっていない…)
さて
なんでもユーロ2008の予選ではやくも今年の9月にイタリアとフランスがぶつかるらしい。
すぐに引退を撤回してしまう海外のアスリートのスタイルには馴染めないが、今回に限ってはジダンに期待。
くさい演出でもいいからマテラッツィと握手なんかしちゃったりしてくれ
さっきもいったけど、どうせ人種差別問題なんて国家レベルで抱えていく大問題なわけだから、今回の二人の問題にすべてをおっつけちゃうのにはムリがあるしミョーな飛び火をうみかねんし。
さらに因縁の試合になっちゃったりして…
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さーて
思い出したように突然、4ヶ月以上ぶりに記事を投稿してみたわけだが、すかさず叉休眠宣言をしときます。
ジタン報道について衝動的に思いつき10行くらいでチャチャっとツッコミ入れようとしたらこの有様
そもそもこの「見出しでポン」のカテゴリーというのは記事探したりウラ取ったりとかでいちばん時間食う…ってことを忘れてた…
で
久しぶりに検索エンジンでユラユラと浮遊してたらついでに韓国の記事とか見つけちゃったんで、思わずもう一本
(引っ越し整理の途中で読書に突入してしまうタイプなもので…)
で、順番でいうと韓国の記事のほうがあとなんだけど、ここでまた長期休眠するにあたって、政治っぽく見えてしまいがちな記事がトップに長々と居座るとイヤかな…と思ってこういう順番で投稿してみましたとさ。
なにしろチキンなもので
んで、んで
再開の見通しだけど…
ないっ!(苦笑)
いずれグループ・ブログのようなものに参加するとか、しないとか…みたいなハナシもあるとかないとか…なのだが、そうなると余計にこっちの投稿は疎かになりそう。
でも、仮にグループ・ブログ参加となった場合は、そこは毒を吐くような雰囲気の場所ではなさそうなので毒だけはここに捨てにくるかも(笑)
でもこの分だとグループ・ブログも不参加かも
ところで、休眠期間中も週一くらいでアクセス数を覗いてたんだけど、当然のことながら数字は低空。でもなぜか7/13の木曜だけ突然ip数がはねあがった。きっとテレビでなんかやったんだろうが、それが何なのか知りたい。それにしてもこんな休眠してても検索エンジンにひっかかるようなワードがあったんだろうか?
そういえば書くかもしれないといった休眠にあたっての総括&反省文も結局書いてなかったな…とほほほ
ってなわけで
「日本沈没」はちょっと見てみたーい。
デル・ピエロがんばれ!
古田スワローズがんばれ!
と言いたいことだけ吐き捨てつつ…
おやすみなさーい
「引退する予定の選手は最後の試合の終盤で
何をやっても大して困ったことにはならない」
というアソシエーション・フットボールの
ルール上の限界によるものではないかと感じたのですが
単にジダンさんが荒っぽい方だったというだけなのかもしれません。
いずれにしても僕はアメリカンのルールが好きだし
アソシエーションのルールは気持ちが悪いです。
普及しやすさを考えると一長一短ですけれども。
本文にも書きましたように正式再開ではないのでお知らせはしませんでしたが、わざわざきていただいてありがとうございます&恐縮です。
欧米のアスリートって演出を大事にするところがあるのでフツーは引退試合であんな暴挙には出ないでしょうね。(ルールの限界とか演出以前の暴挙ともいえますが)
ましてや決勝戦で同点、延長までありそうな場面だったらまともな中心選手だったらイエローでさえ気をつけるでしょう。
まぁ、サッカーとアメフトは野球とクリケットぐらい違うかもしれないので比較はできない気もしますが、ひょっとしたらアメフトのほうがルール的には日本人好みかもしれないと思うことはあります。
そういえばアメリカにはインドア・サッカーっていうホッケーみたいなルールのプロサッカーリーグがありますよね。アメリカってなにげにサッカーの選手層が日本より厚かったりするかも…。
うれしいで~す!
おいらは頭よくないのでムツカシイことはよくわかりませんのでコメントはできないですが、
この暑さ・・スーパーボールのメディアドランカ 飲んで見たいです。
シュワシュワーごっくんとネ☆(*^-゜)
いへいへ
本文でもほのめかしているように“再開”までには至っていません…
残念ながらこれでこの先もまたしばらく記事は増えませんが、注目していただいたヘッダ画像のほうは夏場だけローテーションしていきます
是非他の味もお楽しみ下さい(笑)