偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

●佐野Rock攻略への道 第六回(MusiG#16分析)

2006年07月20日 02時47分29秒 | 佐野ROCK@MusiG
 これは、よみうりTVの深夜番組「MusiG」の中のコーナー、「佐野ROCK」の攻略法を模索する企みである。
 実際の放送を採譜(元春の言葉は音楽だ(笑))しながら、その傾向と対策を探っていく。初の視聴者投稿のあった2006年6月14日放送分の第11回からの考察となるが、必要とあらばスタッフ作品にジャッジをくだしたそれ以前の放送内容も引用してみたい。

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■第16回

山口「ひとつよろしくおねがいします」
佐野「よろしくお願いします」
山口「えー、じゃあ、早速ちょっと読んでみたいと思います…ペンネーム人生芸無しさんからのメールです。ありがとうございます。最後の晩餐」
佐野「うん、最後の晩餐」
山口「最後の晩餐…に似た言葉で、最高の炭酸」
佐野「ちょっと待ってね」
山口「はい」
佐野「最後の晩餐でしょ?」
山口「最後の晩餐」
佐野「で、もうひとつが…最高の炭酸」
山口「最高の炭酸」
佐野「うん…すごく美味しいソーダ?」
山口「フッハッ(笑)まぁ、そう(笑)ショワ~っ!てくるんでしょうね、もう」
佐野「うーん」
山口「ショワショワ~!」
佐野「うん…最高の炭酸…だよね…いいね」
山口「お?」
佐野「響いてますよ」
山口「響いてますか?」
佐野「うん、なんかね」
山口「はい」
佐野「意味とは別に…とってもね…音楽的な感じがする」
山口「おー」
佐野「最後の晩餐、最高の炭酸、最後の晩餐、最高の炭酸…うん、いいです」
山口「いいですか?…ってことは?」
佐野「ROCKと言っていいと思いますよ」
山口「うぉぉぉしっ!」
(SE:サムデイ)
山口「サームデーイ!…ああ、おめでとうございまーす、じゃこちらーも佐野ロックTシャツ…うぃーす…スミマセン…こちらちょっと、こうタモリさん風にやっとかないと」
佐野「はい」
山口「じゃあ、ペンネーム、ポケベル男さん」
佐野「はい」
山口「…という方こられてますね…リーズナブル」
佐野「うん」
山口「…に似た言葉で、リンスダブル」
(SE:ヤングブラッズイントロ)
佐野「リーズナブル」
山口「はい」
佐野「リンスダブル」
山口「はい」
佐野「リンスダブルってどういう状況?」
山口「これ、ちよっと、あの、コメントがありましてですね、リンスがなくなってしまったからといって購入してきたら、母も購入していたお互いビックリ」
佐野「うん」
山口「…っていう、まシチュエーションから生まれました」
佐野「ああ、うん」
山口「はい、リンス、ダブっちゃったつー」
佐野「あ、そういうことか…あー…でもね、解説しちゃダメですね」
山口「ははは(笑)…書かないでー!コメント~これから! ……そうですね」
佐野「うーん」
山口「解説しなきゃわからないよじゃダメっちゅうことですよね」
佐野「ダメです」
山口「説明なくてもピピっとくる」
佐野「もう、ポンときて“ウェヘヘイ”となるようなモノが一番ですね」
山口「あー、何週ぶりかに“ウェヘヘイ”きました、いや、そう、ボクはそれは、ボクは納得してるつもりです」
佐野「はい」
山口「ロックなんてものは、説明…能書きじゃないんだ…と」
佐野「はい」
山口「ビビンときて“ウェヘヘイ”」
佐野「はい」
山口「みなさん解説いらないように、ひとつよろしくお願いします…グっとくるようなやつ」

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【今週の傾向と対策】
 「最後の晩餐」と「最高の炭酸」は一見ライミング的にはビミョーに字余り(音余り?)っぽいが、これが歌詞だと想定すると同じ音符にのりそうなかんじなので結果としてこれも母音完全一致といえなくもない。
 2つのフレーズの間に物語性は感じられないが、炭酸のスパークリング感がキョーレツに響いてしまったのか?あるいは元春が収録前にダ・ヴィンチ・コードを読んだか、見たかしていて、それが「最後の晩餐」というフレーズに感応した…という並列攻撃というパターンか?
 ここでふと、カシミアのマフラーにイタリアン・シャツ(happy man)という80年代のバブリーなライフスタイルやわたせせいぞう氏のおしゃれなイラストが浮かんでしまい、やっぱ元春もそっち側の人間なんだよな…などと勝手に想像して、勝手に「アイム・イン・ブルー」になるおいら(苦笑)。…と傾向と対策と関係ないグチをこいてしまったが、なんとなく「アメリカン」な雰囲気のものって元春の心のストリングスに共鳴するアイテムのひとつとしてありかもしれない。

 一方、ポケベル男氏への「解説しちゃダメですね」というコメント。実際には山口氏が一生懸命説明しているシーンが多いし、そのやりとりがこのコーナーの肝ともいえるのだが、つまりこれは最低限、山口氏には説明無しでわかるようなフレーズにしとけよ…ということだろう。
 笑いの提供に徹するなら、山口氏は詳しいが佐野氏は全く接点がないような下世話なネタがベストだろう。いずれにしても狂言回しとしての山口氏を想定するのも応募の際の留意点のひとつだ。

 余談でけど、これはDVDを貰った時と同じ日の収録だというのが山口氏のテンションから伝わってくるね(笑)。

→「佐野Rock攻略への道」バックナンバー



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■応募はこちらから
【go URL】-https://www.ytv.co.jp/musig/form/form.html
■過去のオンエアリスト
【go URL】-http://www.ytv.co.jp/musig/rock_bn.html

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