JUSSI SALMIAKKINEN (ユッシ☆サルミアッキネン)

フィンランド各地の日の出、日の入り時間の変化をウィークリーでご紹介します。

サルミアッキのある風景-VII サルミアッキ・ケーキを食す

2006-06-04 18:41:02 | サルミアッキのある風景
 
昨日、ちょっと変わったお菓子を作って頂いたので、予定を変更してご報告したい。

私が通うフィン語教室は、6月の第3土曜日に夏休み前のパーティを開くため、昨日からその日に供されるお菓子を作り始めた。
当日に全員が集まって作る時間がないので、昨日はケーキ、そして来週はコルヴァ・プースティ(プッラ)を作り、冷凍保存してパーティに備えるのだ。

パーティ用のお菓子づくりが済んだ後、調理に参加した有志の役得で、慰労のお茶会に食べるケーキとして、サルミアッキ・ケーキ(Salmiakki-kakku)を作って頂けることになった。(これをユッシ☆スペシャルまたは、ユッシの誘惑と名付けたい!)
調理の総指揮を司るひろこさんのご好意である。それは、私がひろこさんに昨年より“サルミアッキ・ケーキを作りましょうよ!”と言い続け、根負けした結果である。(言い方を変えれば、私の熱意に共鳴した?)
ちなみに、このケーキに使ったサルミアッキのフレーク(S-007 Dr.Oetker SALMIAKKI HIPPU 100g)はひろこさんが昨年の渡芬の折に私が所望し、滞在先のフィンランドの Vuonislahti(北カレリア地方の風光明媚な村)の村長さんまで動員して入手したという迷惑掛けっ放しの一品なのだ。
ひろこさん!重ねて感謝申し上げます。

ということで、今回は調理風景も含めてご報告する。



ケーキの生地は、アーモンドの粉を混ぜたものだそうだ。
生地が焼けたら薄く切って生クリームを塗り、まずサルミアッキを軽くパラパラとふりかける。それを巻いてロールケーキにして、さらにお化粧用の生クリームを塗る。
レモンの皮をおろし金ですりながら軽くまぶした後、仕上げのサルミアッキを再度ふりかけて完成だ。
仕上げは私の手に委ねれた。私としては生クリームが見えない位真っ黒にふりかけたかったのだが、周囲の冷ややかな視線もあって、悲鳴が上がる前に手を止めた。



出来上がったケーキが、上の写真だ。この他にもサルミアッキを使わないものも作った。そうでないと、周囲はうんと言わないのだ。
フィンランドのハーブティで、お疲れ様のお茶の時間を開始。
甘みを抑えた生クリームにちりばめられたサルミアッキが、独特の香りとやんわりとした塩気でなかなかの美味。“おいしい!”という声も周囲から上がる。
個人的には、もっと沢山ふりかけても良かったのかも!と再度心の中でつぶやく。

作った直後に食べた影響で、生クリームが溶け始め、サルミアッキも溶け気味になってしまったのはちょっと残念だったが、パーティ用のケーキを作った後の少ない時間の中で作ったのだから、良しとすべきだ。

最後に、ひろこさん!わがまま言ってすみませんでした。

でも、もう一回位サルミアッキ・ケーキ作れる分位は、このフレーク残ってますよ~。(悪ノリ)

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フィンランドの日照時間ウォッチング(注:晴れた場合を想定)
2006年6月04日(日)
場  所日の出日の入り日の長さ
UTSJOKI ウツヨキ
フィンランド北端部
なしなし24時間00分
ROVANIEMI ロヴァニエミ
北極圏から南8Kmラップランド最大の都市
01時58分00時40分22時間42分
HELSINKI ヘルシンキ
フィンランド南端部
04時06分22時33分18時間27分

※上記の時間は、FINIISH METEOROGICAL INSTITUTE のデータを基に作成致しました。
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サルミアッキのある風景 -VI 東京を案内する その4(最終回)

2006-05-22 13:16:39 | サルミアッキのある風景
 
【サルミアッキと浅草を歩く】

日の出桟橋から約35分の旅で、浅草に上陸した。
東京見物のセオリー通り、雷門から仲見世を抜け浅草寺の観音様を目指し、店をひやかしながら、歩く。
折しも、修学旅行のシーズン、中高校生が多い。
そして、提灯等の飾り付けも普段よりも多く見受ける。そうか、三社祭りが始まるのだ。
(注:今年の三社祭りは、5月19日~21日だった。)
雨が降ったり、やんだり。平日とはいえ、人が多い。ひと頃、衰退が進んだ浅草であったが、大部盛り返しているようだ。



観音様をお参りした後、一行は上野動物園を目指したのだが、入場締め切りを数分過ぎていたため、入ることができなかった。残念!
やむを得ず、アメ横に転進して時を過ごして、他の友人たちとの酒宴の場であるイギリス人の店長が仕切る有楽町のガード下の居酒屋へと向かったのであった。
Vさん、Lさん、そしてエリカさん、お疲れさまでした。
(完)

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フィンランドの日照時間ウォッチング(新レイアウト)
2006年5月22日(月)
場  所日の出日の入り日の長さ
UTSJOKI ウツヨキ
フィンランド北端部
なしなし24時間00分
ROVANIEMI ロヴァニエミ
北極圏から南8Kmラップランド最大の都市
03時05分23時28分20時間23分
HELSINKI ヘルシンキ
フィンランド南端部
04時28分22時08分17時間40分

※ちなみに、本日の東京の日の出は04時32分だったそうで、ヘルシンキとあまり変わらないが、日の入り時刻がぜんぜん違う。さすが北緯60度。
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サルミアッキのある風景 - V 東京を案内する その3

2006-05-21 21:56:05 | サルミアッキのある風景
 
【水上バスで浅草へ行く】

皇居を後にして、有楽町で昼食を摂り、日の出桟橋へ向かった。
ここから、水上バスで浅草に向かうことにした。
雨が時々降るという天気となったが、移り変わる風景をバックにサルミアッキの撮影を続けた。





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フィンランドの日照時間ウォッチング
2006年5月21日(日)

HELSINKI(フィンランド南端部・ヘルシンキ)
日の出  04時30分
日の入り 22時06分
日の長さ 17時間36分

新たに追加 ROVANIEMI(北極圏の南8Kmのラップランド最大の都市・ロヴァニエミ)
日の出  03時09分
日の入り 23時23分
日の長さ 20時間14分

UTSJOKI(フィンランド北端部・ウツヨキ)
日の出  なし
日の入り なし
日の長さ 24時間
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サルミアッキのある風景 - IV 東京を案内する その2

2006-05-19 14:36:49 | サルミアッキのある風景
 
VさんLさんを案内して、皇居正門前の二重橋へと足を運んだ。
彼らの記念写真はもちろん撮ったが、ここでも「サルミアッキのある風景」をパチリと撮ってみた。
フィンランドのみならず、北欧を代表する銘菓「サルミアッキ」の表敬訪問とでも言うべきか?
サルミアッキを持って手タレ(手のモデルのこと)になって頂いたエリカさん Kiitos!
私がこの写真を撮っている横で、フィンランドのお二人は怪訝(けげん)そうな表情だったが、後で聞いてみると実際にはこれが受けていたそうだ。

そして、東京案内は次のシーンへと移るのであった。

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フィンランドの日照時間ウォッチング
2006年5月19日(金)

HELSINKI(フィンランド南端部・ヘルシンキ)
日の出  04時34分
日の入り 22時02分
日の長さ 17時間28分

UTSJOKI(フィンランド北端部・ウツヨキ)
日の出  なし
日の入り なし
日の長さ 24時間

これもしばらく続けてみようと思う。
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サルミアッキのある風景 - III 東京を案内する その1

2006-05-18 12:39:17 | サルミアッキのある風景
 
「サルミアッキのある風景」も3回目を迎えた。
今回は、いろいろな場ににサルミアッキを写し込んでみようという試みである。
で、今回はフィン語仲間のエリカさんのメル友であるフィンランド人のVさん(男性)、Lさん(女性)(写真:上)が、現在東京に来ているということで、東京巡りの助っ人をすることになった。それに便乗して写真を撮ることにした。

私のサルミアッキ好きはフィン語仲間では有名で、この案内をする際にエリカさんはVさんとLさんに私のサルミアッキ好きを事前に知らせたらしく、合うなりに写真にあるサルミアッキを頂戴した。Kiitoksia paljon! である。

フィンランドはLAHTI(ラハティ)のHaganol社サルミアッキで、「APTEEKIN SALMIAKKI 15g」である。その意味は「薬局のサルミアッキ」という意である。
その風味は、以前このブログで紹介した同社のサルミアッキ「S-009 Haganol Perinteinen SALMIAKKI 15g」と大きな違いはないようだ。(詳細については、後日の報告としたい。)

5月17日、午前11時東京駅丸の内中央口で待ち合わせ、Vさん、Lさん、エリカさん、私の4人で東京巡りが始まった。最初の訪問地は定番の「皇居」だ。それは、自分にとってもン十年ぶりの再訪だ。
そして、記念すべきファーストショットがこの一枚(写真:下)である。頂いたばかりのサルミアッキを皇居をバックに写してみた。



これから、数回に渡って「サルミアッキのある風景・東京巡り」編を小出しにお伝えする。
(あぁ、ネタが確保できて良かった!)

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フィンランドの日照時間ウォッチング
2006年5月18日(木)

HELSINKI(フィンランド南端・ヘルシンキ)
日の出  04時36分
日の入り 21時59分
日の長さ 17時間23分

UTSJOKI(フィンランド北端・ウツヨキ)
日の出  なし
日の入り なし
日の長さ 24時間

※ということで、数日間ブログの更新を怠っていたら、ウツヨキでは“完全な白夜”になってしまった。

コメント (6)
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