昨日、ちょっと変わったお菓子を作って頂いたので、予定を変更してご報告したい。
私が通うフィン語教室は、6月の第3土曜日に夏休み前のパーティを開くため、昨日からその日に供されるお菓子を作り始めた。
当日に全員が集まって作る時間がないので、昨日はケーキ、そして来週はコルヴァ・プースティ(プッラ)を作り、冷凍保存してパーティに備えるのだ。
パーティ用のお菓子づくりが済んだ後、調理に参加した有志の役得で、慰労のお茶会に食べるケーキとして、サルミアッキ・ケーキ(Salmiakki-kakku)を作って頂けることになった。(これをユッシ☆スペシャルまたは、ユッシの誘惑と名付けたい!)
調理の総指揮を司るひろこさんのご好意である。それは、私がひろこさんに昨年より“サルミアッキ・ケーキを作りましょうよ!”と言い続け、根負けした結果である。(言い方を変えれば、私の熱意に共鳴した?)
ちなみに、このケーキに使ったサルミアッキのフレーク(S-007 Dr.Oetker SALMIAKKI HIPPU 100g)はひろこさんが昨年の渡芬の折に私が所望し、滞在先のフィンランドの Vuonislahti(北カレリア地方の風光明媚な村)の村長さんまで動員して入手したという迷惑掛けっ放しの一品なのだ。
ひろこさん!重ねて感謝申し上げます。
ということで、今回は調理風景も含めてご報告する。
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ケーキの生地は、アーモンドの粉を混ぜたものだそうだ。
生地が焼けたら薄く切って生クリームを塗り、まずサルミアッキを軽くパラパラとふりかける。それを巻いてロールケーキにして、さらにお化粧用の生クリームを塗る。
レモンの皮をおろし金ですりながら軽くまぶした後、仕上げのサルミアッキを再度ふりかけて完成だ。
仕上げは私の手に委ねれた。私としては生クリームが見えない位真っ黒にふりかけたかったのだが、周囲の冷ややかな視線もあって、悲鳴が上がる前に手を止めた。
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出来上がったケーキが、上の写真だ。この他にもサルミアッキを使わないものも作った。そうでないと、周囲はうんと言わないのだ。
フィンランドのハーブティで、お疲れ様のお茶の時間を開始。
甘みを抑えた生クリームにちりばめられたサルミアッキが、独特の香りとやんわりとした塩気でなかなかの美味。“おいしい!”という声も周囲から上がる。
個人的には、もっと沢山ふりかけても良かったのかも!と再度心の中でつぶやく。
作った直後に食べた影響で、生クリームが溶け始め、サルミアッキも溶け気味になってしまったのはちょっと残念だったが、パーティ用のケーキを作った後の少ない時間の中で作ったのだから、良しとすべきだ。
最後に、ひろこさん!わがまま言ってすみませんでした。
でも、もう一回位サルミアッキ・ケーキ作れる分位は、このフレーク残ってますよ~。(悪ノリ)
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フィンランドの日照時間ウォッチング(注:晴れた場合を想定)
2006年6月04日(日)
場 所 | 日の出 | 日の入り | 日の長さ |
UTSJOKI ウツヨキ フィンランド北端部 | なし | なし | 24時間00分 |
ROVANIEMI ロヴァニエミ 北極圏から南8Kmラップランド最大の都市 | 01時58分 | 00時40分 | 22時間42分 |
HELSINKI ヘルシンキ フィンランド南端部 | 04時06分 | 22時33分 | 18時間27分 |
※上記の時間は、FINIISH METEOROGICAL INSTITUTE のデータを基に作成致しました。