JUSSI SALMIAKKINEN (ユッシ☆サルミアッキネン)

フィンランド各地の日の出、日の入り時間の変化をウィークリーでご紹介します。

L-014 FAZER PÄÄRYNÄ-VANILLIINI LAKRITSI 20g

2006-10-13 11:50:35 | 今日の一品(ラクリツィ)
 
“ねぇ、ムーミン! こっち向いて!”でおなじみ?(年代が古いもので)
ムーミン(MUUMI)のキャラクターがプリントされた一品である。
生産地はもちろん、ムーミン誕生の地フィンランドである。まぁ、あって当然の品だ。
PÄÄRYNÄ-VANILLIINI LAKRITSIは、フィンランド語で「西洋梨とバニラ風味のラクリツィ」という意味である。包装には、スウェーデン語も併記されており、PÄRON-VANILLIN LAKRITS と記されている。
※上の文字が化けて見えるブラウザをお使いの方!当ブログをご覧になる際は、Mozilla Firefoxのご使用をお勧めする。

製造元は、フィンランドはヘルシンキに本拠地を置くFazer社である。
Fazer社は、菓子に限らずカフェ、レストラン、食品、それに音楽関係にも進出しているようでFazerレーベルのCDも見掛けたことがある。
菓子部門のWebサイトは下記をお訪ね頂きたい。
http://www.fazermakeiset.fi/

この一品は、フィンランド語のお師匠様であるみほこさんより頂戴した。“どうも、ありがとうございます。”



【テイスティング】
ペールグリーンの包装にプリントされているのは、スナフキン(芬語名:Nuuskamuikknen)とムーミン(芬語名:Muumipeikko)、そしてヘムレンさん(芬語名:Hemuli)であるが、他のキャラクターのパッケージがあるかどうかは、未確認である。
一品の形状は、長さ10cm、直径1.5cm×1cmのだ円の筒形で、中心部に詰め物(西洋梨とバニラの風味)が入ったラクリツィという形態をとっている。
中の詰め物は、いかにもという感じの人工香料で強めの香り付けがなされ、かなり甘く味付けされている。
そのせいか、ラクリツィの風味は陰に隠れた感じで、注意して味あわないと感知しにくい。
味覚的には、お子様向けといえよう。

価格的に求めやすく、しかも人気のムーミンキャラクター。フィンランド土産にはうってつけであろう。敬遠されがちなラクリツィぽさもそれほど感じられないので、大量に買ってばらまくのもいいかも知れない。

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フィンランドの日の出、日の入り

2006年10月13日(金)
場  所日の出日の入り日の長さ前日比
UTSJOKI ウツヨキ
フィンランド北端部 北緯69度45分
08時16分17時39分09時間23分-9分
SAARISELKÄ サーリセルカ
ラップランドのリゾート地 北緯68度20分
08時09分17時44分09時間35分-8分
SODANKYLÄ ソダンキュラ
ラップランド 北緯67度22分
08時08分17時51分09時間43分-7分
ROVANIEMI ロヴァニエミ
北極圏の南8Kmラップランド最大の都市 北緯66度33分
08時09分17時58分09時間49分-8分
OULU オウル
フィンランド北部の大都市 北緯65度00分
08時05分18時03分09時間58分-7分
HELSINKI ヘルシンキ
フィンランド南端部 北緯60度10分
07時55分18時17分10時間22分-5分
東京
日本 北緯35度40分
05時45分17時09分11時間24分-2分

※上記の時間は、FINNISH METEOROGICAL INSTITUTE のデータを基に作成致しました。
比較対照用に東京の日の出、日の入りを追加。(国立天文台天文情報センター暦計算室より)
※表の上から下に行くに連れて緯度が低くなっています。薄い黄色地の都市はラップランド(北極圏)の地域です。
注:フィンランドとの時差は現在夏時間なので-6時間。

L-013 DIETORELLE LIQUERIZIA SUGAR FREE 27g

2006-10-06 12:00:00 | 今日の一品(ラクリツィ)
 
本編復帰第二弾は、ラクリツィのカテゴリーに属する一品のご紹介である。
この一品は、イタリアのZola Predosaという企業のDIETORELLEというブランドで発売されているもので、LIQUERIZIAとはイタリア語で「甘草」を指す。製造元はヨーロッパに点在するLeaf系列のLeaf Italia である。
この一品は、北欧カフェ・moiのマスターがお友達からイタリアのお土産として頂いたものを拝借して紹介している。マスター!掲載遅れてすみません。
パッケージに描かれている枝のようなものは、甘草である。
イタリアではこの枝ような甘草を直接噛んで楽しむ方法もあり、私も試したことがある。これについては moi cafe のブログを参照頂きたい。
http://blog.goo.ne.jp/moicafe/e/75c010c81b24036ac19a8d05ac9ac049



【テイスティング】
形状は、直径1.2cm,厚さ0.5cmの円筒台形。色は、濃い茶色でつやがない。
その味覚はというと,リコリスの香りとともに甘草独特(含有量6.9%)の苦みと若干のミントとその他のフレーバーが広がる。甘みはシュガーフリーと記されている通り砂糖のような甘みではない。1gあたり1.25カロリーとも書いてあった。
詳細についてはイタリア語のみの表記なのでこれ以上の説明はお許し願いたい。

味わっているうちに「あれ、この味は?」と感じた。それは同じLeaf系のラクリツィである「L-010 MALACOLEAF Läkerol ORIGINAL 25g」に似ているのだ。こちらの一品は、千葉や横浜のIKEAで購入できる。

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フィンランドの日の出、日の入り

2006年10月06日(金)
場  所日の出日の入り日の長さ前日比
UTSJOKI ウツヨキ
フィンランド北端部 北緯69度45分
07時48分18時12分10時間24分-8分
SAARISELKÄ サーリセルカ
ラップランドのリゾート地 北緯68度20分
07時42分18時14分10時間32分-7分
SODANKYLÄ ソダンキュラ
ラップランド 北緯67度22分
07時43分18時19分10時間36分-7分
ROVANIEMI ロヴァニエミ
北極圏の南8Kmラップランド最大の都市 北緯66度33分
07時45分18時25分10時間40分-7分
OULU オウル
フィンランド北部の大都市 北緯65度00分
07時43分18時29分10時間46分-6分
HELSINKI ヘルシンキ
フィンランド南端部 北緯60度10分
07時38分18時38分11時間00分-5分
東京
日本 北緯35度40分
05時39分17時19分11時間40分-1分

※上記の時間は、FINNISH METEOROGICAL INSTITUTE のデータを基に作成致しました。
比較対照用に東京の日の出、日の入りを追加。(国立天文台天文情報センター暦計算室より)
※表の上から下に行くに連れて緯度が低くなっています。薄い黄色地の都市はラップランド(北極圏)の地域です。
注:フィンランドとの時差は現在夏時間なので-6時間。

L-012 HARIBO ROTTELA SCHNECKEN 100g

2006-06-16 16:20:21 | 今日の一品(ラクリツィ)
 
本日はドイツのボンからスタートしたHARIBO社のLAKRITZ(ラクリッツ)をご紹介する。
HARIBO社の製品は、(株)リョーカジャパンという会社が輸入している。最近では輸入食料品店だけでなく、コンビニでもHARIBOブランドのフルーツやコーラの風味付けをしたグミが売られている。
が、この一品はなかなかお目にかかれない。
ちなみに、これは文京区のLaQua(ラクーア)後楽園・4FにあるVILLAGE VANGUARDというグッズ・ショップで購入(税込210円)した。同店の売り文句では「まずい」と大きな字で書いてあった。その近くには、北海道で有名な「ジンギスカン飴」があった。
それよりは、使用食材のバランスの点でマシだと思うが。

ROTTELAという意味は調べきれなかったが、SCHNECKENは渦巻き、かたつむり、螺旋形を意味する。



【テイスティング】
名の通り、ひも状のラクリッツをぐるぐると渦巻き状に整形したものである。直径にすれば、4cmといったところか。

第一印象は、黒い電線。しかも電源ケーブルのように筋が入っている。
食べ方は袋にも書いてあるが、渦巻きをほぐしながら食べる。試しに伸ばしてみると約50cmくらいになった。

食感は硬めで、まさに電線(といっても、食べたことはないが)。噛むとバラバラにはなるが、溶けにくい。味は、後から追っかけてくる感じだ。味はともかく、食感は好みとはいえない。

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フィンランドの日照時間ウォッチング(注:晴れた場合を想定)
2006年6月16日(金)
場  所日の出日の入り日の長さ
UTSJOKI ウツヨキ
フィンランド北端部
なしなし24時間00分
ROVANIEMI ロヴァニエミ
北極圏から南8Kmラップランド最大の都市
なしなし24時間00分
OULU オウル
フィンランド北部の大都市
02時25分00時14分21時間49分
HELSINKI ヘルシンキ
フィンランド南端部
03時56分22時47分18時間51分

※上記の時間は、FINIISH METEOROGICAL INSTITUTE のデータを基に作成致しました。


L-011 Halvan Salmiakki Lakritsi 300g

2006-06-08 19:04:39 | 今日の一品(ラクリツィ)
 
もうすぐ梅雨入り、夏至それから夏本番へと向かって行くのであるが、当ブログは冬景色をひきずりながら、夏を越す所存である。

本日の一品は、フィンランド・ヘルシンキのHALVA(ハルヴァ)社の製品である。
これを下さったひろこさんに感謝。ちなみに、ひろこさんは先日サルミアッキ・ケーキを作って下さった方でもある。

SALMIAKKI LAKRITSI というネーミングからこれをどちらに分類すべきか悩んだのだが、実食の結果、ラクリツィに分類されるという判断を下した。
サルミアッキ(塩化アンモニウム)の成分が入ったラクリツィということである。

サルミアッキ、ラクリツィの分類基準(私案)2006年6月現在

 サルミアッキ(SALMIAKKI)
  ★サルミアッキは口に含んで、溶かしながら味わう。
  ★塩化アンモニウムを含有する。
  ★アンモニア臭を感じる。
  ★塩気(食塩分)を含む。
  ★甘草(エキス)成分を含む。

 ラクリツィ(LAKRITSI)
  ☆ラクリツィは噛んで、ムシャムシャ食べるもの。
  ☆甘草(エキス)成分を風味の主体とするもの。
  ☆表面が湿気を帯び、ベタつくもの。

  ※例外はもちろんあるが、上記の該当項目から総合判断する。




【テイスティング】
上の写真が、袋から取り出し状態である。
直径1.2cm、長さ3.5cmで、表面はつやがあり粘り気がある。最近は気温が高くなってきたせいか、つやつやと黒光りして「漆黒」という言葉がふさわしくなってきた。(注:写真は、冷蔵庫から取り出して間もない時に撮影したもの。)
食感はもちもちっとした感じで、ラクリツィとしてはいままで味わったことのない感覚だ。サルミアッキに見られる塩気も感じるが、甘草(リコリス)独特の風味が結構濃い、酸味も若干感じられるが、広がる苦みはそれをしのぐ。これらから私はラクリツィ(LAKRITSI)に分類した。ムシャムシャと食べることと、甘草の濃い風味が決め手だ。

結構クセになる味だ。人によっては歯にくっ付くかもしれない。「お歯黒遊び」では最強の「黒み」を発揮する。
食感と形からは、黒いトッポギ(韓国料理の食材)とあだ名したくなった。似ているのはそこだけなのだが...


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フィンランドの日照時間ウォッチング(注:晴れた場合を想定)
2006年6月08日(木)
場  所日の出日の入り日の長さ
UTSJOKI ウツヨキ
フィンランド北端部
なしなし24時間00分
ROVANIEMI ロヴァニエミ
北極圏から南8Kmラップランド最大の都市
なしなし24時間00分
OULU オウル
フィンランド北部の大都市
02時40分23時57分21時間17分
HELSINKI ヘルシンキ
フィンランド南端部
04時01分22時39分18時間38分

※上記の時間は、FINIISH METEOROGICAL INSTITUTE のデータを基に作成致しました。

ロヴァニエミが白夜となったので、その南にある都市オウルを加えた。

L-010 MALACOLEAF Läkerol ORIGINAL 25g

2006-06-02 12:32:51 | 今日の一品(ラクリツィ)
 
前回に引き続き、スウェーデンのMALACOLEAF社の製品である。
鮮やかな緑のパッケージが美しい、スウェーデン語表記でいえばラクリッツ(LAKRITS)系の一品である。
この一品のいいところは、北欧系マニアで話題のIKEA船橋店で購入できることである。マニアの間では家具よりも、スウェーデン料理やスウェーデン食材の方に関心が集まっている。
ちなみに、この一品は貼付けられているラベルなどから見ると、IKEAが直接スウェーデンから輸入しているようだ。

moicafeのマスター、ありがとうございます。氏もIKEAを訪れた際、この商品を目にして買わずにはいられない衝動に陥ったようだ。氏はこのたぐいは苦手なはずなのに... 黒い引力は恐ろしい!
私は、moicafeでコーヒーを飲みながらサルミアッキを味わうことが多く、何かに付けマスターに試食を強制(別名:黒ミサ)?した効果が出ているようだ。(本当にすみません!!)

パッケージは、SALMIAKと同サイズの縦5.6cm、幅4.7cm、厚さ1.7cmであるが、内容量は若干異なり2g多い25gである。



【テイスティング】

形状は学生服の金ボタン形で、直径1.6cm、最大厚さ0.5cm。お約束通り、「A」の浮き彫りがある。
ただ、SALMIAKと異なるのは色、黒いけれど艶があることである。

口に含んだ時の第一印象はその強い香りに、“どこかでお会いしましたかね?”だった。
フィンランドのLEAF社と同系列と前回のサルミアクで書いたが、LEAF社のSISU(仲間内では黒SISU)のサルミアッキと同じようなフレーバーを使用しているように感じる。異なるのは、サルミアク(塩化アンモニウム)を使用していないことである。

味覚的には甘みを感じるのだが、それをしのぐ苦みは強めだ。
名の通り、他に比するもののないORGINALな味わいのラクリッツといえるが、ラクリッツ(甘草)入りドロップといったほうが、正しい表現なのかもしれない。

東京近郊にお住まいの方、スウェーデン料理を楽しんだ後は、ぜひ一箱買い求めスウェーデン気分を満喫して頂きたい。

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フィンランドの日照時間ウォッチング(注:晴れた場合を想定)
2006年6月02日(金)
場  所日の出日の入り日の長さ
UTSJOKI ウツヨキ
フィンランド北端部
なしなし24時間00分
ROVANIEMI ロヴァニエミ
北極圏から南8Kmラップランド最大の都市
02時11分00時26分22時間15分
HELSINKI ヘルシンキ
フィンランド南端部
04時08分22時30分18時間22分