今日の一品は、フィンランドの AAJAKOSKI にあるOY PANDA AB のラクリツィ。
täyteは“詰め物”、lakuは“ラクリツィ(リコリス・甘草)”の意。
これをフィンランド土産に下さったフィン語友達の Mikiさん、Kiitoksia Paljon!!
この製品の特徴は何と言っても、ラクリツィに4つフレーバーが詰め物となって入っていることである。
百聞は一見にしかず、下の写真でどうなっているかを見て頂きたい。
ラクリツィの断面が、フィンランドが誇るデザインブランドであるマリメッコ社のウニッコを思わせる花模様となっている。ちょっと思い込みが強すぎ?!
その花は、チョコレート、バナナ、キャラメル、そしてストロベリーの4つ風味の詰め物で表現されている。Originalと書かれていることから、Panda社の誇る一品なのであろう。
【テイスティング】
封を切ると、まずその香りに驚く。フルーティーな香りが強く周囲を包むのである。ちっともラクリツィらしくない。
口に含み、ムシャムシャと食べ始める。これは持論だが、基本的にラクリツィはムシャムシャと食べるもの、サルミアッキは口に含んで溶けるまで舐め続けるものと認識している。
味は、4つフレーバーがそれぞれ味わいをきちんと表している。ラクリツィらしさは、ほとんど感じられらない。
見た目が黒いお菓子であることを除いては。ということで、黒いお菓子にしては万人受けする一品である。
試しに、私が通っているフィン語教室の「放課後のお楽しみ会」にこれを供したところ、かつてにない人気で多くの人がこれを口に運んだのである。
フィンランド土産に無難な一品であると言えるだろう。これと任意のサルミアッキ(パッケージデザインで選ぶ)のペアで、お土産選びの心配をこれ以上する必要はない。
彼の地では、TVを見ながら、これをムシャムシャと一袋完食するようである。「カウチ・ポテト族」ならぬ「カウチ・リコリス族」である。
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フィンランドの日照時間ウォッチング(注:晴れた場合を想定)
2006年5月27日(土)
場 所 | 日の出 | 日の入り | 日の長さ |
UTSJOKI ウツヨキ フィンランド北端部 | なし | なし | 24時間00分 |
ROVANIEMI ロヴァニエミ 北極圏から南8Kmラップランド最大の都市 | 02時42分 | 23時52分 | 21時間10分 |
HELSINKI ヘルシンキ フィンランド南端部 | 04時18分 | 22時19分 | 18時間01分 |