JUSSI SALMIAKKINEN (ユッシ☆サルミアッキネン)

フィンランド各地の日の出、日の入り時間の変化をウィークリーでご紹介します。

L-009 Panda Original Täyte Laku 250g

2006-05-27 20:32:10 | 今日の一品(ラクリツィ)
 
今日の一品は、フィンランドの AAJAKOSKI にあるOY PANDA AB のラクリツィ。
täyteは“詰め物”、lakuは“ラクリツィ(リコリス・甘草)”の意。

これをフィンランド土産に下さったフィン語友達の Mikiさん、Kiitoksia Paljon!!

この製品の特徴は何と言っても、ラクリツィに4つフレーバーが詰め物となって入っていることである。
百聞は一見にしかず、下の写真でどうなっているかを見て頂きたい。



ラクリツィの断面が、フィンランドが誇るデザインブランドであるマリメッコ社のウニッコを思わせる花模様となっている。ちょっと思い込みが強すぎ?!
その花は、チョコレート、バナナ、キャラメル、そしてストロベリーの4つ風味の詰め物で表現されている。Originalと書かれていることから、Panda社の誇る一品なのであろう。

【テイスティング】
封を切ると、まずその香りに驚く。フルーティーな香りが強く周囲を包むのである。ちっともラクリツィらしくない。
口に含み、ムシャムシャと食べ始める。これは持論だが、基本的にラクリツィはムシャムシャと食べるもの、サルミアッキは口に含んで溶けるまで舐め続けるものと認識している。

味は、4つフレーバーがそれぞれ味わいをきちんと表している。ラクリツィらしさは、ほとんど感じられらない。
見た目が黒いお菓子であることを除いては。ということで、黒いお菓子にしては万人受けする一品である。
試しに、私が通っているフィン語教室の「放課後のお楽しみ会」にこれを供したところ、かつてにない人気で多くの人がこれを口に運んだのである。

フィンランド土産に無難な一品であると言えるだろう。これと任意のサルミアッキ(パッケージデザインで選ぶ)のペアで、お土産選びの心配をこれ以上する必要はない。

彼の地では、TVを見ながら、これをムシャムシャと一袋完食するようである。「カウチ・ポテト族」ならぬ「カウチ・リコリス族」である。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

フィンランドの日照時間ウォッチング(注:晴れた場合を想定)
2006年5月27日(土)
場  所日の出日の入り日の長さ
UTSJOKI ウツヨキ
フィンランド北端部
なしなし24時間00分
ROVANIEMI ロヴァニエミ
北極圏から南8Kmラップランド最大の都市
02時42分23時52分21時間10分
HELSINKI ヘルシンキ
フィンランド南端部
04時18分22時19分18時間01分

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L-008 HERSHEY'S Twizzlers® LICORICE 7OZ(198g)

2006-02-04 23:53:37 | 今日の一品(ラクリツィ)
 
今日の一品は、新大陸アメリカからやって来たラクリツィである。
米語ではリコリス(licorice)となる。
製造元は Y&S Candies とあるが、販売元はチョコレートで有名な HERSHEY'S である。
幅約1cm、厚さ0.5cm長さ約18.5cmの棒状であるが、製品名を象徴するようにねじりが加えられている。

このような棒状のリコリスには、長いヒモ状のものが欧米全般で売られている。
ヒモ状のものには、大別して2種類あり、黒いものはリコリス味、赤いものはシナモンの味がする。長いものでは1mに達するものを見た事がある。

これを下さったエリカさん(?) Kiitos!

【テイスティング】
手に取ってみると、これは食べ物と言うよりは黒い電線という感じで、ビニールかプラスチックのようでツヤツヤ感十分である。
食感も最初のうちは、まさにビニール! が、次第に風味を感じ始める。味付けは新大陸風というか、ヨーロッパのリコリスとは異なる。
リコリスの味付けは控えめで、他に何種類かのフレーバーが入っているようだ。

【追記】
味についての記述をボヤかしてしまったが、先ほど、良く似た味を思い出してしまった。
この味は、間違いなく『明治スカット』だ!
“多分、45歳以下には解らないかもしれないけど...”
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L-007 Katjes Kinder® 75g

2006-01-26 17:17:17 | 今日の一品(ラクリツィ)
 
今日のラクリツィは、なんと!日本国内で販売されている。
私は、これをお年賀に頂戴した。
moiのマスターありがとうございます。早く良くなってくださいね。
ちなみにマスターは、サルミアッキやラクリツィが好きではない割に、怖いもの見たさというか、それらに関心と情報をお持ちであるという不思議な御仁である。

もっと早くご紹介したかったのだが、最近ちょっとカメラ無精で撮影が遅くなってしまった。ちなみに、この写真はvodafone 702NKII(NOKIA 6680)で撮ってみた。
初の試みである。でも、まだクセが飲み込めていない。

さて、本題に戻ろう。
ドイツはEmmerichの Katjes Fassin Gmbh+Co.KG の製品で、猫の形をしたキャンディであるが、完全なハードタイプではない。口に入れているうちに、曲げられるようになる。
ちなみにEmmerichという所は、ライン河口にある古い都市で、リコリスの本場であるオランダに近い。

以前、当ブログで紹介したベルリンの露店のものと比べるとマイルドな風味である。
そして風味の決め手となる甘草(リコリス)は、口に入れた当初はほのかに漂う程度だが、時間が経つとじわじわと主張し始めてくる。が、決して強烈ではない。
入門者には、ちょうど良いだろう。

これが日本で売られていることからも、やはり甘草はブーム化しているようだ。
製薬メーカーサイトによると免疫力アップにいいらしいのだ。

言っておくが、私は健康マニアではない。

輸入販売元は、東京・上野のウイングエース株式会社と書かれているが、
どこのお店で売られているのかは、マスターに聞いていないので、ちょっとわからない。
コメント (4)
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L-006 Lakritze または Süßholz

2006-01-22 23:05:00 | 今日の一品(ラクリツィ)
 
今日の一品は、ドイツはベルリンの露店で売られていたラクリツィである。
独逸語では Lakritze または Süßholz という。

昨年、家人がひとりでベルリンへ観光旅行に行く際に“とにかく、黒いお菓子があったら買って来い! それが旅行の条件だ!”という 指令?! を発し、入手したものである。ちなみに家人はこれを試食し、確認後購入したそうである。
あとで、“ 探すのに気を取られるし、随分手間掛かったんだからっ!! ”と文句を頂いてしまった。

簡単な包装ゆえ、メーカーや商品名は不明である。形状は、25mm角の正方形、厚さ約3mmである。
ハードキャンディ・タイプで、味、香りも程々で食べやすい味になっている。多少ミントが入っており、のど飴としての役割を持っているようだ。

最近、日本のTV-CMでリコリス(甘草)が入っていることを売りにした医薬品を見かけるようになった。
静かなブームが始まっているようである。
参考資料として『全薬工業の甘草アカデミー』のサイトをご紹介しておく。
http://www.zenyaku.co.jp/kanzo/top.html
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L-005 Halva Lakritsimatto 60g

2006-01-21 15:46:01 | 今日の一品(ラクリツィ)
 
東京は朝から雪景色。
今年初のフィン語クラスも中止。
新年会の飲み会もなし。

気を取り直して、本日はラクリツィをご紹介しよう。
お土産に下さった pontaさん Kiitos!

以前、S-004でもご紹介したHalva社の製品だが、前回は所在地を箱の表記を見てヘルシンキとご紹介したが、この製品では所在地がヴァンター(Vantaa)となっている。まぁ圏内だから問題ないが。

包装紙には、AITO ALKUPERÄINEN HALVAN Lakritsimatto とある。
AITOは、英語で genuine,real, authentic の意。
ALKUPERÄINENは、同じく original, native の意。
HALVANは Halva(社名)の属格で、halpa(cheep=安い)の属格表現ではない。
Lakritsiはriquorice, ricorice で甘草の意。
mattoは、carpet, mat で絨毯(じゅうたん)、敷物の意。
これを訳してみると、『純粋天然ハルヴァ社製甘草敷物』とでもなるか?!
文字通りに床に敷き詰めたら、ベタベタするは、蟻は群がるは、大変な事になりそうだ。が、シュガーフリーと書いてあるので蟻はこないかも。

形状は、長さ13.5cm、幅3.7cm、厚さ1cmの一枚板である。
形、色といい、まさにフィンランドの羊羹(ようかん)だ。
これが渋茶に合うだろうか? やっぱり、ブラックコーヒーか?
試してない。まだ、勇気を充電中なのだ。

フィンランド人に、黙って本物の羊羹を『日本のLakritsimattoです!』と差し出してみたい!

追記
下記のアドレスでこの製品のCM映像が見られる。お試しを!
http://www.halva.fi/ads/mainos_qt.mov

ついでに同社のサルミアッキCM映像はこちら。
http://www.halva.fi/ads/salmi_qt.mpg
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