【夜明け前】
一日目の観光を終え、ホテルに戻る。一息入れようと日本から持ってきたおつまみを肴に再びビールを飲んでいる内に歩き回って疲れたせいか寝てしまった。
ふと、目が覚めると朝の5時だった。そのまま、TVを見ながら朝まで過ごした。シャワーを浴び、朝食を摂る。
【世界遺産の中に人々の生活が溶け込んでいる】
今日は、昨日行かなかった港に出掛けた。多くの観光客は、港のほうが馴染みがあると思ったからだ。これで、話が合わせられる。
ホテルから港までは、歩いて約10分くらいだった。
【港に冬は運航できない高速船が繋留されていた】
港のそばには、大きなスーパーマーケットがあり、たくさんのお酒を買い込んだ観光客をよく見かけた。
免税で買うと随分安いらしい。
港から少しばかり離れたところに見晴らしがよさそうな建物があったので、登ってみる。
ただ、階段が雪で覆われ、それが既に氷になってしまっている。つま先分くらいしか雪が除雪されていない。手すりを頼りに階段を登る。ああ、下りが大変そうだ。
バルト海が目の前に広がる。しばし、港に近づくフェリーを見て過ごす。
建物の海側には、ヘリポートがある。
お金に余裕のある方は、ジェットヘリでヘルシンキからタリンにいらっしゃる方もいるそうだ。(私の飲み仲間は、これでタリンに来たそうだ。羨ましい!)
この海の先は、フィンランドだ。
気が済むまで景色を眺めたので、旧市街へ再び出掛けることにした。
でも、あの階段を降りなければならない。滑って転んで怪我をしてもつまらないので、滑り台を降りるような姿勢で尻をついて階段を下りた。
かっこわりぃ~。
【続く】
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