8月10日はクロの誕生日です。
クロとは養老公園での里親探しで出会ってから早8年。
出会いは何とも運命的なものでした
相方さんと共に動物好きではあったものの、
共働きだったので、本気で動物を飼うなんて考えたこともありませんでした。
なのに、その日はなぜか里親に申し込んでみようと思ったのです。
しかもいつもなら反対する相方さんもなぜかその気になって、
里親になるための説明会に参加してくれて。
会場には10匹前後のかわいい子犬がケージに入れられて並んでました。
私達の目に留まった子犬はその中で一番小さかった黒と茶色の兄弟犬。
私は黒い子(つまりクロ)が良かったものの、
相方さんに「黒い犬は暑そうでかわいそうだから茶色ね」と言われ、
茶色い犬に自分の名前を書いた紙を入れました。
いよいよ抽選会です。
茶色くんが呼ばれるまでのワンちゃん達は
だいたい数名の争いで、抽選は棒のくじを引いていました。
なぜか毎回最初の人が当たりを引いてしまっていて、
余り続くので司会者も「ちゃんとハズレくじもありますから」と見せてたりして。
そうこうしているうちに、いよいよ私たちの選んだ茶色くんが呼ばれました。
それまでで一番多い10人くらいが集まりました。
私はそれでもまだ、まったく本気で飼うつもりにもなっていなかったので、
またどうせすぐに当たりが引かれるだろうと、後ろのほうで様子を伺っていると、
また一人、そしてまた一人とハズレくじをひいていきます。
「いやいや、うそでしょ、次こそ当たりでしょ。」
なんてのんびり構えてたら、あれよあれよという間に残り二人!!
「次こそ当ててね」と心でつぶやきながら、「お先にどうぞ」と順番を譲りました。
そして...
ハズレ!!
ってことは当たり~~っ!?
まさかのことで、手も足も震えて。
一応、最後のくじを引かされると、棒にばっちり赤い線。
間違いなく当たりくじです。
すぐに受付へ連れられ、早速小さなダンボールを渡されました。
いよいよご対面です...
???
???
あれ?
茶色くない?
そう黒い子犬がちょこんと座って、こちらを見つめてました。
そう!
私は間違えて、黒いワンコに自分の名前の書いた紙を入れてしまったのです。
その時の衝撃は忘れられません。
くじは最後の残りで当たっちゃうし、
色間違えて申し込んじゃうし、
もう運命としか思えませんでした。
で結果...
この8年間でたくさんの幸せを運んできてくれたわけです。
ありがとう!クロ!
8歳も元気で楽しく過ごせますように!
カット前↓↓↓
カット後↓↓↓