「イランカラプテ」(こんにちは)
「アリキキアンロ」(みんなでがんばりましょう)
「ピリカウレシカ」(良い暮らし)
「カンナカムイ」参上
「ホヤウカムイ」参上「疫病完全退散」
養老牛温泉 露天「からまつの湯」2017vol.6
「からまつの湯」2017vol.6
場 所:中標津町
訪 問 日:2017/11/02(木)-03(金)
到着後最高気温:13.1℃ 翌朝最低気温:6.4℃
今年6回目の訪問です。
前回は10月19日、毎月来ていますねぇ(笑)
でもそろそろ年内最後かな!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/25/392e8f8bced567590d6554a14c74b3e6.jpg)
早朝とはいえ札幌の西の端から東の端まで抜けるには下道を走ると早朝でも40分掛かりますから
高速を利用します。
高速だと15分!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b7/e0786f3c7dcaa271cbe64d1176f62278.jpg)
高速を降りてからは札夕線を走ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/8a/2139435c9b5ee139bdd64b1bf7dca56d.jpg)
陽が昇って来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/26/5b224d35eef80a6149374327611379fc.jpg)
今回は先日10月28日に通行止が解除となった国道274号日勝峠を抜けて行きます。
日高町を過ぎると台風の大雨で氾濫した沙流川の様子が見えて来ます。
ここは落橋した「チロロ橋」で現在はまだ仮設の橋を通行します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/24/00935d8f1b7a87a9c2d0f467df9338c7.jpg)
左手に頭首工が見えてますが本来の川幅は頭首工の幅しか無かったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/79/02d159d5cb373ca813ed9ca9eb40af4f.jpg)
川幅が10倍に広がって氾濫したのが判ります!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ed/67fc6222cbaf846f6fa50410a0fb347e.jpg)
水門が最大に上がった位置よりも高い位置を川が流れた事が判ります。
この水門は古い物ですが計画想定外の水量だった事が想像出来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/fb/8fa8824b9d4cdcdc945b352269f2a07b.jpg)
これはパンケヌーシ川の様子です。
この川も氾濫して付近を濁流が流れた様子です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/d0/132d611a761b87ad2abe0e234d9839e4.jpg)
大きな熊のハリボテが在るドライブイン跡付近です。
ここも橋ごと無くなって仮橋です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/0e/c5526e879e8726289bfbfc699bf3559a.jpg)
ドライブイン跡を過ぎると国道脇を沙流川が流れているのですがこれがまた凄い事になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/3a/73f943312b7b9a7048ee1958c48a9700.jpg)
幅が2m程だった沢や支流が総て10倍程の規模で氾濫したようであらゆる場所で国道が
寸断されたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c4/121d697d5286c819fbdd11f34ddb1c6e.jpg)
川が近くに在った所はことごとく道が破壊されたので峠に登るまでの区間の道は殆どが新しく
なっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/08/15e6365a923878c32b4b06cca6911470.jpg)
新しく舗装された道を進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/8c/5e0af7826112d13a762e44e7a23235d0.jpg)
この辺りは右端から左端まで川が広がって道が完全に流失してしまった区間です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/dd/ee8c0ab962a53c2404ef8e2c3c9726c9.jpg)
覆道区間の脇を流れる沙流川の喫水跡は覆道の下まで来ていました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/aa/4dd5622e4b7978f794cdd64757110955.jpg)
標高が上がって峠区間に入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/0c/f48d9f5fece9d04d23de1089b059a91e.jpg)
この辺りは道路に大きな被害は無いようでしたが右手の崖下を流れていた沙流川上流部を視ると
通常は沢と呼べる程しか無かったのが幅50m程の大河になって流れ付近の木々をなぎ倒した跡が
凄まじいのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/2f/f93295ac93277534609e58bd6132e975.jpg)
「日勝トンネル」を過ぎて十勝側に出て来ました!
清水町に大きな水害被害をもたらした「ペケレベツ川」最上流部です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/6b/fa63a07be35cd872fbbe603b007f2475.jpg)
これも「ペケレベツ川」に注がれる沢なのですが通常は1m程の幅でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/3c/7daa7ee27bae55ef43b17d0388a5d935.jpg)
沢の下流側を御覧下さい。
小さな沢だったのが恐ろしい程の深さにえぐれています。
このような沢が幾筋も「ペケレベツ川」の本流に流れ込んだのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/1c/47f8a376d09882a401ac52feba32b9c6.jpg)
工事ヶ所に置かれていた「チョッパー型」バリケード。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/e4/a08c5297d16092b14eb583330bed4b83.jpg)
峠を下って来ると「スキー場跡」が見えて来るのですがスキー場の横を流れていた沢も
とんでもない事に!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ed/7626a7ded77b9c76fa04bc36d45c4132.jpg)
想像もつかないような雨量だったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/1c/18526ce4f0a91a481af87e7830f10307.jpg)
凄まじい被害状況だった日勝峠を越えて阿寒湖方面に向かいます。
正面に雄阿寒岳と雌阿寒岳が見えて来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/01/b77b9be81cc2e1cb241b39de3aa5fdba.jpg)
いつもは素通りしていた阿寒湖・太郎湖から阿寒川の流れ出し地点を眺めてみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/97/788ac12bfad35ce0a38a5f4aa4c9c760.jpg)
紅葉は終わってしまいましたが綺麗な場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/47/44796b32d8afb4801ce699db3a74296e.jpg)
紅葉の時期はさぞかし綺麗な事でしょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/80/3a4564eef3c4b3cc440912b6000369e8.jpg)
コケも多く美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/c0/9a53cff1db48afcd04aa5d699f13cf7a.jpg)
来年は「春もみじ」の頃に立ち寄ってみましょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/bf/909c064c490f2a79ce3ffb5718049d6a.jpg)
さて「からまつの湯」を目指してカラマツ林の横を進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/a2/72532fdf1021158ca67d22ba80caed95.jpg)
前方に目印のモアン山と「牛」文字が見えて来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/03/8ededa8f67f027f56670f76f8a4920f7.jpg)
「牛」がハッキリと見えた辺りで右折です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d9/4628e5d8ea870d03ec31de8ae2070a79.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/39/6d0c6a0c3131cf961fdc84ba9df043dc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/4a/59bf3104b481de4139ea8f04169609ec.jpg)
道道を右折後はのどかな道を進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f4/d1c095bacbe9d1d95b13abadeed36e3d.jpg)
温泉への入口を右折し「カラマツ橋」を渡ると「からまつの湯」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/54/72654261c14030c51b671d9469664362.jpg)
中標津町養老牛温泉露天「からまつの湯」に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/52/0090879b7f5a4a214c7c5fc57f2c15c2.jpg)
誰も居ないうちに恒例施設チェックしましょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/62/e0360b6bc343c9552755a9e11792b894.jpg)
メイン浴槽「からまつの湯」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/79/9027df60c87ad0bbc541adf90f86ceff.jpg)
脱衣場
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/8c/9d65086fc13e5aa60d3698512f5d8e09.jpg)
前回苦労した湯温もチェックしてみましょう!
まずは奥の仮設浴槽「上の湯」はどうでしょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/5c/44f60c87586475bfcb9c37d80ff69497.jpg)
いくら露天といえども49℃では入られませんねぇ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/9f/2749950aee2bdf44fdbec148ce1cea22.jpg)
川は前日の雨で増水し轟々と流れていました。
ちょっと写真には入らなかったのですが加水装置の構造が変更されていて以前よりも
しっかりした物に改造されておりました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/21/c7035dd10affd151f2aa49fd6d364109.jpg)
メイン浴槽の湯温はどうでしょう!
43℃~45℃と快適になっておりました!
と云う訳でまずは入浴しましょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/f5/4b603e3e5ed9bb2efd78899d81cb480e.jpg)
入浴後はいつもの駐車場の外れに駐車します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a7/1661d482ed2c605b0f471880692636d9.jpg)
晩秋ですねぇ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/7e/5f56654e2406bc75e168b084e5c44eab.jpg)
シンボルツリーの「カラマツ」もすっかり落葉してしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/8f/e7007bbfc0843e3431c78824f558e328.jpg)
昼の到着時は15℃と暖かいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/e4/3ddc19e5c12c4d80826fb25dfaba6d61.jpg)
ベースを設営しましょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/95/333ab749e7b9a51dfc18f63022adba31.jpg)
今回も風除けに一人用テントを建てます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/94/bde238586e0e6367402d5fa4edeb14c6.jpg)
通路側から観ると全く判らないような位置に駐車し設営しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/e4/3ddc19e5c12c4d80826fb25dfaba6d61.jpg)
獣の出ない場所ならテントに泊まるのもアリですがここは・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/1a/d5d7bcdf629fd09ffdc36230fff1b930.jpg)
寒い季節もうこのスタイルは止められません!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/e3/303ec87c51c44d16e1f70cf4fa048ce1.jpg)
タープ改造して正解でした!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/6e/f47aaa164b479b9bde92935c27eedfa2.jpg)
場所と風向きによって使い分け出来るように運転席側用も製作したのですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/7b/00d8890d8454b86473280968abb17475.jpg)
さてテントの中でノンビリと一休みしましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/34/8aaaa8390c26767fdb0b690181ccbd5d.jpg)
寒くなって来たらいつでも点火出来るようにカセットガスストーブも準備。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/5c/6d7897b1a80d7e59ae967dd1863b7c51.jpg)
15時を廻ると急激に冷えて来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8a/e2a4b8543d32404caa8651c8baa31d63.jpg)
10℃まで下がって来たのでストーブ点火!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/55/bec19c3e65f470b6af86d17f4cc6058c.jpg)
すっかり葉の落ちた景色を眺めながら暖かい酒の肴を作って呑みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/da/35e271d6c7d3c5c3d666ae44973d1d66.jpg)
日が暮れる前にもう一度入浴して温まって来ましょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/99/6e61a938c9573b1f53320b8d52c5eed3.jpg)
すっかり陽も落ちて真っ暗になりましたがまだ18時前です。
ラジオを聴きながら暖房の効いたテントの中で呑みながら過ごします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/6c/c5489f7354849eaaebc37201779d0ca4.jpg)
昨夜は就寝前にもう一度入浴し、朝は4時に起床して朝風呂、そして撤収前の6時にも入浴しました。
夜22時半頃に直ぐ隣に車がやって来て車中泊の準備を始めたのですが熊鈴の音が聞こえていたので
「西別岳」への登山者が車中泊するものと思ってました。
その方は朝4時頃に出発されて行ったのでやはり登山者だったのだなぁと思っておりました。
でもその方は「ぴかリンさん」だったのでした。
気が付かなくて残念です。
撤収時に夏場に来た時に会話したキツネのコン太が獲物の野ウサギをくわえてやって来たのです。
彼は住みかの山に帰るところの様でしたが私から離れて通過すれば良いのに獲物をくわえたまま
わざわざ私の直ぐ近くにやって来てこちらをチラ視して挨拶して行ったのでした!
不思議だなぁ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/38/b83613f2d25e3cf3e0cc91d41b2d034e.jpg)
帰り道の「足寄峠」先日の雪が路肩に残っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4b/046eba5a58ae129d5d9dd69491113984.jpg)
帰り道の国道で1km程の追い越し可能直線区間で私の車の直後に付いていたワゴンRが
直線区間で余裕で追い越せるにも関わらず追い越さないで直線が終わる直前で追い越し
スレスレに割り込み更にカーブ入口だった為ブレーキ!
あわや追突するところでした!
その後は謝罪のハザードを点ける事も無く90km~100kmで逃げたので足寄の市街地まで
延々30Km程追いかけてやりました。
車内ガサしたらポンプとパケが出てきそうなワゴンRを運転していたのは女!
こんな奴って自分がした事に気が付いて無いのでしょうねぇ!
腹立つわぁ!
コンビニの前でウンコ踏んで滑って転べば良いのに!
※ここ「からまつの湯」は水源かん養林内の国有地内の施設で元々は昔営林署の職員が造ったそうで、
現在は愛好家有志の方々が維持管理をしているそうです。
温泉施設の所有者は森林管理署で河川(敷地含)管理は町の管轄なのでとても微妙な立場の施設
なのです。
現在は愛好家有志の方が何度も町に掛け合ってくれて現状を維持してくれている状態です。
ゴミ問題やマナー違反、万が一事故等が発生した場合は即座に閉鎖や撤去措置が執られる事は
明白なので末永く利用する為にもマナー良く利用したいものです。
また来訪された際は町内で給油や買い物をしてお金を落として行きましょう。
「養老牛温泉」も良い宿なので機会が有れば利用しましょう!
「養老牛温泉の歴史」はこちら
<現在のからまつの湯>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/f7/7dd3795122f6270d05ff5391e8e54dc2.png)
2022/07現在、「事実上閉鎖」と云う状況の「からまつの湯」
※2023/03/31 追記
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/02/0299d19557d1441590a54c2ca4b700b8.jpg)
昨年末から撤去作業が進められ、湯船、源泉漕、脱衣場が撤去されついに更地となりました。
ついに400年の歴史に終止符が!!
さようなら「からまつの湯」、ありがとう「からまつの湯」
※2023/11/04の様子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/1e/62e40a63195d84a8aa093cea831a5d3e.jpg)
詳しくは「コチラ」
◆(↓)私が所属している「JCJ」を知っていただく資料のリンク
〇JCJって何モノ?
「JCJ北海道支部」問い合わせ・入会連絡先 Suzyjb33@gmail.com (Sを小文字にしてね)
「スイウヌカラアンロー」(また会いましょう)
ウクライナに平和を!
No more war
peace
※お知らせ:毎週月曜日は更新をお休みします
「アリキキアンロ」(みんなでがんばりましょう)
「ピリカウレシカ」(良い暮らし)
「カンナカムイ」参上
「ホヤウカムイ」参上「疫病完全退散」
養老牛温泉 露天「からまつの湯」2017vol.6
「からまつの湯」2017vol.6
場 所:中標津町
訪 問 日:2017/11/02(木)-03(金)
到着後最高気温:13.1℃ 翌朝最低気温:6.4℃
今年6回目の訪問です。
前回は10月19日、毎月来ていますねぇ(笑)
でもそろそろ年内最後かな!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/25/392e8f8bced567590d6554a14c74b3e6.jpg)
早朝とはいえ札幌の西の端から東の端まで抜けるには下道を走ると早朝でも40分掛かりますから
高速を利用します。
高速だと15分!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b7/e0786f3c7dcaa271cbe64d1176f62278.jpg)
高速を降りてからは札夕線を走ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/8a/2139435c9b5ee139bdd64b1bf7dca56d.jpg)
陽が昇って来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/26/5b224d35eef80a6149374327611379fc.jpg)
今回は先日10月28日に通行止が解除となった国道274号日勝峠を抜けて行きます。
日高町を過ぎると台風の大雨で氾濫した沙流川の様子が見えて来ます。
ここは落橋した「チロロ橋」で現在はまだ仮設の橋を通行します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/24/00935d8f1b7a87a9c2d0f467df9338c7.jpg)
左手に頭首工が見えてますが本来の川幅は頭首工の幅しか無かったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/79/02d159d5cb373ca813ed9ca9eb40af4f.jpg)
川幅が10倍に広がって氾濫したのが判ります!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ed/67fc6222cbaf846f6fa50410a0fb347e.jpg)
水門が最大に上がった位置よりも高い位置を川が流れた事が判ります。
この水門は古い物ですが計画想定外の水量だった事が想像出来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/fb/8fa8824b9d4cdcdc945b352269f2a07b.jpg)
これはパンケヌーシ川の様子です。
この川も氾濫して付近を濁流が流れた様子です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/d0/132d611a761b87ad2abe0e234d9839e4.jpg)
大きな熊のハリボテが在るドライブイン跡付近です。
ここも橋ごと無くなって仮橋です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/0e/c5526e879e8726289bfbfc699bf3559a.jpg)
ドライブイン跡を過ぎると国道脇を沙流川が流れているのですがこれがまた凄い事になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/3a/73f943312b7b9a7048ee1958c48a9700.jpg)
幅が2m程だった沢や支流が総て10倍程の規模で氾濫したようであらゆる場所で国道が
寸断されたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c4/121d697d5286c819fbdd11f34ddb1c6e.jpg)
川が近くに在った所はことごとく道が破壊されたので峠に登るまでの区間の道は殆どが新しく
なっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/08/15e6365a923878c32b4b06cca6911470.jpg)
新しく舗装された道を進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/8c/5e0af7826112d13a762e44e7a23235d0.jpg)
この辺りは右端から左端まで川が広がって道が完全に流失してしまった区間です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/dd/ee8c0ab962a53c2404ef8e2c3c9726c9.jpg)
覆道区間の脇を流れる沙流川の喫水跡は覆道の下まで来ていました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/aa/4dd5622e4b7978f794cdd64757110955.jpg)
標高が上がって峠区間に入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/0c/f48d9f5fece9d04d23de1089b059a91e.jpg)
この辺りは道路に大きな被害は無いようでしたが右手の崖下を流れていた沙流川上流部を視ると
通常は沢と呼べる程しか無かったのが幅50m程の大河になって流れ付近の木々をなぎ倒した跡が
凄まじいのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/2f/f93295ac93277534609e58bd6132e975.jpg)
「日勝トンネル」を過ぎて十勝側に出て来ました!
清水町に大きな水害被害をもたらした「ペケレベツ川」最上流部です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/6b/fa63a07be35cd872fbbe603b007f2475.jpg)
これも「ペケレベツ川」に注がれる沢なのですが通常は1m程の幅でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/3c/7daa7ee27bae55ef43b17d0388a5d935.jpg)
沢の下流側を御覧下さい。
小さな沢だったのが恐ろしい程の深さにえぐれています。
このような沢が幾筋も「ペケレベツ川」の本流に流れ込んだのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/1c/47f8a376d09882a401ac52feba32b9c6.jpg)
工事ヶ所に置かれていた「チョッパー型」バリケード。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/e4/a08c5297d16092b14eb583330bed4b83.jpg)
峠を下って来ると「スキー場跡」が見えて来るのですがスキー場の横を流れていた沢も
とんでもない事に!
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想像もつかないような雨量だったようです。
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凄まじい被害状況だった日勝峠を越えて阿寒湖方面に向かいます。
正面に雄阿寒岳と雌阿寒岳が見えて来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/01/b77b9be81cc2e1cb241b39de3aa5fdba.jpg)
いつもは素通りしていた阿寒湖・太郎湖から阿寒川の流れ出し地点を眺めてみます。
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紅葉は終わってしまいましたが綺麗な場所です。
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紅葉の時期はさぞかし綺麗な事でしょう!
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コケも多く美しい。
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来年は「春もみじ」の頃に立ち寄ってみましょう!
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さて「からまつの湯」を目指してカラマツ林の横を進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/a2/72532fdf1021158ca67d22ba80caed95.jpg)
前方に目印のモアン山と「牛」文字が見えて来ました。
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「牛」がハッキリと見えた辺りで右折です。
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道道を右折後はのどかな道を進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f4/d1c095bacbe9d1d95b13abadeed36e3d.jpg)
温泉への入口を右折し「カラマツ橋」を渡ると「からまつの湯」です。
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中標津町養老牛温泉露天「からまつの湯」に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/52/0090879b7f5a4a214c7c5fc57f2c15c2.jpg)
誰も居ないうちに恒例施設チェックしましょう!
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メイン浴槽「からまつの湯」です。
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脱衣場
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/8c/9d65086fc13e5aa60d3698512f5d8e09.jpg)
前回苦労した湯温もチェックしてみましょう!
まずは奥の仮設浴槽「上の湯」はどうでしょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/5c/44f60c87586475bfcb9c37d80ff69497.jpg)
いくら露天といえども49℃では入られませんねぇ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/9f/2749950aee2bdf44fdbec148ce1cea22.jpg)
川は前日の雨で増水し轟々と流れていました。
ちょっと写真には入らなかったのですが加水装置の構造が変更されていて以前よりも
しっかりした物に改造されておりました!
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メイン浴槽の湯温はどうでしょう!
43℃~45℃と快適になっておりました!
と云う訳でまずは入浴しましょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/f5/4b603e3e5ed9bb2efd78899d81cb480e.jpg)
入浴後はいつもの駐車場の外れに駐車します。
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晩秋ですねぇ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/7e/5f56654e2406bc75e168b084e5c44eab.jpg)
シンボルツリーの「カラマツ」もすっかり落葉してしまいました。
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昼の到着時は15℃と暖かいです。
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ベースを設営しましょう!
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今回も風除けに一人用テントを建てます。
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通路側から観ると全く判らないような位置に駐車し設営しています。
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獣の出ない場所ならテントに泊まるのもアリですがここは・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/1a/d5d7bcdf629fd09ffdc36230fff1b930.jpg)
寒い季節もうこのスタイルは止められません!
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タープ改造して正解でした!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/6e/f47aaa164b479b9bde92935c27eedfa2.jpg)
場所と風向きによって使い分け出来るように運転席側用も製作したのですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/7b/00d8890d8454b86473280968abb17475.jpg)
さてテントの中でノンビリと一休みしましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/34/8aaaa8390c26767fdb0b690181ccbd5d.jpg)
寒くなって来たらいつでも点火出来るようにカセットガスストーブも準備。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/5c/6d7897b1a80d7e59ae967dd1863b7c51.jpg)
15時を廻ると急激に冷えて来ました。
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10℃まで下がって来たのでストーブ点火!
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すっかり葉の落ちた景色を眺めながら暖かい酒の肴を作って呑みます。
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日が暮れる前にもう一度入浴して温まって来ましょう!
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すっかり陽も落ちて真っ暗になりましたがまだ18時前です。
ラジオを聴きながら暖房の効いたテントの中で呑みながら過ごします。
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昨夜は就寝前にもう一度入浴し、朝は4時に起床して朝風呂、そして撤収前の6時にも入浴しました。
夜22時半頃に直ぐ隣に車がやって来て車中泊の準備を始めたのですが熊鈴の音が聞こえていたので
「西別岳」への登山者が車中泊するものと思ってました。
その方は朝4時頃に出発されて行ったのでやはり登山者だったのだなぁと思っておりました。
でもその方は「ぴかリンさん」だったのでした。
気が付かなくて残念です。
撤収時に夏場に来た時に会話したキツネのコン太が獲物の野ウサギをくわえてやって来たのです。
彼は住みかの山に帰るところの様でしたが私から離れて通過すれば良いのに獲物をくわえたまま
わざわざ私の直ぐ近くにやって来てこちらをチラ視して挨拶して行ったのでした!
不思議だなぁ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/38/b83613f2d25e3cf3e0cc91d41b2d034e.jpg)
帰り道の「足寄峠」先日の雪が路肩に残っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4b/046eba5a58ae129d5d9dd69491113984.jpg)
帰り道の国道で1km程の追い越し可能直線区間で私の車の直後に付いていたワゴンRが
直線区間で余裕で追い越せるにも関わらず追い越さないで直線が終わる直前で追い越し
スレスレに割り込み更にカーブ入口だった為ブレーキ!
あわや追突するところでした!
その後は謝罪のハザードを点ける事も無く90km~100kmで逃げたので足寄の市街地まで
延々30Km程追いかけてやりました。
車内ガサしたらポンプとパケが出てきそうなワゴンRを運転していたのは女!
こんな奴って自分がした事に気が付いて無いのでしょうねぇ!
腹立つわぁ!
コンビニの前でウンコ踏んで滑って転べば良いのに!
※ここ「からまつの湯」は水源かん養林内の国有地内の施設で元々は昔営林署の職員が造ったそうで、
現在は愛好家有志の方々が維持管理をしているそうです。
温泉施設の所有者は森林管理署で河川(敷地含)管理は町の管轄なのでとても微妙な立場の施設
なのです。
現在は愛好家有志の方が何度も町に掛け合ってくれて現状を維持してくれている状態です。
ゴミ問題やマナー違反、万が一事故等が発生した場合は即座に閉鎖や撤去措置が執られる事は
明白なので末永く利用する為にもマナー良く利用したいものです。
また来訪された際は町内で給油や買い物をしてお金を落として行きましょう。
「養老牛温泉」も良い宿なので機会が有れば利用しましょう!
「養老牛温泉の歴史」はこちら
<現在のからまつの湯>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/f7/7dd3795122f6270d05ff5391e8e54dc2.png)
2022/07現在、「事実上閉鎖」と云う状況の「からまつの湯」
※2023/03/31 追記
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/02/0299d19557d1441590a54c2ca4b700b8.jpg)
昨年末から撤去作業が進められ、湯船、源泉漕、脱衣場が撤去されついに更地となりました。
ついに400年の歴史に終止符が!!
さようなら「からまつの湯」、ありがとう「からまつの湯」
※2023/11/04の様子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/1e/62e40a63195d84a8aa093cea831a5d3e.jpg)
詳しくは「コチラ」
◆(↓)私が所属している「JCJ」を知っていただく資料のリンク
〇JCJって何モノ?
「JCJ北海道支部」問い合わせ・入会連絡先 Suzyjb33@gmail.com (Sを小文字にしてね)
「スイウヌカラアンロー」(また会いましょう)
ウクライナに平和を!
No more war
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/eb/43df5c9475e566d468fcde328c67e9b4.jpg)
※お知らせ:毎週月曜日は更新をお休みします
日勝峠の画像にあぜんとしてしまいました、いたるところで昨年の台風の爪痕が・・。 どの画像も痛々しいですね。 ☆、実は昨日の夜中にまたからまつの湯に行ってしまいました。車中泊して今朝ものんびり浸かりました。気持ち的には今日川北温泉に歩いて行こうと思っていたんですが風がやまず、ちょっぴり小雨だったので変更し、川湯に向かいました。今度見かけたら声を掛けますのでよろしくです~。
おぉまた行かれたのですね!
私ももし道東に住んでいたら行く頻度はハンパ無いと思います。
いや、むしろ遠く離れているからこそ魅力に取り憑かれてしまうのかもしれません。
今度の休みは南の野湯に行こうと思ってます。