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のんさんが去る3月10日、「第46回日本アカデミー賞 授賞式」に参加しました。
映画「さかなのこ」で、優秀主演女優賞を受賞したのです。
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授賞式の様子は日本テレビで放送されました。
LOEWEのドレスを身にまといレッドカーペットを堂々と歩く姿は、誇らしげでしかもとても麗しいものでした。
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旧所属事務所による度重なる嫌がらせと地上波キー局による忖度の結果、のんさんの姿がテレビに映る機会は、CMや一部の地方局を除けば長い間ほとんどありませんでした。
とあるロケでたまたまのんさんのポスターが映り込むとボカシがかけられ、新しい主演映画の番宣も一切できず、別の俳優さんが番宣をしても彼女の登場シーンはカットされ名前すら言ってもらえません。
ですから、今回も生放送でないのをいいことに、彼女の映る姿は極端に短く編集されているのではないか、と心配していました。
「まさかそんな馬鹿なことが」と思われるかもしれませんが、過去の仕打ちを知っているのんさんファンは、そういうことをテレビ界はやりかねない、と本気で心配するのです。
しかし実際には、作品紹介でもインタビューでも放映された長さは、彼女を含め受賞した5名に大きな差はありませんでした。
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本当によかったです。彼女の晴れ姿がプライムタイムに普通に流れました。
(その普通のことを、のんさんは奪われてきたのです。)
何かが変わり始めているのか、今後のんさんがテレビに登場する機会が増えていくのかはまだ不透明で、そもそも衰退の途にある地上波テレビに今更出演する必要があるのか、という疑問もありますが。
さて、授賞式の様子は、日本テレビでは2時間足らずにまとめられていましたが、3月25日のCS・日テレプラスで「完全版」として3時間半にわたって放送されました。
地上波とは別角度。はにかむ(?)のんさんの姿
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(画面右上に「最優秀主演女優賞」と出ていますが、のんさんが「最優秀」を獲ったわけではありません)
未公開だったシーン
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ただ、地上波では5人の受賞者のインタビュー時間は同じくらいに編集されていたのに、「完全版」(つまり当日の会場)では、多くの受賞者が3分以上インタビューを受けていたのに対して、のんさんは2分弱で最短でした。
これをもって不当な扱いとは言えないかもしれませんが、なんか、モヤモヤします。
単に、僕のひがみ根性ですかね。
とにかく、のんさんが自由な俳優活動に専念できる環境が、早く出来ていくことを願っています。