ヒロシ：「あの寮の雰囲気なんて、昔の漁協みたいだよ」アキ：「そう思うべ、海女クラブみだいで面白えんだ」
ヒロシ：「アキちゃんがいるからだよ。アキちゃんがいる場所は、ちょっと温度が高くて明るいんだ」
ヒロシ：「場所じゃなくて人なんだよ、結局」
アキ：「確かに、場所じゃねえ、自分をしっかり持ってれば、どごさ居ても大丈夫なんだ」能年さん、
自分をしっかり持つことって、とても難しいことですよね。
周りの雑音がやかましかったり、無責任にはやしたてたり…
大丈夫ですか？
能年さんは、凍える僕の心を温めてくれる、太陽のような存在です。
では、
能年さんの心はだれが温めてくれるのですか？
支えになってくれる人は、近くにいますか？
無理をしすぎていませんか？
心が折れそうではありませんか？
そして…
僕たちの応援は、少しは役に立っていますか？
聞きたいことがいっぱいあります。
確かめたいことがいっぱいあります。
僕は能年さんを信じています。
信じてはいますが、
「自分をしっかり持っているから、どこに居ても私は大丈夫です」
この言葉を直接聞けたなら、僕はどんなに安心できる事でしょう。
