私が競馬を始めたのは、10年前。
この年はJRAが改革を始めた年でもあったと思う。
中央・地方の交流レース、距離別レースの充実、
そして新に3つのG1レースが増設された。
外国産馬が3歳のクラシックレースに出走出来ないため
NHKマイルカップができ、牝馬3冠レース最終戦として秋華賞、
春のスプリンターを決める高松宮記念である。
その頃の私は、まだ競馬場へは行かず友人とウインズに行っていた。
そして高松宮記念当日もウインズにいた。
当時の私は、邪念がなかったせいかパドックで馬を見るのが
上手かったように思う。
モニターに映し出されるパドックを見ながら友人が
「ねっ、どの馬が良く見える?」と聞いた。
周回している馬の身体を見ながら
「うーん、そうだな。フラワーパークが1番良く見えるよ」と答えた。
フラワーパークは、3歳のクラシックにも出走していない遅咲きの馬だった。
田原騎手が競馬を少しずつ教えて、この晴の舞台に立ったのである。
私はこのコンビが大好きだった。
そしてこの年の高松宮記念は、特別だったと思う。
中京競馬場で開催される初めてのG1レースでもあり、
3冠馬・ナリタブライアンの参戦でも注目を集めていた。
私の応援するフラワーパークは、牝馬ながら3番人気になっていた。
レースは4コーナーを回り直線に向くと、早々とフラワーパークが
先頭に踊り出て、そのままレコードタイムでG1初制覇を飾った。
今でもあのゴールの瞬間の田原騎手の嬉しそうな顔は忘れられない。
その後、フラワーパークは秋のスプリンターズSも接戦の末に制覇し、
最優秀短距離馬の勲章を手にした。
そしてフラワーパークが引退するまで、田原騎手が主戦だった。
この高松宮記念は不思議と、G1に縁のなかった馬に
勝利の女神が微笑む。
過去にもマサラッキ・トロットスター・キングヘイロー・・・
そして昨年のアドマイヤマックスもG1初制覇だった。
今年もそんな馬たちに女神様は微笑むのだろうか。
今年、出走予定馬はそんな馬たちがたくさんいる。
でも私は、海外でも戦い常に善戦を続けている
キーンランドスワンに期待したい。
キーランドスワンは7歳馬。
彼にとって残されたチャンスはあとわずかだから・・・
写真はフラワーパークの息子・フィレンツェです。
母と同じ舞台に立てることを願っています
この年はJRAが改革を始めた年でもあったと思う。
中央・地方の交流レース、距離別レースの充実、
そして新に3つのG1レースが増設された。
外国産馬が3歳のクラシックレースに出走出来ないため
NHKマイルカップができ、牝馬3冠レース最終戦として秋華賞、
春のスプリンターを決める高松宮記念である。
その頃の私は、まだ競馬場へは行かず友人とウインズに行っていた。
そして高松宮記念当日もウインズにいた。
当時の私は、邪念がなかったせいかパドックで馬を見るのが
上手かったように思う。
モニターに映し出されるパドックを見ながら友人が
「ねっ、どの馬が良く見える?」と聞いた。
周回している馬の身体を見ながら
「うーん、そうだな。フラワーパークが1番良く見えるよ」と答えた。
フラワーパークは、3歳のクラシックにも出走していない遅咲きの馬だった。
田原騎手が競馬を少しずつ教えて、この晴の舞台に立ったのである。
私はこのコンビが大好きだった。
そしてこの年の高松宮記念は、特別だったと思う。
中京競馬場で開催される初めてのG1レースでもあり、
3冠馬・ナリタブライアンの参戦でも注目を集めていた。
私の応援するフラワーパークは、牝馬ながら3番人気になっていた。
レースは4コーナーを回り直線に向くと、早々とフラワーパークが
先頭に踊り出て、そのままレコードタイムでG1初制覇を飾った。
今でもあのゴールの瞬間の田原騎手の嬉しそうな顔は忘れられない。
その後、フラワーパークは秋のスプリンターズSも接戦の末に制覇し、
最優秀短距離馬の勲章を手にした。
そしてフラワーパークが引退するまで、田原騎手が主戦だった。
この高松宮記念は不思議と、G1に縁のなかった馬に
勝利の女神が微笑む。
過去にもマサラッキ・トロットスター・キングヘイロー・・・
そして昨年のアドマイヤマックスもG1初制覇だった。
今年もそんな馬たちに女神様は微笑むのだろうか。
今年、出走予定馬はそんな馬たちがたくさんいる。
でも私は、海外でも戦い常に善戦を続けている
キーンランドスワンに期待したい。
キーランドスワンは7歳馬。
彼にとって残されたチャンスはあとわずかだから・・・
写真はフラワーパークの息子・フィレンツェです。
母と同じ舞台に立てることを願っています