SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発記録】ペルーダ改(仮称)製作・6

2024-07-17 18:16:36 | Laboratory
フロント周辺進捗。

何やらおかしなメカティラノサウルスの頭蓋骨くっついちゃったって印象ですが、もちろんこれで完成ではなくって、この後カウルが被さってシルエットが変わります…って構造。

つまりカウルは従来同様余計なパネルライン追加などは(出来る限り)抑えて、機体をシンプルなイメージに仕上げる予定ですが、その分フレームにはディティールを施そう…という方針を採る事に致しました………

…が、

このディティールがCAD作業をやっているとすぐにサイズ感覚がマヒしちゃってどの程度細かくして良いのか判らない!?という迷宮に陥ってしまうのです

そう、これが以前から噂には聞いていた「デジタル作業の細かさに際限無し」の恐怖!
結果どこで作業を打ち切って良いのかの判断が出来なくなりドツボにハマる…💀

…あ、いや。正確には私漫画も描いておりますので以前からこの現象がある事はよく知っていたつもりだったのですけどね…。
知っていたとて対応できるとは限らない…と、まぁそういう事です。

今回の件で言えばフロントカウル内フレームに施したゴチャメカ(前回の記事参照)のサイズ感。
このパーツ自体は僅か2㎝足らずのごく小さな部品です。
これを3Dプリンタで立体物に出力すると、果たしてこのゴチャメカまでしっかりと造形してくれるか?…と考えると現時点では試してみないとまったく分からない…という段階だったりします。
よしんば出力できたとしても、その後も問題でして…私の方針では原型は3Dプリンタで製作し、複製は従来通りシリコーンで型を取ってレジンにて注型…という工程なのですが、その細かい造形が複製可能か?という問題が更に生じてきます。
やはりこちらも試してみないと何も分からない…と。

何はともあれどこかで見切りをつけて次のパーツ設計に移らないとなりません。






コンソールパネルもチマチマと。

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