SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発草案】グラニの関節構造を考察する…

2019-03-23 03:30:56 | Laboratory
「まだグラニでネタ引っ張るのか!?」と言われそうですが…

組み替え変形で馬型のドロイドに変形するバイク…というコンセプトで制作した本商品でありますが、そもそもこのドロイド形態…「馬型」と称するには若干問題が無いか?…なんて声も聞かれます。
…と言うのも、一見して足の付け根の位置…特に前脚…に違和感お持ちになる方は多いのではないでしょうか?

たしかに、こうして側面図を作ってみると、四脚歩行する一般的な動物としては「そんなトコに肩関節無ぇだろ!!」って位置に前脚の付け根がある、全国の馬好きは当然として、そうでない方々にとっても違和感は否めません。


…ってことで、ちょっくら画像をいじくって「構造的に違和感の無い脚関節」にしてみました…!↓




・・・・・・・・・・



何か気持ち悪くない!??



構造的に正しいのかも知れませんが、これだと妙に四肢がウネウネと長く、しかもこれ、実際にこうした構造で立体化してポーズを取らせると、恐らく前脚上部は「要らない可動部」になるのではないでしょうか?
まぁ、本物の馬は当然走る際にどこの関節も無駄なく動いているのでしょう。
ですが前上脚部は、胴体の皮膚の下で動いている構造となっていますので、外観上その部分が独立して可動する…というアプローチを採るとかえって違和感…というか、生理的な嫌悪感が生じるのではないか…と、勝手ながら判断する事にし、現在の構造となりました。

…まぁ、要するに…「判った上でああいう構造にしているんだよ?」的なエクスキューズ…否、言い逃れですね

意見は個人差ございますので私の方針が必ずしも正しいとは申しません。
でも色々試行錯誤はしているのョ?…って事で、ご容赦頂ければ有難いなぁ…なんて思うわけです。






…折角だから、この機にちょっくらこの馬形態に手を加えてみましょうか…って事で、作業は次回以降に…。

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