SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【日常品+】段ボールの玩具箱

2012-02-04 04:24:49 | Device
子供の頃、玩具のパッケージや説明書はゴミでしかなかった…まだ何でも鑑定団が放映する以前、ほとんどの日本人が「箱取説付き」の金銭価値を知らなかった時代の話。
買ってもらって早々に捨ててしまったパッケージの代わりに、母親にどやされつつ散らかし広げた玩具を片付けるのに恐らくほとんどの子供は段ボール箱を使用していたのではないだろうか?

…って、ゆーか、今の子供も同じであると本当は信じたい。

人の価値観の多様性は尊重されるべきと頭では判っていても、玩具を希少価値とかプレミアで語るのって、どーなのよ?って、個人的には考えるのです。
価値がどーの、歴史的な保存がどーのというのは博物館でも開く覚悟のある者が口にすべき言葉である、と…。
裏を返せば、その覚悟を持つ人間は心から尊敬しますが…


玩具はガンガン遊んでどんどん壊せ。だけど他人に壊されたら大怪我にならない程度に鉄拳制裁!
壊れた玩具は修理して、ツギハギだらけになった宝物にそれでも愛着を感じて最後の部品一つを紛失するまで遊び倒せ。たとえそれがオークションで落とした昔数百円、今ン万円の「お宝」であったとしても…。以上極論。

…あぁ、今回の本題はそんな事ではない…。

遊びの中、そんな段ボールのおもちゃ箱が、ある日急に秘密基地へと変貌する瞬間がある。遊んでるうちにこんな事してしまった思い出をお持ちの方はいらっしゃるでしょうか?
…つまりはこーゆー事↓

つい出入り口を作っちゃうのです…!
でもこれをすると「収納」の役割をまず果たせなくなり、そして強度も著しく低下する。結果、数ヶ月と持たずにおもちゃ箱はお払い箱となるワケだ。
蛇足だけど、子供っておばかさんだから結局同じ失敗を何度も何度も繰り返す。比較的大人になるのが遅れた私は高校受験の頃までこんな事を繰り返した。

で、いい大人になった自分はフとそんな記憶を思い返してその愚を再現してみた。

「何を意味無い事してんだ?」なんて思わないで頂きたい。
と、いうのもこの事からちょっと試してみたいことを思いついたのだ。
あの頃の自分が恐らくは思いついていたであろう、だが未熟故にとうとう実行に到らなかった事。
大人になると「くだらない」、「幼稚だ」で済まされてしまい、模索することさえ放棄してしまう事をやってみよう…と。
意外にそれは質の高い、何らかの「解答」につながってゆくのではないだろうか…?











…というわけでこれから暇を見繕いつつ、のんびりと「大人の工作」を始めたいと考えます。
唯一自分のみが考えているなどとは思い上がってはいないけど、ね…。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【カスタマイズ】仮想「子供... | トップ | 【雑記】WF2012冬終了! »
最新の画像もっと見る

Device」カテゴリの最新記事