久しぶりにシステム関連のネタ。
Y2K問題で一時期悪者になっていたCOBOL。
当社はオフコン系サーバ+COBOLを使い自社開発した基幹システムを利用。以前、投稿したこともありましたがその時の環境に合わせて機能を追加したり削除したりと柔軟に対応出来るのが当社システムの強みかなと感じています。
ここ最近、COBOLをオープン化して云々なんて新聞記事をネットでみたりしています。
記事を読んでいると、今更なんですが一言でシステムといっても色んな要素がある、色んな要素があるんで色んな視点があると改めて感じています。
COBOLをオープン化。
ハードウェアが壊れるまでオープン化せず現状のCOBOLソースで行く。
COBOLやめて他のオープン系言語にするか。
マイグレ話ですがまったく切り口が違いますよね。
これってCOBOL、COBOLって言ってますがハードの問題?開発言語の問題?それとも業務ロジックの問題?
うーーん、分かりませんよね。これだけじゃ。
マイグレを考える動機が分かればはっきりするんでしょうが、得てしてシステム系の話は事柄・事象が整理される前に言葉が一人歩きしてしまうことがあるんですね。
ロジックを生かすのであればそれなりの方向性があるでしょう。
ロジックをガラリと変えて新たな可能性に掛けてみるのであればその判断もOKでしょう。
まずは、根っこですよね。
メカの話なのか業務ロジックなのか...
システムって奥が深いですね。
昔、むかし...私が駆け出しの頃。回線は決まってる、通信機器は専用、プリンタ・端末も専用。
ハード、OS系で限定的な知識だけあれば何とかなった時代でした。
しかし、現在はもう何でもあり。
ネットワーク、サーバOS、ディレクトリサービスにDNS、メールサーバ...これに加えて業務ロジックなどのソフト面...
「ひとりじゃ無理!」な状況になっています。
本当に必要な知識だけを身に着けて何とかやっている状況ですね。
BYODなんて話になると、聞いただけで思考停止になりそう(汗)。
折り合いつけながら頑張るしかなさそうです。