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「直川苑」という養護特別老人ホームが我が家から眼下に見える。
桜が満開である。
あまのじゃくの私は、どちらかと言えば、
少し遅れて咲く「八重桜(ぼたんざくら)」の方が好きである。
小学校の頃は、この「八重桜」が石段(165段)の参道脇に数十本
立って「桜花爛漫」の文字そのものであった。
残念ながら、今は全て枯れてしまった。
娘や息子の小学校入学まではかろうじて山門脇の「八重桜」が数本あった。
「八重桜」を背景に入学式当日に記念写真を撮ったのを思い出す。
夜桜見物は今咲いている「吉野桜」よりは、少し暖かくなった時季に咲く
「八重桜」の方が良いと思う。
でもやっぱり、男は「花の下より鼻の下」をのばす方が良い。
春は出会いの季節である。
【世の中の花は五色に咲くけれど、君にみかえる花はない】などと
『アマ~イ』言葉で世の男性は女性を誘うが、
『早まるな!』・・世の中そんなに甘くない!
【世の中は、娘が嫁と花咲いて嬶としぼんで婆と散りゆく】と言う。
※女性に冗談が通じるか否かをわきまえないと命取りになる。
我が家は当然「甘くない」。私も子供達も心得ている。
「嬶(カカ)は強し」である。
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