扇の要と

カープの捕手は、石原、會澤、磯村の３人を起用している。
昨今、會澤スタメンが多いのは捕手としての成長と打撃も買われ、また世代交代の意味もあるだろう。

昨日スタメンの石原、チャンスで凡退は「あー…」って思ったけど、
いいなと思ったのは、四球の判定にいらっときたジョンソンに対しすぐフォローしていた場面だ。
細かいところに目がいってるなーと思った。
配球面でどちらがどう良いか細かく分析したことないので何ともいえないけど、
ジョンソンは石原を買っているのは確かだろう。

捕手のリードは投手のリズム、投球内容に大きく左右すると改めて認識させられたのが前回のG戦。
エース菅野に、新人の大城。小林は首脳陣から評価を落としているらしい。
しかし、大城のサインに何度も首をふるシーンを見かけた。
しまいには、そうじゃないだろと言わんばかりに失笑していたようにも見えた。

サインが決まらないのでマウンドをはずす、やっと決まったかと思えば思い通りの球が行かずカウントを悪くする。
スムーズに投げられなければリズムも制球も狂いイライラして自滅する。

スコアラー通りの配球がすべてよいとは限らない。その場その場で臨機応変に対応しなければプロには通用しない。
捕手は難しいポジションですなー。

うちの３人はいい感じで育ってきているのは何よりです。
お互い切磋琢磨していってほしいですね。



　5.6 神宮にて、會澤、石原と坂倉



　こちらは人気のクーちゃんw



センターラインに関して言えば文句ないのですが、サードがね、ちょっといけてないんだよね。
今日の西川、昨日の安部、記録はヒットだが強いあたりをうまくさばく、ゆるいゴロもダッシュでさばく、
これがプロのプレイだろう。
松山の１塁の守備もしかり。
うちはまだまだだよね。



落合さんが、広島にたいしてこんなコメントを出していた。

「オレなんかが見ているとね、強さのない強さってあるんですよ。強いとは思わないんだけど、
　ゲーム終わったら１点、２点負けている、負けないっていうそういう野球なんだと思う」

なんとなく言っている意味がわかる気がします。


また、こう続けてました。

「何人かが故障してもそれに代わる選手が出て来ているっていうことなんでしょうね。
　それと外国人にそんなに頼ってないでしょ」

丸が離脱中に大活躍したのが野間だ。
その好調野間が足をいためての抹消は残念だし、本人も相当悔しいだろう。

怪我をしないというのも強さのひとつだ。しっかりケアして戻ってきてほしい。


今週から６戦線が９月まで７週続きます。
夏場をいかに乗り切るか。首脳陣も無理させるところと引き際を見極めて。
ALL-INで勝ちきろう！

がんばれカープ！


おしまい