毒舌猫の晩酌ばなし

食いしん坊猫Farbyとお世話係 時々 東京スカイツリー

File.NO 11. エキゾチックショートヘアーっぽい焼酎

2009-12-10 14:50:37 | 日々是 猫一献
 File.NO 11 にごり黒

 久々の 酒モノ まま その理由はさておくとして 今回の 「にごり黒」 なかなか 味わいのある酎でっせ 

 

 無濾過… といっても全く濾過されてないわけではなく 最低限度に押さえた
 という意味 でも 独特の濁りは はっきりと目でも舌でも味わえます

 特質すべきは どっしりとした甘さが広まった後、なぜか 口中に蘇るピリッとした辛さ 

 辛さ っていうと語弊があるかなぁ… 一番近いのは 甘くておもた~いどぶろくに 
 ほんの一瞬だけ炭酸っぽいピリピリを感じることってあるじゃないですか 
 まさに アノ感じ よって 決していやなピリピリではなく むしろ味を引き締めてますな

 あと いわゆる「濁り」と呼ばれる酒ってのは 若干 次の日に残りやすい傾向有り なんですが
 コレは驚くほど ソレがないんですなぁ 調べてみると その秘密は 蔵元独自で持っている湧き水 
 焼酎の上手さの90%は水で決まる という人もいるほど 酒にとって水は命ともいえるもの
 これだけの濁りがありながら 雑味をほとんどかんじないのは その良質な水のなせる技なんでせう

 日當山酒造さんは 500年の伝統ある蔵元ながら 呑み人と時代を反映した焼酎作りを
 心がけていらっしゃる (…とお世話係は感じる) 蔵元さん
 繊細なものから 男らしいどっしりとしたものまで これから呑んでみたい酎がたくさんある注目蔵です

 呑み方のオススメは お世話係的には 常温でちびりちびり 少し含んで舌で転がすようなってんですか 
 でも ほとんどの酒屋さんは「水割り」を薦められてますので そのほうが良いのかな…

 その際は ぜひぜひ 活きてる「濁り」を堪能してみてくださいまし 

 

 ちなみに ナゼ エキゾチックショートヘアー かと言いますと なんか この
 「つぶれたマニアックなかんじ」 に ピンときてしまった ってだけなんですがな